隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

相撲 124番 『終わってみれば、今年も照ノ富士』

2023年05月31日 | 相撲

隊長が好きな「相撲」を紹介するシリーズの第124番(回)は、『終わってみれば、今年も照ノ富士』をお送りします。

 

 


5月14日から、東京・両国国技館で行われていた大相撲夏場所は、5月28日(日)に千秋楽を迎えました。


前日既に、八度目の優勝を決めていた横綱・照ノ富士は、大関・貴景勝に勝って、14勝1敗で夏場所を終えました。


両膝痛による四場所連続休場明けで、夏場所に臨んだ照ノ富士。場所前に隊長は、「恐らく本人は、不退転の決意で土俵に上がると思いますが、成績次第では引退への序章となってしまうかも知れません。」と書いていました。


ところが、蓋を開けてみると、見事に六場所ぶり八度目の復活優勝を遂げました。横綱、失礼を致しました。


その前回七度目の優勝をしたのが、去年の夏場所です。その時のブログのタイトルが、『終わってみれば、やはり照ノ富士』  でしたので、今回のタイトルは、『終わってみれば、今年も照ノ富士』にしました。


支度部屋での記念撮影では、賜杯と昨年11月に誕生した長男のテムジン君を抱くと、険しかった表情がようやく緩みました。

 


さて、場所前に隊長が上げた、照ノ富士以外の注目力士  の結果です。

 

一人目の、関脇・霧馬山(きりばやま)。今場所、10勝以上すれば大関昇進が決定的になると言われていましたが、11勝4敗の成績で、文句なく大関に昇進しました。


今日(31日)に行われた大関昇進伝達式後、しこ名を師匠・陸奥親方の現役時代のしこ名「霧島」に改名すると発表しています。

 

 


モンゴル出身の大関は、平成27年(2015)の照ノ富士以来六人目です。過去五人の力士(朝青龍、白鵬、日馬富士、鶴竜、照ノ富士)は、いずれも横綱まで昇進を果たしているので、霧馬山改め霧島には、さらに上の地位への期待が高まります。

 

 

三人目に挙げた、大関・貴景勝。今場所は、カド番でしたが、8勝7敗と何とか勝ち越し、大関の地位からの陥落は免れました。しかし、立ち会いの変化などのなりふり構わぬ姿に、八角理事長からは、苦言を呈されました。

 

四人目と五人目の、関脇・豊昇龍(ほうしょうりゅう)と、新関脇の若元春(わかもとはる)は、それぞれ11勝4敗、10勝5敗で終え、同じく10勝5敗だった関脇・大栄翔とともに、三関脇が次の名古屋場所で、大関獲りに挑戦となります。

 


最後になりますが、場所中の六日目に、元大関の栃ノ心が引退を引退届を提出、受理されたことを書かずにはいられません。

 


ジョージア出身の栃ノ心は、平成18年(2006)春場所が初土俵。順調に出世し、平成22年(2010)名古屋場所では三役に昇進。しかし、右膝の負傷で一時は幕下まで番付を落としました。それでも不屈の闘志で復活。平成30年(2018)初場所で初優勝すると、同年名古屋場所で大関に昇進しました。


しかし、その後は怪我で苦しみ、今場所は東十両五枚目で、土俵に上がっていました。


一見、厳つい顔つきですが、普段は心優しい力士だったと思います。その一端を覗けるのが、平成27年初場所4日目を観戦  した際、場所入りの栃ノ心を見かけましたが、柔和な表情をしていました。

 

 

尚、「隊長のブログ」では、大相撲に関する記事を、これで124番(回)を、アップしたことになります。 その内、1番から100番の記事は、こちらをご参照下さい  。

 

 


==「相撲」バックナンバー ==
https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/78f3b57346580c1da454bb49641a52d9

1番~110番 省略

111番 2022/9/19 『感動!大相撲がっぷり総見~いよいよ明日!秋場所を百倍楽しく見る極意~』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/22a4f380134dc97964540d74e5ee0124

112番 2022/9/28 『玉鷲 37歳10ヶ月で二度目の優勝』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e6a7bf5df0d085404686de54b7a8634c

113番 2022/11/5 『モンゴル出身力士は、なぜ強いのか』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ab6b784b069230d74bfc3c0de8c5d647

114番 2022/11/13『令和四年九州場所の注目力士は』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8608f44dc860e4d139d1ecaa4fb72ed7

115番 2022/11/30『阿炎 逆転で初優勝』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/472247cb5c8a0a25415e99fc6cfc2a97

