隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

旅行記 第46回 『六度目の江ノ島神社参拝』

2025年02月10日 | 旅行記

国内を旅した記録「旅行記」の第46回は、『五度目の江ノ島神社参拝』 をお送りします。


記事にするのが大部遅れてしまいましたが、昨年12月1日(日)に『広尾弁天講』(講元:北島義久様) の 「江ノ島神社団体参拝」 に参加し、江ノ島に行ってきました。


隊長が『広尾弁天講』で、江ノ島を訪れるのは、2018年  、2019年2022年  2023年 に引き続き、これで五度目です。


例年通り、午前8時過ぎに、渋谷区広尾の「さわやか信用金庫広尾出張所」前を、観光バス一台で出発。コロナ禍前の2019年度迄は、バス二台でしたので、当時の世話人の方は、今以上に大変だったでしょうね。


10時前には、「江の島ヨットハーバー」手前の「藤沢市観光協会江の島駐車場」に、着きました。ここから、徒歩で先ずは、「青銅の鳥居」を目指します。


鳥居の手前からは、雪を被った富士山がくっきりと見えました。

 


市指定文化財の青銅製の鳥居は、文政4年(1821)に再建されたものですが、両柱には数多くの寄進者名が彫られ、江戸時代の信仰の広さを今に伝えています。

 

 


鳥居を潜り、「弁財天仲見世通り」と呼ばれるだらだら坂の参道を上がり、中ほどにある現在では旅館として営業されている「岩本楼」に、着替えが入った荷物を預けます。

 


飲食店、土産物店が軒を連ねる通りを、さらに上がります。この日も、外国人を含む観光客が多いです。

 


「朱の鳥居」に到着。現在の鳥居は、昭和十一年(1936)山田流筝曲の家元・林敏子が再建・寄進したものです。

 


これまでは、階段を上っていたのですが、この日は膝の調子が悪く、エスカレーターで「江島神社 邊(辺)津宮 拝殿」の前まで行ける「江の島エスカー」に、初めて乗車することに。

 

 


料金は、200円。現金以外のキャッシュレス決済も、可能です。

 

 


3区からなる、国内初の屋外エスカレーターの内、1区では海をテーマとしたプロジェクション映像「江の島LUMINOUS WAY」を観ることが出来ます。

 

 


高低差46mを、四分ほどで上れました。

 

 


「江島神社 邊(辺)津宮 拝殿」の脇には、「広尾弁天講参拝」と書いて頂いています。辺津宮(へつみや)には、田寸津比売命 (たぎつひめのみこと) が祀られています。

 

 


参拝まで時間があるので、国指定重要文化財の「八臂 (はっぴ) 弁財天座像」と、日本三大弁財天のひとつとして有名な「妙音弁財天 (裸弁財天)」が安置されている「奉安殿(ほうあんでん)」の中へ。

 

 


次に、昇殿参拝を受けるため、午前10時25分頃に、講中全員で「社務所」の中に入ります。

 


11時頃から、御祈祷を受けました。宮司さんから、昔は数多くの弁天講が有ったが、現在は「広尾弁天講」だけが残っているとのお話しもありました


御祈祷が終わり、全員に「神酒(みき)」を頂くことが出来ました。

 


「江の島エスカー」は上りだけなので、帰りは階段を降り、岩本楼に戻りました。戻るなり、奉納舞いの為、急いで浴衣と袴(はかま)に着替えます。


正午過ぎに、宴会が始まりました。

 

 


高尾山飯縄大権現参拝登山』   では、「坊入り (精進料理) 」の宴会でしたが、ここでは、お刺身を始め、さすが江の島、海の幸に恵まれたお料理です。

 

 

 

12時40分前後から、「横山流羽衣会」の奉納舞いが始まりました。

 

 

隊長も、『修羅の川』 を、一人で踊らさせて頂きました。


賑やかな宴会に誘われたのか、メジロ(青矢印)が会場に飛び込んでくる、というハプニングもありました。

 

 

宴も終わり、「弁天洞窟風呂」に入り、身を浄めました。


広尾弁天講の皆さんは、行きと同じバスで帰るのですが、所用のある隊長は、一人電車で帰ることに。


15時頃に、江の島弁天橋を歩いて渡ります。外国人を含む多くの観光客が行き来しています。

 

