黄熱。アンゴラからメインとなっている今回の流行はおさまる気配なく、緊迫の度が高まる一方です。
- 5月19日のWHO緊急ミーティング。
アンゴラ、コンゴ、ウガンダ等のアフリカでの拡大と中国アウトブレイクに危機感さらに。 - 特にワクチン未接種者の多さは指摘され、アンゴラに多い中国人出稼ぎ労働者の大部分が未接種であること、そして、航空機による交通の規模、黄熱感染拡大の下地(シマカがいる)のある場所への旅行量といった条件から、黄熱の流行が未曽有の規模になる可能性を指摘。
このミーティングではPHEICも検討され(可決には至りませんでしたが)、未曾有(unprecedented)という表現は留意しておくところでしょう。
Examiner
http://www.examiner.com/article/there-may-be-a-global-catastrophe-from-the-spread-of-yellow-fever