116番 2023/1/8  『令和五年初場所の注目力士は』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/13cfeffe8ad9ab2ab00c34938b058ea7

117番 2023/1/25 『大関・貴景勝、三度目の優勝』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/28806c8e58659b7a39644be4b49a48ed

118番 2023/2/8  『テレ東特番「ありがとう大横綱白鵬」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/06ff3e77651046802600343aa9a35e64

119番 2023/3/12 『令和五年春場所の注目力士は』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5f0b4738958a696d79a0a71d7171d50a

120番 2023/3/30 『霧馬山 荒れる春場所を制し、初優勝』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b473bbbb2fecf652ab862c78b1af5d5e

121番 2023/4/2  『宮城野親方「アナザースカイ」に出演』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/49359eddbfd8c4be9d34111352b314df

122番 2023/5/8  『逸ノ城電撃引退』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/143850ec9447662ee40c9d40b6a6e90f

123番 2023/5/14 『令和五年夏場所の注目力士は』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c1b2eaff81b733a9dcf48c35a3317a10

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「坂元裕二 脚本作品」 記事一覧

2023年05月31日 | テレビ番組

脚本家、作詞家、戯曲家の 坂元 裕二 (ゆうじ) は、大阪府出身で、昭和42年(1967)5月12日生まれ。2023年5月現在、56歳です。

 



 

妻は、女優の森口瑤子(ようこ)。

 

 

奈良育英高等学校を卒業後、フリーターをしながら脚本を学びます。


1987年、19歳の時に、第1回フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞し、脚本家デビュー。


1991年、鈴木保奈美、織田裕二主演のフジテレビドラマ『東京ラブストーリー』が大ヒットし、一躍人気脚本家の仲間入りを果たします。


その後、数多くのテレビドラマ、映画、舞台作品に関わっています。


また、2016年から2023年にかけて、東京芸術大学大学院映像研究科の教授を務めていました。

 

2023年4月には、スポーツや学術、芸術分野で功績を残した人に贈る「紫綬褒章」に、選ばれています。

 

同年5月、是枝裕和(これえだ ひろかず)監督の映画『怪物』で、第76回カンヌ国際映画祭の脚本賞を受賞しています。

 

(左:是枝監督、右:坂元氏)



そんな坂元裕二さんの脚本作品を、「隊長のブログ」では、これまでに六本を紹介しています。


詳細は、下記の記事一覧をご参照下さい。



==「坂元裕二 脚本作品」 記事一覧 ==

1.  2014年7月期ドラマ 『おやじの背中』第2話   

2.  2017年1月期ドラマ 『カルテット』  

3.  2018年1月期ドラマ 『anone』

4.  2020年5月6月放送  『リモートドラマ Living』

5.  2020年6月21日放送 『スイッチ』

6.  2021年4月期ドラマ 『大豆田とわ子と三人の元夫』

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テレビ Vol.549『出没!アド街ック天国 「2022年3・4月放送ピックアップ」』

2023年05月30日 | テレビ番組

隊長が、観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第549回は、『出没!アド街ック天国 「2022年3・4月放送ピックアップ」』をお送りします。

 

 


『出没!アド街ック天国(略称:アド街)』は、テレビ東京系列で、毎週土曜日の21:00~21:54に放送されている情報バラエティ番組。初回放送は、1995年4月15日ですので、放送開始から38年を越える長寿番組です。

この番組のコンセプトは、「地域密着系都市型エンターテイメント」で、その週にスポットを当てた“街” に関する名所・建造物・店舗・名物・特徴・風土・自然・人物などを20位から1位までのランキング形式で紹介します。

 

司会は、V6の井ノ原快彦と、テレビ東京アナウンサー・片渕茜(かたふち あかね)。


井ノ原さんには、“あなたの街の宣伝部長” の肩書が付いています。初代 “あなたの街の宣伝部長”(のちに宣伝本部長)だった愛川欽也さんは、2015年4月15日にお亡くなりになりました  。


その為、井ノ原さんが、第二代“あなたの街の宣伝部長”に就任しました。井ノ原さん、2022年9月には、「株式会社ジャニーズアイランド」の代表取締役社長に就任していますが、この番組では“宣伝部長” のままなのが、面白いです。


尚、井ノ原さんが出演するドラマは、『カンパニー ~逆転のスワン~』  を、紹介しています。


アシスタントの片渕さんは、第四代「秘書」と呼ばれています。「秘書」は、代々、テレビ東京のアナウンサーが務めています。ちなみに、初代は八塩圭子さん、第二代:大江麻理子さん、第三代:須黒清華さん。