 

この時間でも、まだ江の島にやって来る人がいます。

 

 

橋の袂 (たもと) から、見える富士山も、朝とは異なり雲が出始めていました。

 

 

小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」に着いたのが、15時15分前後。竜宮城を思わせる奇抜なデザインの駅舎ですね。

 

 

ホームで、電車を待っていると、

 

 

同駅15時24分発の各駅停車3000形車両が、入線してきました。

 


 


同線終点の「藤沢駅」に到着したのが、15時30分。


JR東海道線「藤沢駅」15時41分の列車のグリーン車に乗車。

 

 

車内で、“一人宴会” をしている内に、」16時28分に東京駅に着きました。

 

 

こうして、『六度目の江ノ島神社参拝』は、終わりました。

 

 

==「旅行記」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/619e2d4e0638d6d11db6b03fbe07a87a
1~30回 省略

第31回 『特急草津グリーン車で行く草津・軽井沢 2日間』 2019年10月16日~17日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/61381e0c0f8c6658bc2895794e6520a4

第32回 『今年も江ノ島神社参拝』 2019年12月1日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/40059dc86985dc4009cdad4b5a606dc5

第33回 『コロナ閑散下の秋田・角館・盛岡 3日間』 2020年3月7日~9日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e6c20a181a78d1a906a92fc128dcfe9e

第34回 『「Go To トラベル」で行く鎌倉 2日間』 2020年10月14日~15日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c92c6bca4b7192c9a97c5222d63c2da9

第35回 『満喫・楽天生命パーク宮城 三連戦三連勝』 2021年6月12日~14日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/aa817cf8e5ac6608ba90544f47f995da

第36回 『春の川越 御朱印巡りの旅』 2022年4月13日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/effcab89579d1aee5d4104e597234f50

第37回 『初夏の善光寺・松代・松本・諏訪 3日間』 2022年6月8日~10日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/68a576dc8203fed2e78e194c3e06f20e

第38回 『出雲大社・足立美術館・松江・鳥取砂丘 3日間』 2022年7月27日~29日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b5f793d10418987090665665027f4ade

第39回 『晩秋の熊本・阿蘇 3日間』 2022年11月24日~26日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8bd93d01faa81b5ef177de8afad5c757

第40回 『三年ぶりの江ノ島神社参拝』 2022年12月11日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a46981c02c5edeb3f2f7338ebfad25db

第41回 『四年ぶりの高尾山飯縄大権現参拝登山』 2023年4月9日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/967a53fc20730a6caa734ee2fe3cf0fc

第42回  『雨の鎌倉・横須賀 2日間』 2023年5月29日~30日  

第43回 『残暑の白河・会津・猪苗代 3日間』 2023年9月15日~17日 

第44回 『今年も広尾弁天講で、江ノ島へ』  2023年12月3日

第45回 『北陸新幹線で行く秋の北陸 4日間』 2024年10月30日~11月2日 

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「旅行記」バックナンバー 一覧 第1回~45回

2025年02月10日 | 旅行記

国内を旅した記録「旅行記」の記事は、11月13日にアップした『北陸新幹線で行く秋の北陸 4日間』で、45回を数えました。

 

 

そこで、第1回~45回の記事の一覧をリストにしましたので、ご参照下さい。




==「旅行記」バックナンバー 一覧 ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/619e2d4e0638d6d11db6b03fbe07a87a

