隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

上海城市新聞 Vol.26 『初夏の鄭州旅遊』 (その4)

2016年05月24日 | 上海城市新聞

上海城市新聞 Vol.26 『初夏の鄭州旅遊』(その3)⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/61cd846cb67a29674cfbf1aaf3ca6437


宿泊先「粤海酒店(Guang Dong Hotel」裏手の「潮味園」と言うレストランで、正午から午後1時まで、ゆっくりと昼食を取りホテルに戻ります。


美味しい中華料理を腹一杯食べたので、眠くなり昼寝をしてしまいました。


一休みして、向かったのは「鄭州火車站(Zhengzhou Train Station)」。目的は、帰国日の「鄭州火車站」から「新鄭機場站」までの切符を買うためです。


鄭州到着時、「新鄭機場站」から乗ろうと思った「新鄭機場城際鉄路(空港高速鉄道)」に乗れなかったので、帰りは同鉄道に乗るつもりでした。


日本でネットで調べたら、鄭州 5:55発 新鄭機場 6:23着のCZ2851、と鄭州 6:58発 新鄭機場 7:25着のCZ2961の二本の列車が早朝の時間帯にありました。行きにタクシーで2時間かかった空港と市内間が、僅か30分弱です。


飛行機の出発が8:25なので、CZ2961ではリスクがあるので、CZ2851の切符を買おうと駅に向かいました。


ホテルを出て、「徳化歩行商業街」を南に100mほど進むと、「大同路」にぶつかります。


この角にあるのが「大同靴業商厦(靴専業商業ビル)」です。3年半前の2012年11月に鄭州に来た時は、丁度、尖閣諸島問題で中国の反日感情が高まっていた時期です。


このビルの壁面にも“釣魚島是中国的!(尖閣諸島は中国のもの)” のスローガンが掲げられていました⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d779aa38a1ac521946ecb5748c25ce3f


今では、そんなスローガンもなく、「徳化歩行商業街」には、その頃はなかった地下の「徳化新街」へ通じる入り口も出来ています。


「大同路」を西に進み、ホテルから7~8分程で、「鄭州火車站」に到着。駅の外観は、3年半前と変わっていませんでした。


“售票处(切符売り場)”のどの窓口にも長蛇の列です。


30分程並んで番が来ましたが、「CZ2851もCZ2961も、15日までの切符はあるが、16日以降は無い」と言われ、理由を聞いても教えてくれませんでした。


帰りもまた、タクシーしかないかと思い直し、駅を後にして駅前を走る「一馬路」を南に向かい、前回宿泊したビジネスホテルの方に向かいます。


道路から一本奥にあるホテルが入っていたビルの外観は確認出来たのですが、前回、別のホテルの客引きの男に追いかかられて怖い思いをした⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/434ea2adbdc474c47f6c03c8266fdf6c ので、ホテルには近づけませんでした。


気を取り直して、道路反対側の「銀基広場(Yinji Plaza)」に向かいます。ここには、前回も来たのですが、商業ビル全体に小さな洋服卸業者の店が無数にあります。


前回は午前中だったので、地方から買い出しに来た洋服屋で、歩くスペースもないくらいに混雑していたのですが、この日は夕方に訪れたので、そろそろ店じまいするテナントもありました。


「銀基広場」の裏手には、前回は無かった「大観国貿」と書かれた真っ白なユニークな外観の商業ビルが、完成間近かです。


日が落ち薄暗くなって来た「銭糖商業街」をホテルの方に戻ります。前回来た時は、道幅が狭く、その狭い道の両側に洋服の露天商が店を出していて、人通りも多く、歩くのもやっとの状態でした。


混雑するこの通りは、当時は「スリが多いので注意する様に」とネットで書かれていたので、財布の入ったショルダーバッグを胸の前に抱えて通ったものでした。


それが、今では広い通りになり、両側には再開発中のビルもあります。こうして綺麗な街に生まれ変わって行くのでしょうが、何故か昔の猥雑とした街も、それなりに良かったと思います。


通りの左手には、1923年の二七ストを記念した「二七記念堂」も建設されていました。


そろそろお腹が空いて来ました。昨晩“香辣牛肉面”を食べた「南粉北面徳化店」の向かい側に「漁跃時尚烤魚」と言う店が有ったのを思い出しました。


ホテルを通り過ぎ、古い商業ビル3Fにある同店に着いたのが、19時でした。


“烤魚”をそのまま訳すと「焼き魚」ですが、日本の「焼き魚」とは違うイメージです。去年の6月に洛陽で「彼酷哩烤全鱼」と言う店に入り、美味しかったので、また食べたくなりました。


店内は、アベックやグループなど若者が多かったです。


店のシステムは、


1)魚の種類を選ぶ:メニューには“清江魚(湖北州の清江と言う川で採れる魚)”と、“草魚”が載っています。“清江魚”を選択。お値段は1斤(約500g)で、39.8元。一匹が3.1斤あったので、123.38元(約2,100円)。


2)味付けを選ぶ:辛いものが苦手なの、“鶏汁菌(キノコと鶏スープ味)”を選びました。


3)付け合せを選ぶ:“豆腐”6元、“白菜”6元、“油炸腐竹(油揚げ)”8元を注文。


4)たれを選ぶ:“芝麻酱(ゴマダレ)”3元(約50円)を選びました。


5)主食を選ぶ:米飯 2元(約34円)を注文。


下ごしらえをした魚が運ばれ、電熱器の上に置かれます。

熱が全体に行きわたるまで、地元鄭州産の“金星純生啤酒(ビール)”8元(約135円)で喉を潤します。


約15分で、電熱器から湯気が上がり、良い香りもします。味付けは濃いめですが、美味しくて、箸が進みます。難点は、電熱器の熱さで、汗だくになることです。


大満足で、店を出ます。お代は、全部で170元(約2,900円)でした。


ホテルに戻ったのが、21:00。部屋でテレビを見ながら鄭州2日目の夜を過ごしました。

 

☆続きは、上海城市新聞 Vol.26 『初夏の鄭州旅遊』 (その5)で☆



* 料金の情報、人民元の円換算レート(1元≒17円)は2016年5月現在のものです *

 

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