隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

「上海城市新聞」バックナンバー 一覧 Vol.1~30

2024年08月20日 | 上海城市新聞

上海に住んでいた当時の街の様子と、中国各地の旅行記を紹介する「上海城市新聞」シリーズは、2024年6月22日にアップした『中国東方航空ビジネスクラスで行く武漢・信陽8日間』で、30回を数えました。

 

 


そこで、第1回~30回までの記事一覧をリストにしましたので、ご参照下さい。

 

==「上海城市新聞」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/e4fee696c4bcd0d9e4bfd0b78bb8ea42

Vol.1   2005/2/24 『2年目の春節』 

Vol.2   2005/3/23 『衛星放送屋さん』 

Vol.3   2005/5/10 『上海の室内スキー場』 

Vol.4   2005/6/24 『ベンツのタクシー』 

Vol.5   2005/8/1  『コンビニ戦争』 

Vol.6   2005/9/23 『地下鉄値上げ』 

Vol.7   2005/11/7 『崇明島遊覧』 

Vol.8   2005/12/23『聖誕快楽』 

Vol.9   2006/4/22  『面包車』 

Vol.10  2006/9/12 『九寨溝・黄龍旅遊』 

Vol.11  2007/2/1   『昆明旅遊』 

Vol.12  2007/6/20 『子弾頭列車・磁浮列車』 

Vol.13  2007/8/8  『青島・威海・煙台旅遊』 

Vol.14  2007/11/12 『上海影視楽園

Vol.15  2008/8/6  『奥林会と四川大地震』 

Vol.16  2009/1/4  『攀登上海』 

Vol.17  2009/5/5  『厦門・鼓浪嶼旅遊』 

Vol.18  2010/9/1  『上海世博会

Vol.19  2011/12/1 『武漢・信陽旅遊』 

Vol.21  2012/11/19『寝台列車初体験』 

Vol.22  2013/4/29 『天の果て、海の果て』 

Vol.23  2013/11/13『10年後の上海』 

Vol.24  2014/10/16『3年ぶりの武漢旅行はトラブル続出』 

番外編  2015/3/30 『盧浦大橋』 

Vol.25  2015/6/13 『洛陽・龍門石窟』 

番外編  2015/8/10 『今は無き ROJAM DISCO』 

Vol.26  2016/5/19 『初夏の鄭州旅遊』 

Vol.27  2017/5/17 『10年ぶりの南京』 

Vol.28  2018/5/21 『春秋航空直行便で行く武漢・信陽7日間』 

Vol.29  2019/7/14 『6年ぶりの上海』 

Vol.30  2024/6/22 『中国東方航空ビジネスクラスで行く武漢・信陽8日間』 

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上海城市新聞 Vol.30 『中国東方航空ビジネスクラスで行く武漢・信陽8日間』 (その14:最終回)

2024年08月14日 | 上海城市新聞

上海城市新聞 Vol.30 『中国東方航空ビジネスクラスで行く武漢・信陽8日間』 (その13) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/959c6c1f0a8476a64a5e146251dcada4

 


8日目:6月11日(火) 】武漢天河国際空港から成田空港に帰国。


旅の最終日の朝、中国湖北省武漢市「武漢天河国際空港」に近い、「万信至各酒店(WASSIM)」で、起床したのが6時頃。

 

 


素早く身支度をして、ホテル1Fのレストランに降りて来たのが、6時半前後。1泊税込 338元(約7,500円)の宿泊料には、朝食が含まれています。本来、レストランの営業開始は、7時からなのですが、早朝に出発するので、特別に開けてもらえました。

 

(写真は、前日の夕食時に撮影)


7時には、予約していたホテルの無料送迎用小型マイクロバスにて、空港に向け出発。乗客は、何と隊長一人です。フロントでは、空港まで15分くらいと聞いていたのですが、朝の通勤ラッシュ前なのだからでしょう。道路も空いていて、約10分で空港第3ターミナルに到着。


ところが、ターミナルの建物に入るのに、規制線が敷かれ、20~30人しか一度に場内に入れません。それも、手持ちの金属探知機で、スーツケースやキャリーバッグを、チェックされます。不審者を空港内へ入れない強い姿勢を感じます。