レギュラー出演者は、峰竜太、薬丸裕英、山田五郎、の三人。

 

今回は、2022年3月と4月に放送された番組の中から、三ヶ所の “街” を紹介します。

 

 

3月19日放送のタイトルは、「老舗の神田」。

 

 


東京都千代田区神田は、タイトル通り、老舗の店が数多く存在する地区です。


番組で、20位内にランクインされた中にも、「箸勝本店」、「ランチョン」、「松栄亭」、「みますや」、「神田志乃多寿司」、「近江屋洋菓子店」、「天野屋」、「かんだやぶそば」、など。


そして、第1位は、「ぼたん」、「いせ源」が、営業している「奇跡のトライアングル地帯」でした。


ただ、あまりにも有名な場所ですので、他の旅番組、情報番組で取り上げられることも多く、隊長も殆どの店を知っていました。その意味では、この日の放送は、新鮮味に欠けていると言えるでしょう。

 

 

4月17日に取り上げられたのが、「上野公園」。

 

 


明治6年(1873)10月19日に開園した、正式名称『上野恩賜公園』は、日本の都市公園を代表する都立公園です。隊長の地元・東京都文京区本郷から近く、この番組だけでなく、ブログでも何度も取り上げています。


この日のランキングでも;


第20位が、2021年6月に誕生した 暁暁(シャオシャオ)と蕾蕾(レイレイ の「双子パンダフィーバー」。


16位は、日本近代洋画の父、黒田清輝の遺言により作られた  『黒田記念館』  などの、「無料でアート」。


11位も、パンダの話題で、 「ありがとう シャンシャン」 。 


9位は、「上野精養軒」


5位が、「上野東照宮」

 

この流れだと、当然1位は、「恩賜上野動物園」 でした。


アド街は、よほど上野公園が、お気に入りの様で、2023年3月4日に放送された「関東近郊 遊びに行きたい!日本一!がある街」の回の第2位が、「上野」でした。

 

 

4月30日の放送で紹介されたのが、7年に一度のご開帳に沸く、「信州 善光寺」でした。


同年の6月初旬には、隊長自身も 善光寺参詣  を予定していたので、事前参考にする意味でも、興味深く番組を拝聴しました。


この日のゲストも、善光寺のある長野県長野市出身のもう中学生と、同じくモーニング娘。’22の、羽賀朱音(あかね)。


紹介されたのは、門前のご開帳に合わせた新店を始め、そば好きの地元民も行列する“信州ラーメン”、山菜名人・やま爺の春限定“草鍋”など美味しい名物でしたが、1位は、もちろん「善光寺」でした。

 


「隊長のブログ」では、“アド街” を、これで13放送回分を取り上げたことになります。詳細は、こちらの一覧を、ご参照下さい

 

 

尚、次回『出没!アド街ック天国』は、6月3日(土)夜9時から「白山 千石」を特集して、放送予定です。

 

 


==「テレビ番組」 バックナンバー ==
https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/17de26ad35859fd865f52645aba1b27d

Vol.1~535 省略。

Vol.536 2023/3/25  『2023年冬の連ドラ総括』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/962d3525d749d8fd263bb2d87e072cbe

Vol.537 2023/4/2   『アナザースカイ -2023年3月放送ピックアップ-』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/49359eddbfd8c4be9d34111352b314df

Vol.538 2023/4/5   『中国ドラマ「家族の名において」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f59411796305a018ccbaaea0d4d1eb17

Vol.539 2023/4/14  『~⽇本全国~桂宮治の街ノミネート「あんがとない!福島めぐり旅スペシャル」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f1ebf7590a7011c81c56ae03c41963b1

Vol.540 2023/4/19  『アナザーストーリーズ「高倉健と幸福の黄色いハンカチ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3e1985825709aacae7aa45119605f341

Vol.541 2023/4/24  『今春もやってます「にっぽん縦断 こころ旅」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f0edc29ec3f23fc2f43c94d86e1f73ec

Vol.542 2023/4/29  『ドラマ「だが、情熱はある」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/85946ba6cd4e338230589a6d53ce5b0e

Vol.543 2023/5/2   『ドラマ「それってパクリじゃないですか?」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d4af66d1eb0859f100fd16ee2c3020fd

Vol.544 2023/5/6   『ドラマ 「わたしのお嫁くん」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9643fa22ab13b4bee08fba5d9a456017

Vol.545 2023/5/9   『合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ef73a68b05a519bcb68b8cc5767b4d5c