第1回  『平泉・八幡平・十和田・八甲田 3日間』 2012年10月13日~15日  

第2回  『佐野厄除け太師・足利学校 日帰り』 2012年11月22日  

第3回  『秋の能登半島一人旅』 2013年10月23日~24日  
 
第4回  『雪の会津東山温泉 東鳳』 2014年3月8日~9日  

第5回  『春の伊豆でいちご狩り』 2014年3月30日  

第6回  『小江戸川越 日帰り旅行』 2014年5月28日  

第7回  『横浜山下公園の氷川丸』 2015年3月17日  

第8回  『春の飛騨高山・白川郷・松本・高遠 3日間』 2015年4月12日~14日  

第9回  『初冬の秋田 2日間』 2015年12月5日~6日  

第10回 『春の三島大吊橋とハワイアンズ』 2016年3月27日  

第11回 『札幌ドーム遠征』 2016年6月10日~11日  

第12回 『鹿島 日帰り旅行』 2016年8月6日

第13回 『下関・門司、柳川、太宰府 3日間』 2016年9月24日~26日

第14回 『三重・和歌山・奈良・静岡 4日間』 2016年10月10日~13日

第15回 『「星野リゾート 界 鬼怒川」と「日光東照宮」』 2017年3月1日~2日

第16回 『初夏の弘前・青森・函館 4日間』 2017年6月19日~22日

第17回 『会津柳津温泉「花ホテル滝のや」』 2017年8月5日~6日

第18回 『悪夢の広島遠征』 2017年9月5日~7日

第19回 『紅葉の彦根・竹生島・浜松 3日間』 11月26日~28日

第20回 『初春の水戸 日帰り旅行』 2018年3月5日

第21回 『高尾山飯縄大権現参拝登山』 2018年4月8日

第22回 『踊り子号で行く小田原・熱海 2日間』 2018年6月16日~17日

第23回 『灼熱の名古屋遠征』 2018年7月31日~8月2日

第24回 『「しまかぜ」で行く伊勢志摩 3日間』 2018年9月18日~20日

第25回 『江ノ島神社参拝』 2018年12月2日

第26回 『冬の熱海・湯ヶ島・修善寺 3日間』 2019年1月27日~29日

第27回 『ロマンスカーで行く箱根湯本 2日間』 2019年2月11日~12日

第28回 『鳴尾浜、京セラドーム、甲子園、野球観戦 3日間』 2019年3月29日~31日

第29回 『今年も高尾山飯縄大権現参拝登山』 2019年4月14日

第30回 『ラグビーW杯観戦ツアー in 静岡』 2019年10月9日~10日

第31回 『特急草津グリーン車で行く草津・軽井沢 2日間』 2019年10月16日~17日

第32回 『今年も江ノ島神社参拝』2019年12月1日  

第33回 『コロナ閑散下の秋田・角館・盛岡 3日間』 2020年3月7日~9日  

第34回 『「Go To トラベル」で行く鎌倉 2日間』 2020年10月14日~15日  

第35回 『満喫・楽天生命パーク宮城 三連戦三連勝』 2021年6月12日~14日  

第36回 『春の川越 御朱印巡りの旅』 2022年4月13日 

第37回 『初夏の善光寺・松代・松本・諏訪 3日間』 2022年6月8日~10日  

第38回 『出雲大社・足立美術館・松江・鳥取砂丘 3日間』 2022年7月27日~29日 

第39回 『晩秋の熊本・阿蘇 3日間』 2022年11月24日~26日  

第40回 『三年ぶりの江ノ島神社参拝』 2022年12月11日  

第41回 『四年ぶりの高尾山飯縄大権現参拝登山』 2023年4月9日

第42回 『雨の鎌倉・横須賀 2日間』 2023年5月29日~30日  

第43回 『残暑の白河・会津・猪苗代 3日間』 2023年9月15日~17日 

第44回 『今年も広尾弁天講で、江ノ島へ』  2023年12月3日

第45回 『北陸新幹線で行く秋の北陸 4日間』 2024年10月30日~11月2日

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旅行記 第45回 『北陸新幹線で行く秋の北陸 4日間』 (最終回・高埼市内観光)

2025年02月06日 | 旅行記

旅行記 第45回 『北陸新幹線で行く秋の北陸 4日間』  (その13・高岡城跡)   https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/dce65d1bb714dc6d8af7f7ac8957b7d4

 

旅の三日目、北陸新幹線・新高岡駅 15時2分発の「はくたか568号」に乗車し、高崎着に到着したのが、17時4分。同駅西口に直結している「ホテルメトロポリタン 高崎」に、チェックイン。


高崎では、パスタブームとのことで、夕食は老舗のイタリアン「シャンゴ 倉賀野バイパス店」へ。

 

 


店内は、落ち着いた雰囲気です。

 

 


“季節の彩り野菜のサラダ”、白ワイン “モンテオーロ・ヴェルメンティーノ”