この日のフライトは、武漢天河国際空港発8:55 成田空港着13:25(フライト時間:3時間30分、飛行距離:1552マイル)の MU(中国東方航空)2615便 ビジネスクラス。


中国東方航空は、上海を拠点に1988年に設立されました。上海に駐在している頃は、出張でよく利用していた航空会社です。現在、武漢への直行便は、MUのみ。それも、(火)、(木)、(土)の週三往復です。


コロナ前は、全日空、中国南方航空(CZ)、それに春秋航空日本(IJ)の3社がありましたので、まだこの路線の需要、特に日本人の利用客が少ないのでしょうね。確かに、今回、行きの便でも、日本人と思われる乗客は、5~6人でした。


MUのエコノミークラスのチェックインカウンターには、長い行列が出来ていましたが、ビジネスクラスのカウンターには、四人のみ。それでも、隊長の搭乗券を発行して貰えるまでに、並んでから10分以上、かかりました。7時25分頃には、搭乗券を入手。

 

 

保安検査場(写真の奥)に向かいます。サインボード(赤矢印)を見ると、国際線の搭乗口は、328~335と811。9か所しかないのですね。

 

 


保安検査場に入ると、先ずは、金属探知機に荷物を通します。税関は、フリーパス。出国審査は、入国審査と比べて、時間はかかりませんでした。最後に、もう一度、金属探知機に荷物を通し、乗客も金属探知機を通った後に、ボディチェックと、厳しかったです。


出発ロビーは、写真の様に、人は疎らです。この時間帯の国際線出発は、成田空港行きの MU2615、一便のみなのでしょうね。

 

 


333搭乗口の前に着いたのが、7時40分頃。

 

 


登場開始予定の8時15分まで、30分以上あるので、「头等舱、商务舱休息室(First/Business Class Lounge)」へ。

 

 


ラウンジ内にいるのは、 MU2615便のビジネス客だけなので、ガラガラです。

 

 


食べ物や飲み物は、充実しているのですが、ホテルで朝食と済ませたばかりで、機内食もあるので、コーヒーだけを飲んで時間を過ごしました。

 

 


搭乗開始時には、優先搭乗で、ボーディング・ブリッジを一番に進みます。機種は、行きと同じ、ボーイング B737-800。


隊長の席は、二列目の左窓側です。MUのホームページには、座位ピッチ 38 インチ(965cm)と記載されています。前方のラックには、長江日報(中国語の新聞)とスリッパ、イヤホンがセットされています。

 

 


席に着くなり、CAさんから提供されたおしぼりは、布織紙ではなく、暖かい布製おしぼり。

 

 


ビジネスクラスの席数は、8。この日の乗客は、7人。幸運なことに、隊長の右隣は、空席です。7人の内訳は、中国人4名に、日本人3名。席には、既に、枕と毛布、ドリンクメニューが置かれています。

 

 

ウェルカムドリンクは、オレンジジュースまたはミネラルウォーターで、シャンパンはありません。隊長は、ミネラルウォーターを頼みましした。


ビジネスクラスキャビンを担当するCAさんは、一人。中国語と英語しか、話せません。このCAさん、女優さんかと思うほどの美人でした。


離陸前に、食事とドリンクの種類を聞かれました。ドリンクニューはあるのですが、食事のメニューはありません。

 

 


エコノミーの席数は、162。最前列の出入り口から、ビジネスクラスキャビンを通っていった乗客の多さから、ほぼ満席だったと思います。


窓の外に、中国南方航空のボーイング B787-8の機体が見えました。

 

 


機は、定刻の8時55分より5分ほど早く動き出しました。

 

 


武漢市郊外にある天河国際空港を離陸。

 

 


間もなく、武漢市街上空を飛行。

 

 


どんどんと高度と速度を上げていきました。

 

 


出発の約1時間後に、ドリンクと食事のサービスが始まりました。アルコール飲料は、赤ワイン、白ワイン、ビールの三択しか出来ません。

 

 


ビールは、青島啤酒(チンタオビール) の一種類のみ。

 

 


食事は、朝食との位置づけで、洋食と中華の二択の中から洋食を選びました。

 

 