Vol.546 2023/5/12  『ドラマ「ラストマン-全盲の捜査官-」』https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f69268a6202f7fb4898057eeb1df1c2f

Vol.547 2023/5/15  『ガイアの夜明け「2023年1~4月放送ピックアップ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d015f714930c74c857bbc5d97fdd417b

Vol.548 2023/5/21  『朝ドラ「らんまん」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b8c5985902a5ba76ba58f25bf3b40d8b

 

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本と雑誌 64冊 『池波正太郎 「男の作法」 漫画版』

2023年05月26日 | 本と雑誌

隊長が読んだ「本と雑誌」を紹介するシリーズの第64冊(回)目は、『池波正太郎 「男の作法」 漫画版』をお送りします。

 

 


『男の作法』は、東京浅草生れで、「鬼平犯科帳」、「剣客商売」などの時代物・歴史物作家として知られる、昭和の文豪・池波正太郎(1923~1990年)のエッセイ集です。


本書は、1981年に「ごま書房」から発行され、後に「新潮文庫」に収録され、40年近く、読み継がれています。


「隊長のブログ」では、同書の 文庫版  を、2020年4月に紹介しています。

 
同書は、日本文芸社発行の「週刊漫画ゴラク」の2020年4月3日号から、なかじまもりお により連載漫画化され、2021年7月に単行本として発売されています。


今回、漫画版を読んだのは、紙媒体でなく、電子書籍です。


表紙の漫画は、煙草をたしなむ、池波正太郎さん。かなりデフォルメされて描かれていますが、実際に接したことのある人は、このような印象を持たれたのかも知れませんね。


全10話の第1話では、池波正太郎と思われる、老齢の男性が定食屋で席を譲ってもらったお礼にと、女性を鮨屋へと招待する様子から漫画が始まります。この女性が、ストーリーテラーのように、その後も男性と絡んできます。


漫画版の感想ですが、登場する女性が、オーバーなくらいセクシーに描かれているのが、気になりました。池波正太郎さんが文章として書く、女性の色気とは異なる、直接的な描き方で、ご本人がご存命ならクレームものだと思いました。


また、漫画版をスマホで読んだのですが、最初から漫画アプリ用に制作されたのではなく、単行本を電子書籍化しただけなので、読みづらかったです。


結論は、池波正太郎は、エッセーでも、漫画ではなく文章を読んだ方が、断然、奥深く、面白いということです。

 

 


==「本と雑誌」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/dc30502bb229b843454e38b8994f9be0

1~50冊  省略

51冊 2020/4/4  『池波正太郎 「男の作法」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/945a81aa7409b9ecefbf75361d165c6d

52冊 2020/6/25 『芥川竜之介紀行文集』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/dadeedca3e5e80fc1250d72fa6c18a80

53冊 2020/7/23 『池永陽「コンビニ・ララバイ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0ded21bfc2a8aa3b71308f512f78b768

54冊 2020/7/30 『大人の御朱印 50にして天命を知る』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9df94033c4eaeeb20caa1d1f65006681

55冊 2020/8/22 『大森匂子「本郷菊坂菊富士ホテル」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a9ef620a7829e24f2ac1f43015aed4e8

56冊 2020/10/30『遊遊漢字学 中国には「鰯」がない』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b65869eec26cab46eea5af93f449be35

57冊 2021/3/12 『ドナルド・キーン わたしの日本語修行』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1ac42b8270d7d14ff22a0db4a5d03259

58冊 2021/5/7  『1964年と2020年 くらべて楽しむ地図帳』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/230a1542e0bd16e8759e007624fe478e

59冊 2021/8/14 『よりぬき サザエさん No.6』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f970dde5d6e47e223fad4de21b378387

60冊 2021/8/27 『土地の記憶から読み解く早稲田』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5b357a1bd07b0e31edd68769dda624f5

61冊 2021/10/8 『湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/303f6c324ffdaa96df0bb8cca3c74382

62冊 2022/1/16 『ちあきなおみ 沈黙の理由』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/cdbfd87565b7dcf7ab95b93aadd7af3f

63冊 2022/5/11 『閉店間際の三省堂書店本店で地図帳を購入』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c73d0019eae262929eb4e6c4ee03dbbd

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映画 Film265 『君に届け』

2023年05月25日 | 映画

隊長が、これまでに鑑賞した「映画」を紹介するシリーズの第265作品目は、『君に届け』をお送りします。

 

 