 

 

“ボンゴレ”

 

 


とんかつとスパゲッティの “シャンゴ風”

 

 


“ベスビオ”

 

 

イタリアのベスビオ火山をモチーフにした、激辛魚介のトマトソースパスタです。


お腹も満たされ、ホテルに戻ったのが21時頃。

 

 

こうして、旅の三日目の夜が更けていきました。

 


4日目11月2日)】 達磨寺、富岡製糸場、新幹線で帰京

 

旅の最終目、「ホテルメトロポリタン 高崎」で起床したのが、6時半。この日の高崎の天気予報は、雨。気温は、14~18℃です。


初めて訪れた高崎。目一杯観光をしようと思ったいたのですが、天気が悪いので、限られた場所だけにして、早目に東京に戻ることにしました。


最初の目的地、「少林山達磨寺」に着いたのが、午前10時10分頃。達磨大師の教えを受け継ぐ、縁起だるま発祥の寺として有名です。

 

 


本堂の「霊符堂(れいふどう)」には、数えきれないほどの “だるま” が供養されています。

 

 

 


次に向かったのが、世界遺産の「富岡製糸場」。ところが、土曜日と言うことで、駐車場が満杯でした。仕方なく、車で周囲を回りました。

 

 


群馬県立世界遺産センター「『世界を変える生糸(いと)の力』研究所」を訪れたのが、11時10分頃。

 

 

明治時代に建てられたレンガ造りの倉庫が展示施設として、無料で開放されています。

 

 


昼食は、鳥めしで有名な「登利平(とりへい)富岡店」で。

 

 


頂いたのは、“鳥めし松重” 。お値段は、950円(税込)でした。

 

 


高崎駅 14時16分発の「あさま618号」 に乗車し、東京駅に到着したのが、15時12分。


こうして、 『北陸新幹線で行く秋の北陸 4日間』の旅は、終了しました。

 

 

==「旅行記」バックナンバー ==
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1~30回 省略

第31回 『特急草津グリーン車で行く草津・軽井沢 2日間』 2019年10月16日~17日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/61381e0c0f8c6658bc2895794e6520a4

第32回 『今年も江ノ島神社参拝』 2019年12月1日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/40059dc86985dc4009cdad4b5a606dc5

第33回 『コロナ閑散下の秋田・角館・盛岡 3日間』 2020年3月7日~9日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e6c20a181a78d1a906a92fc128dcfe9e

第34回 『「Go To トラベル」で行く鎌倉 2日間』 2020年10月14日~15日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c92c6bca4b7192c9a97c5222d63c2da9

第35回 『満喫・楽天生命パーク宮城 三連戦三連勝』 2021年6月12日~14日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/aa817cf8e5ac6608ba90544f47f995da

第36回 『春の川越 御朱印巡りの旅』 2022年4月13日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/effcab89579d1aee5d4104e597234f50

第37回 『初夏の善光寺・松代・松本・諏訪 3日間』 2022年6月8日~10日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/68a576dc8203fed2e78e194c3e06f20e

第38回 『出雲大社・足立美術館・松江・鳥取砂丘 3日間』 2022年7月27日~29日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b5f793d10418987090665665027f4ade

第39回 『晩秋の熊本・阿蘇 3日間』 2022年11月24日~26日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8bd93d01faa81b5ef177de8afad5c757

第40回 『三年ぶりの江ノ島神社参拝』 2022年12月11日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a46981c02c5edeb3f2f7338ebfad25db

第41回 『四年ぶりの高尾山飯縄大権現参拝登山』 2023年4月9日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/967a53fc20730a6caa734ee2fe3cf0fc

第42回  『雨の鎌倉・横須賀 2日間』 2023年5月29日~30日  

第43回 『残暑の白河・会津・猪苗代 3日間』 2023年9月15日~17日 

第44回 『今年も広尾弁天講で、江ノ島へ』  2023年12月3日

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旅行記 第45回 『北陸新幹線で行く秋の北陸 4日間』 (その13・高岡城跡)

2025年02月01日 | 旅行記

旅行記 第45回 『北陸新幹線で行く秋の北陸 4日間』  (その12・万葉線と高岡大仏) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/78c586507c01fcc50d88e7a6504bfab9