MUの機内食には、良いイメージが無かったのですが、行き同様に、美味しくて、完食しました。ただ残念だったのは、ドレッシングと苺ジャムは有るのですが、トマトケチャップ、塩、胡椒がありませんでした。


前席の背もたれに、個人用モニターがあるのですが、リモコンの使い方の説明書がありません。機内エンターテインメントは諦め、スマホで音楽を聴いていました。


リクライニングシートも電動ではなく手動で、6インチ(152cm)しか倒れません。


タイトルの「中国東方航空ビジネスクラス」を搭乗した感想ですが、MUのビジネスクラスは、路線により “ヘリンボーン型” や “スタッガード型” と呼ばれる、1席毎に壁で仕切られたプライバシー性の高い座席もあるようですが、武漢-成田路線の座席は、国内線のプレミアムクラスシート並みか、それ以下の座り心地でした。


ただ、運賃が、往復諸費用込みで、150,120円ですし、料理が美味しかったので、コスパは良いかも知れませんね。


ほぼ定刻の13時25分頃に、成田空港第2ターミナルに到着。こうして、『中国東方航空ビジネスクラスで行く武漢・信陽8日間』の旅は、終わりました。

 


* 料金の情報、人民元の円換算レート (1元≒22.2円) は、2024年6月現在のものです *




==「上海城市新聞」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/e4fee696c4bcd0d9e4bfd0b78bb8ea42

Vol.1~20 省略

Vol.21 2012/11/19『寝台列車初体験』 

Vol.22 2013/4/29 『天の果て、海の果て』 

Vol.23 2013/11/13『10年後の上海』 

Vol.24 2014/10/16『3年ぶりの武漢旅行はトラブル続出』 

番外編 2015/3/30 『盧浦大橋』 

Vol.25 2015/6/13 『洛陽・龍門石窟』 

番外編 2015/8/10 『今は無き ROJAM DISCO』 

Vol.26 2016/5/19 『初夏の鄭州旅遊』 

Vol.27 2017/5/17 『10年ぶりの南京』 

Vol.28 2018/5/21 『春秋航空直行便で行く武漢・信陽7日間』 

Vol.29 2019/7/14 『6年ぶりの上海』 

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上海城市新聞 Vol.30 『中国東方航空ビジネスクラスで行く武漢・信陽8日間』 (その13)

2024年08月10日 | 上海城市新聞

上海城市新聞 Vol.30 『中国東方航空ビジネスクラスで行く武漢・信陽8日間』 (その12) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/66d40e54afa82840c70704825dbbca79

 


旅の7日目、河南省信陽市から湖北省武漢市に移動するため、2012年9月28日に開業した「信阳东站(信陽東駅)」の改札を通り抜けたのは、発車12分前の14時55分頃です。

 

 

“高鉄 (高速鉄道=新幹線)” 列車専用の同駅は、3つの站台 (プラットフォーム) で、5番線まであります。 

 

 


CRH型電車 “G337号” が、入線してきました。

 


この列車、何と始発駅の「北京西駅」(写真の赤〇)を10時23分に出発して、終着駅のマカオ近くの「珠海駅」(青〇)が、21時29分と言う、走行時間11時間6分と言う、”超” 長距離高鉄路線です。

 

 


北京~珠海間は、直線距離でも約2,000kmですから、日本に例えると、札幌から鹿児島まで、乗り換えなしの新幹線で移動する感覚でしょう。日本は、国鉄民営化で、札幌から鹿児島まで、列車で移動しようとすれば、「JR東日本」、「JR東海」、「JR西日本」、「JR九州」と四社に跨るのですが、中国は、国鉄(中国鉄路)のままなので、こんな超長距離高鉄路線の運行が可能なのでしょう。


隊長が乗車する “一等座車(グリーン車)” は、16両編成の15号車と後方です。

 

 


「信阳东站(信陽東駅)」で、乗車券を購入した時に、6月10日(月)は、「端午節」三連休の最終日とあって、「信陽東駅」から目的地の「武漢駅」までの列車は、ほぼ満席状態で、空席があったのは、15時07分発の  “G337号” の一等座だけと言われ購入したのですが、乗車してみると一等座車はガラガラです。

 

 


