「右京さん、右京さん! このブログの作者は、犯行時刻にこれだけの文章のブログを投稿しているので、この事件の犯行は無理ですね。」
「はいい? そうじゃないと思いますよ、亀山君。
他のブログではわかりませんが、このgooブログは下書き状態で一度投稿するとその時の投稿日時が設定されるんです。
下書きだから、公開してないので他の人からは見ることはできません。
そして、次に公開の投稿する時にはここの投稿日時を書き換えることができるんですねえ。
その時に時間を細工することは簡単だと思いますよ。」
「なるほど。 じゃあ、奴はアリバイ工作にこのブログを使ったんですね。
でも、それが証明できますかね?」
「ほれ、ここを見てください。この日のブログの投稿時刻・・・。」
「6月6日 20時01分30秒・・・。 って、これが何か?」
「わかりませんかねえ。 これは、僕たちが彼に話を聞いてた時刻じゃないですか。」
「あっ! そうだ。
その時、部屋のテレビで「古畑任三郎」の再放送が始まって、気になってチラチラと見ていたら右京さんに怒られたんでしたよね。」
「普通に観察していれば簡単にわかりますよ。
彼が日常的に投稿日時を変更していた証拠だと思いますよ。」
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何だこりゃ?って思われた方、すみません。
最近はまっている「相棒」風に書いてみました。
このgooブログを始めた時から「投稿日時がアリバイに使えるのではないか?」と気になっていて・・・
と言っても悪い事する訳ではありませんよ。
単純にミステリー好きなので、トリックのひとつとして可能なのかなと思っていました。
でも、実際は上のミニドラマ?でも書いたように、初めて投稿する時には、実際の時刻がセットされるけれど(この時には当然下書き状態で)、公開する時にその日時は好きなように過去にも未来にも(6月31日のように実際にはない日でも)書き換えられるので、全くアリバイとしては使えないことがわかりました。
もっとも、下書きの記事さえ作ってあれば、携帯でどこからでも瞬時に投稿できるし、セットされる投稿日時がそのパソコン内の時刻なので事前に好きなように変更できるから、はなから無理なお話でした。
ちょっと考えればわかることですよ。 亀山君。
(この記事は6月5日に投稿してます。)