 

旅の三日目、“日本三大仏” の一つに数えられる、富山県高岡市にある「高岡大仏」の参拝を終えたのが、13時5分前後でした。

 

 


次の目的地「高岡城跡」に向かうため、大仏様前の「大仏前通り」を北に進みます。徒歩2~3分で、南外濠に架かる朱色の「駐春橋」が見えてきました。

 

 

橋の先にある「二の丸跡」は、鬱蒼と覆い被さった樹々で、石垣の様子を窺うことが出来ません。堀の水も濁っていて、高岡市予算の関係なのでしょうか、「高岡古城公園内」の手入れが行き届いていない様です。

 

 


橋を渡り、二の丸跡へ。

 

 


高岡城跡は、慶長14年(1609)に加賀前田家二代・前田利長の隠居城として築城された城跡です。慶長19年(1614年)の利長の死後間もなく一国一城令によって廃城となりましたが、城下町を商工の町に転換する再興政策などにより、城の実質的価値である堀や土塁が良好に保存されてきました。


「本丸」に向かう道の石垣は、綺麗に残っています。

 

 


「日本100名城」スタンプ帳に押印するため、内濠に沿って右手に進みます。「日本100名城」とは、日本城郭協会が全国各地の名城探訪の手がかりとして 2006年に定めた日本の名城100選のことです。高岡城も、富山県で唯一「日本100名城」に、ノミネートされています。


スタンプが置いてあるのは、「高岡市立博物館」の受付です。

 

 

 

尚、「日本100名城」の内、登城したことがあるのは、これで30城になりました。詳細は、こちらの一覧をご参照下さい


スタンプを押印したので、「本丸」へ。高岡古城公園の中央には、本丸跡に「射水神社(いみずじんじゃ)」が鎮座しています。

 

 


時間が無いので、お詣りは諦めて、先に進みます。「本丸広場」へ着いたのが、13時30分頃です。

 

 


予定では、「本丸橋」を渡り、「急患医療センター前」停留場から、路面電車の「万葉線(まんようせん)」に乗車し、「高岡駅」に戻るつもりでした。


人がやっとすれ違うことが出来る、狭い小径を下っていると、下から地元の男性が上がって来ました。「この先の橋を渡ると、万葉線の停留場が有りますか?」と聞いたところ、「多分無いのでは。自分の車を駐車している北口駐車場の先に有ったと思うので、後をついてきたら」と言われました。


男性の後を、公園内を右左と何回も曲がりながら、10分以上歩いたでしょうか。やっと駐車場に到着。


言われた通り、道路を進むと、「広小路(ひろこうじ)」停留場を見つけることが出来ました。

 

 

 


暫くすると、13時58分発の車両がやって来ました。

 

 


行きに乗った 、お洒落な超低床車両「アイトラム」と違い、年代を感じさせる車内です。車両は古いですが、全国交通系ICカードが使用できました。

 

 


五停留目の終点「高岡駅」で下車したのが、14時10分頃。運賃は、200円でした。


万葉線の停留場脇のエレベーターで、駅ビル2Fの「高岡駅改札口」から入場します。

 

 

 


同駅1番線から、14時30分発の「城端線(じょうはなせん)」に乗車。14時33分に、北陸新幹線との乗換駅にあたる「新高岡駅」に着きました。

 

 


2015年3月14日に、北陸新幹線の長野駅~金沢駅間延伸に伴い開業した駅舎の通路を、新幹線改札口方向に進みます。

 

 


15時2分発の「はくたか568号」に乗り込みます。高崎着に到着したのが、17時4分。乗車時間は、2時間2分でした。

 

★ 続きは、『北陸新幹線で行く秋の北陸 4日間』 (最終回・高埼市内観光) で ★

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旅行記 第45回 『北陸新幹線で行く秋の北陸 4日間』 (その12・万葉線と高岡大仏)

2025年01月27日 | 旅行記

旅行記 第45回 『北陸新幹線で行く秋の北陸 4日間』  (その11・高岡山瑞龍寺) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c530bfac7374b484e7fb4c00a46282d5

 