料金は、普通車に当たる “二等座” の74元(約1,640円)に対して、ほぼ倍の146元(約3,240円)です。

 

 


定刻通り15時7分に信陽東駅を発車すると、直ぐに女性アテンダントが、車内サービスの “可口可乐(コカ・コーラ)” と、お菓子を席に持ってきてくれました。ちなみに、ペプシ・コーラの中国語は “百事可乐” です

 

 


15時25分に次の駅の「孝感北」に停車してから、なかなか出発しません。その間に、ホームの反対側を、三本も高鉄が通過していきます。


停車時間が長いので、トイレへ。日本の新幹線でも、昔は冷水器と紙コップが常備されていたのですが、CRH型車両には、紙コップと冷水だけでなく、熱水が出る設備があります。熱水が出るので、車内でカップラーメンを食べる人も多いです。

 

 


トイレは、洋式ではなく、日本の和式トイレにある先端の丸い突起がないフラット型の “中式トイレ” でした。

 

 


今の日本の車内トイレは、和式は地方路線の一部だけで、殆どが洋式ですが、中国では、最新のCRH型車両でも、“中式” を設置している様です。


それでも、20年前に上海駅で体験した、ドアや隣の個室との壁がない所謂  “ニーハオ・トイレ”  は、最近殆ど見かけなくなりました。


発車したのは、15時39分。なんと、14分間の停車時間です。


「孝感北」を発車してから、列車はどんどんと速度を上げ、車内の液晶モニターには、速度:350km/hの表示が。日本の新幹線の最高時速は、東北新幹線の「はやぶさ」が宇都宮~盛岡間の320キロです。

 

中国鉄路で、現在試験走行中のCR450型車両は、最速の安定時速が450キロ、持続運行時の時速が400キロだそうです。前にも書きましたが、チケットレス乗車など、中国の鉄道システムは、日本を追い越してしまいましたね。


「武漢駅」に到着したのは、定刻の16時11分より早い、16時7分頃。中国湖北省武漢市には、「漢口駅(在来線、高速鉄道共用)」「武昌駅(在来線、高速鉄道共用)」、「武漢駅(高速鉄道専用)」の三駅がありますが、武漢駅を利用するのは、初めてです。


駅構内は新しく、広々としています。“出租车(TAXI)” 乗り場に急ぎます。

 

 


運転手に、この日の宿・武漢天河国際空港近くの「万信至各酒店(WASSIM)」の名を告げたところ、ホテルの名を聞いたこともなく、カーナビを頼りに、発車したのが16時10分頃です。


武漢市のタクシー運賃は、最初の2kmmの初乗り料金が、10元(約222円)、以降、1km毎に2元(約44円)です。河南省信陽市のタクシー運賃、最初の2kmmの初乗り料金が、6元(約133円)、以降、1km毎に1.4元(約31円)よりは割高ですが、北京や上海よりは格安です。


カーナビでホテル近くまで来ている様なのですが、運転手はなかなか建物を特定出来ません。ホテルの前に到着したのが、17時頃です。レシートを見ると、乗車距離は、34kmm、運賃は103元(約2,290円)でした。

 

 


後から分かったのですが、このホテルは、再開発された “空港リゾート地区” にあり、運転手もなかなか分からなかったようです。

 

 


新しいホテルで、広くはないのですが、コンパクトにデザインされた綺麗な部屋です。

 

 

アメニティグッズは、シャンプー、リンス、ボディシャンプー、歯磨きセット、櫛がありますが、ヘアーリキッド、ヘアートニック、化粧水、乳液などは、ありません。それに、置いてある綿棒が安っぽい造りでした。

 

 

信陽で宿泊した「信陽中楽百花酒店(ホテル)」も、このホテルもシャワーの温度調整、湯量調整は、問題がありませんでした。

 

 

無料サービスの、ミネラルウォーターのボトルラベルも、お洒落ですね。宿泊料は、1泊朝食付で税込 338元(約7,500円)と、リーズナブルです。

 

 


部屋の窓から見える向いの建物は、“リゾート・マンション” ですかね。

 

 


シャワーを浴び、19時頃に、ホテル1Fのレストランに。

 

 


