新しい貸し農園

来年から借りる事が出来る予定だった貸し農園の師匠が台風の強風で作物が全滅した事を期に退園することとなり、この貸し農園を3ケ月以上早く引き継ぐことになった。すでに貸し農園の一部は先行で借りて耕しているが、今度は全面的に耕作することになった。したがって、今借りている貸し農園は今年度末で返却することになる。

今度の貸し農園は全体で面積が300坪ほどある。100坪は果樹園や小屋・通路になっており、作物が出来る畑は200坪ほどである。この貸し農園を相棒と2人で借りることになる。相棒は今借りている貸し農園のお仲間で、3年前から交流があり、隣町の住人である。まだ若く知識も豊富で頼りになる。

一人当たり100坪ほどを畑として耕作することになる。10～30坪の東・西・南・北・中の5面に分かれている。5面はそれぞれに特徴がある。陽当たりが良い面と悪い面、フカフカな土と硬い土、防風林で強風から守られる面と守られない面、土壌酸度が低い面と高い面、土が肥沃な面と痩せた面などかねがね師匠から教えられた。

今までの狭い貸し農園とは栽培法が異なるが、特にこの農園は素人の家庭菜園としては耕作面積が広いので、株間や条間を広く取る事が出来るのみならず、畝幅も畝間や作業通路も広く取る事が出来る。また耕耘も管理機を使うので、作業は楽になり、し易くなる。また、作物の品目も増やす事が出来る。