去る5月24・25日に開催された第21回削ろう会高岡大会での写真です。
今回も、当社取引先の岐阜県関市の虎屋刃物商店さまを通じて尾上卓生先生(岐阜県技術アドバイザー)が撮られた写真をお借りすることができました。
鉋の削り屑を「削り華」と名付けたのは永六輔さんですが、実に見事な「削り華」です。
新聞紙の上に乗せて下の文字が透けて見えるというのはよくあるけれど、この写真のようにかなり離れた指まで見えるというのはよほどの薄さでしょう。
1000分の1ミリの1ミクロンまで測定できる「ミツトヨ デジタルシックネスゲージ」で測定しますが、3ミクロンは歴代の削ろう会でも記録に残るくらいの数字です。
現場にいた訳ではありませんが、これだけきちんとした「削り華」で3ミクロンのものはほとんど見たことがありません。
美しい!