海外旅行最終日の夜食は、自ら “最後の晩餐” と呼び、豪華な食事を常としているのですが、近所に食事の出来るところは見当たらず、5元(約110円)の “雪花啤酒(ビール)” と、計40元(約890円)の麺と粽で、質素に済ませました。

 

 

 


こうして、旅の最後の夜が更けていきました。

 

★続きは 『中国東方航空ビジネスクラスで行く武漢・信陽8日間』 (その14:最終回)で★


* 料金の情報、人民元の円換算レート (1元≒22.2円) は、2024年6月現在のものです *

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上海城市新聞 Vol.30 『中国東方航空ビジネスクラスで行く武漢・信陽8日間』 (その12)

2024年08月07日 | 上海城市新聞

上海城市新聞 Vol.30 『中国東方航空ビジネスクラスで行く武漢・信陽8日間』 (その11) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/879cca7c4d058246953d7a1f5147adea

 


7日目:6月10日 (月) 】 信陽から武漢に移動。空港近くのホテル泊


旅の7日目の朝、中国河南省信陽市羊山新区にある宿泊先の「信陽中楽百花酒店(ホテル)」で、起床したのが7時半頃。この日の天気も、晴れ、気温は24~34℃と、今日も暑くなる予報です。

 

 


翌日の帰国便の出発が、午前8時55分と早いので、武漢天河国際空港近くのホテルを予約してあります。午前中早い時間帯の “高鉄(高速鉄道)” で武漢に移動し、市内観光をしてからホテルに向かいたかったのですが、この日が「端午節」三連休の最終日とあって、「信陽東駅」から目的地の「武漢駅」までの列車は、ほぼ満席状態で、空席があったのは、15時07分発の  “G337号”  だけでした。


列車の出発まで、たっぷりと時間があるのですが、外は直射日光が照り付けて暑いので、ホテル(地図上の赤矢印)を出て、ほぼ毎日の様に訪れていた大型ショッピングモール「万达广场(万達広場)」(地図の青枠内)で、時間を過ごすことにしました。

 

 


ホテルをチェックアウトしたのは、14時。写真のスイートルーム一泊の料金は、250元(約5,600円)でした。

 

 

 


地図の東側、黄色枠で囲んだ「信阳东站(信陽東駅)」迄は、3km程なので、10分もあれば行けると思っていましたが、フロントに頼んで呼んでもらったタクシーがなかなか来ません。


14時25分前後に、やっと来たタクシーに乗り込みましたが、片側4車線の道路、何故か全ての信号に引っ掛かり止まります。車中に焦っていました。さらに、駅が見えてきたと思っていたら、運転手が、「駅前まで行けない」と駅手前の信号で降ろされてしまいます。理由を聞きたくても、それだけの語学力がありません。翻訳アプリに頼る時間もありません。


キャリーケースを引っ張り100m程歩き、駅入り口に着いたのが、列車出発の約20分前の14時45分頃でした。

 

 


12年前に初めて、開業して間もない「信陽東駅」を利用した時 には、駅前は何もありませんでしたが、駅前のターミナルも整備され、高層マンションが建設中です。

 

(12年前の駅前)

 

(現在の駅前)

 

当時は、駅を利用する人も少なく、写真の様に待合室も、ガラガラでした。

 

 


今回は、待合室は、人で溢れています。


3日目に 在来線の「信阳站(信陽駅)」を訪れた時 に、駅舎が新装され、駅前広場も整備され綺麗に生まれ変わっていたのですが、利用客は少なそうでした。


日本でも、新幹線が開通すると、平行して走る在来線が衰退するのと同じ現象が中国でも起きているのでしょうね。

 

14時50分頃に改札が始まりました。前にも書きましたが、中国国鉄はチケットレスで、中国人乗客は「身分証」を改札口リーダーにかざすと、サーバー上の乗車券情報を照合して、ゲートが開きます。

 

 


外国人は、サーバー上にパスポートと連動した乗車券情報と照合するのですが、日本人は有人ゲートで、パスポートのバーコードを読み取ってもらう必要があります。

 