旅の三日目、富山県高岡市にある「瑞龍寺(ずいりゅうじ)」の参拝を終えたのが、丁度正午でした。瑞龍寺は、高岡の開祖である加賀藩二代藩主前田利長の菩提寺です。

 

 


次の目的地「高岡駅」に向かうため、先ずは瑞龍寺と利長の墓所である「前田利長墓所」とを、東西に結んでいる参道の「八丁道(はっちょうみち)」を進みます。長さが八丁(約870メートル)であることから、八丁道と名付けられました。

 

 


八丁道を歩いていると、鎌倉の「段葛(だんかずら)」  に雰囲気が似ていると思いました。

 

(鎌倉の段葛)

 


「駅南大通り」を左折して、北に向かって歩くこと約10分で、高岡駅に到着しました。

 

 


高岡駅(黄色丸印)には、あいの風とやま鉄道の「あいの風とやま鉄道線」、JR西日本の「城端線」・「氷見線」 が、それぞれ乗り入れています。

 

 


昼食を取ろうと、駅ビル「クルン高岡」に入りました。隊長が好きな富山県の郷土料理「鱒寿司(ますずし)」を食べたかったのですが、お土産として売っているショップは有ったのですが、店内で食べられるところは有りませんでした。


代わりに、2Fの「リトルマーメイド」で、サンドイッチとコーヒーで、済ませました。

 

 


路面電車の「万葉線(まんようせん)」に乗車するために、駅ビル1Fの同線「高岡駅停留場」へ。

 

 


万葉線は、高岡駅停留場から、富山湾射水市(いみずし)の「六渡寺駅(ろくどうじえき)」を結ぶ、8.0 km・8駅の路面電車です。

 

日本国内で走っている23路線の路面電車の一覧は、こちらをご参照ください 。 

 


暫くすると、折り返し12時45分同駅発の超低床車両・アイトラム「ライブゥー」が入線してきました。

 


 

 

 

車内へ。今朝から、乗車した氷見線、城端線、タクシー、それに新高岡駅のコインロッカーで使えなかった、全国交通系ICカードが使用できました。

 

 


三停留目の「坂下町(さかしたまち)」(上の地図・青丸印)で下車したのが、12時51分。運賃は、200円でした。

 

 

次の目的地「高岡大仏」に向かうため、町内の道を進みます。平日の昼下がり、歩いている人を全く見かけません。

 

 


歩くこと約5分、大仏様が見えてきました。

 

 

高岡大仏は、富山県高岡市大手町の鳳徳山大仏寺にある、高さ約16メートルの青銅製の「阿弥陀如来(あみだにょらい)坐像」です。

 

 

「奈良の大仏」、「鎌倉大仏」とともに、“日本三大仏” に数えられます。


昭和8年(1933)に再建を果たした三代目は、初代、二代目の木製大仏が大火で類焼した歴史から、焼失を三たび繰り返すまいとの思が込められています。


参道左手にある「時鐘(ときがね)」は、江戸時代にはまだ時計が普及していなかったので、町民に時を知らせる必要から、高岡町奉行寺島蔵人が時鐘の鋳造を計画し、金屋町が高岡の開祖前田利長公以来つづく藩の手厚い保護に報いるために願い出て、文化元年(1804)に完成し据え付けられました。

 

 


高岡大仏が鎮座する台座の下は回廊になっていて、阿弥陀三尊と諸仏が安置されています。隊長も、中に入りお参りさせて貰いました。

 

 

御朱印を頂けるのは、大仏様左脇の「寺務所」です。拝受したのは、ご本尊の「阿弥陀如来」の御朱印。御朱印帳への浄書ではなく、書置きだけ。納経料は、300円でした。

 

 


墨書きは、右側に「参拝させていただきました」を意味する「奉拝」の文字と、参拝日。中央は、「阿弥陀如来」。左側に、「風徳山 大仏寺」。


押印は、右上に「浄土宗」の印。中央上に、「日本三大佛」の朱印。左下に、寺院印。


尚、拝受した御朱印の数は、これで124印になりました。その内、第1印~100印は、こちらをご覧下さい

 

★ 続きは、『北陸新幹線で行く秋の北陸 4日間』 (その13・高岡城跡) で ★ 

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