★続きは 『中国東方航空ビジネスクラスで行く武漢・信陽8日間』 (その13)で★


* 料金の情報、人民元の円換算レート (1元≒22.2円) は、2024年6月現在のものです *

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上海城市新聞 Vol.30 『中国東方航空ビジネスクラスで行く武漢・信陽8日間』 (その11)

2024年07月29日 | 上海城市新聞

上海城市新聞 Vol.30 『中国東方航空ビジネスクラスで行く武漢・信陽8日間』 (その10)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f3b099162a5d81a74eab8d717786d8bf

 


6日目:6月9日 (日) 】


旅の6日目の朝、中国河南省信陽市羊山新区にある宿泊先の「信陽中楽百花酒店(ホテル)」で、起床したのが7時半頃。この日の天気も、晴れ、気温は23~34℃と、昨日よりさらに暑くなる予報です。

 

 


朝食は、ホテル18Fの部屋で、昨晩「信阳站(信陽駅)」近くの旧市街にある「天潤広場」(下記地図の赤枠内)付近のパン専門店「RED SPACE  紅房子」で、購入したパンで済ませました。

 

 


朝から、外はカンカン照り。どこも出かける気にはなれず、午前中はテレビを観て過ごしました。


せっかく信陽に滞在しているのにと思いなおし、正午頃、意を決して、ホテル(地図上の赤矢印)を出て、連日訪れている大型ショッピングモール「万达广场(万達広場)」(地図の青枠内)に向かいます。

 

 


5Fのレストラン街にある “米线” の専門店で昼食を済ませました。“米线” とは、中国雲南省特産の米を使った麺類です。


雲南省には、17年前に一度だけ行ったことがあります。旅行記は、こちらをご覧ください


食事を終え、万達広場の前でタクシーを拾い、直線距離で約4km先にある羊山新区北部にある「羊山森林植物園」(地図上の緑矢印)に。


信陽市のタクシーの運賃は、最初の2kmmの初乗り料金が、6元(約133円)。以降、1km毎に1.4元(約31円)と、信じられない程の安さです。


植物園に到着したのが、午後1時10分頃。運転手がナビに従って最初に行った入口は、閉鎖されていたため、反対側の入口に行ったため、運賃は11元(約244円)でした。それでも、安い!

 

 


市政府の運営する同園は、入場無料。


何度も繰り返していますが、信陽の物価は、北京や上海のような大都市に比べて安いです。


森林植物園の名通り、緑豊かな場所ですが、日曜日の昼間とは言え、34℃の気温では、人は殆どいません。

 

 

 


ボート遊びを楽しめる池も開店休業状態です。

 

 


「游船售票(ボート券売り場)」の看板を掲げた売店のおじさんも、手持ち無沙汰でした。

 

 


あまりの暑さに、入口に戻り、タクシーでホテルに戻ったのが、15時半過ぎです。


植物園入口前のローカル(中国系)の「利便店(コンビニ)」で買った、“星巴克(スタバ)” の270mlプラボトル入りのアメリカンコーヒー、12元(約266円)で、喉を潤します。

 

 


信陽最後の夕食は、2日目の晩に訪れた魚と野菜の鍋がメインの「泡菜魚」に行こうと決め、ホテルを出たのが、17時半頃です。


すると、店と「新十六大街」の道路を挟んだ反対側にあるキャンプ場「信陽青年営地」が、多くの人で賑わっています。


日曜日の夕方、緑の芝生が広がるキャンプ場内では、様々なイベントが開催されていました。

 

 


百事可乐(ペプシコーラ)” のロゴを見かけ、近づいて見ると、会場内では、何やらリハーサルを行っていました。

 

 


何が始まるかと思って近くで様子を窺っていましたが、辺りが暗くなってからやっと “のど自慢大会” が始まりました。

 


 


動画は、香港の人気女性歌手 G.E.M. (鄧紫棋)の「愛你 A.I.N.Y. 」を、歌う参加者です。


お腹も空いてきたので、「泡菜魚」で信陽での最後の晩餐を楽しみました。

 

 

 


こうして、旅の六日目の夜が更けていきました。


★続きは 『中国東方航空ビジネスクラスで行く武漢・信陽8日間』 (その12)で★


* 料金の情報、人民元の円換算レート (1元≒22.2円) は、2024年6月現在のものです *

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