『君に届け』は、平成22年(2010)9月25日に公開された日本映画です。配給は、東宝。上映時間:128分。


本作品は、誰よりも健気で純粋ながら、見た目が暗いことで周囲から「貞子」と呼ばれる女子高生の黒沼爽子(さわこ)が、クラスの人気者・風走翔太の気さくな優しさに触れながら、徐々に打ち解けて変わっていく姿を描いた青春ラブストーリーです。


原作:累計発行部数1000万部を突破する、椎名軽穂の同名の人気漫画。


監督は、熊澤尚人(くまざわ なおと) 。


脚本:根津理香、熊澤尚人。


主演は、多部未華子と、三浦春馬。


尚、「隊長のブログ」では、多部未華子さんが出演する作品・番組を、これで九本を紹介したことになります。詳細は、こちらをご参照下さい  。


三浦春馬さん出演作品は、映画  『コンフィデンスマンJP プリンセス編』 などを、取り上げています。


共演者:蓮佛美沙子(れんぶつ みさこ)、桐谷美玲、夏菜、青山ハル、金井勇太、富田靖子、ARATA(現:井浦新)、勝村政信、ほか。

 

 クラスメイト(左から:青山ハル、桐谷美玲、多部未華子、三浦春馬、蓮佛美沙子、夏菜)

 


主題歌は、flumpool の「君に届け」。

 

あらすじ:物語の舞台は、北海道。北幌高校に入学した黒沼爽子(多部未華子)は、黒髪ロングで陰気そうな見た目から「貞子」と呼ばれ、クラスメートから孤立した高校生活を送っていました。


しかし、孤立していた爽子にも、屈託のない笑顔で声をかけてくれる風早翔太くん(三浦春馬)の存在により、「クラスに溶け込みたい」という想いが強まり懸命に行動していきます。


そんな爽子の姿に、クラスメートの千鶴(蓮佛美沙子)、あやね(夏菜)、梅(桐谷美玲)、龍(青山ハル)も心を動かされ、次第に友情や愛情が芽生えていくのです。。。

 


感想:冒頭に、「青春ラブストーリー」と書きましたが、爽子と翔太の恋愛ドラマであると同時に、主人公たちの高校3年間の友情・恋愛・進路などを通して、登場人物たちが成長していく姿を描いた王道の「青春群像劇」でもあります。


もともと原作漫画にあるのでしょうが、“胸キュン” のセリフやシーンを、熊澤監督が丹念に描いているのが、好感を持てます。


キャスティングも嵌っていますね。外見は暗い風貌ですが、内面は純粋で、前向き、かつ努力家。表情が明るくなると、外見も可愛い爽子を、当時21歳の多部未華子さんが好演しています。


三浦春馬さんも、爽やか・気さくで誰にでも好かれる翔太のイメージにぴったしです。


他の出演者も、適材適所と言ってよいでしょう。


flumpool の主題歌も、映画の雰囲気を盛り上げています。


最後になりますが、御存知のように、翔太を演じた三浦春馬さん。2020年7月に、30歳という若さで急逝しています。


ご冥福を、お祈りいたします。

 

 

 

 


==「映画」バックナンバー =
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/226e9f0193a60e6a012384176360666f
Film1~250  省略

Film251 2022/7/18 『エルビス』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8253525b9bf7527bc081bb94708ff005

Film252 2022/9/20 『必死剣 鳥刺し』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9e2a85ff0a9e61ab15e39f8b554e8ae4

Film253 2023/1/7  『ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/86d9b2ce72d25e29c817d658bfc84f88

Film254 2023/2/14 『おとうと』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f2f797a386684d5d744a368d7e52f66c

Film255 2023/3/6  『ウエスト・サイド物語』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/46ae01c40505d1be80251f8cb534f750

Film256 2023/3/19 『セーラー服と機関銃』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5c144282a467be4397465d4271875cfc

Film257 2023/4/4  『ニュー・シネマ・パラダイス』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0c0ebc82b22ea1f323fa2c1d1264226e

Film258 2023/4/13 『新解釈・三國志』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/758617884b2a49a31b9f7307561fc08a

Film259 2023/4/16 『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bafc223e40fd969bcddd9582dac7005a

Film260 2023/4/23 『アルカトラズからの脱出』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3b3b7bbdc8bdd56caeb04b160f10fd8d

Film261 2023/4/27 『コンフィデンスマンJP プリンセス編』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/381ba15a9e8aa9d8c6794ce162990d6f

Film262 2023/5/3  『わが母の記』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f5b5239b3001d929da058399a3532216

Film263 2023/5/7  『ビリギャル』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b4ff5279b0e1c8542ee6c132028530bf

Film264 2023/5/13 『ミリオンダラー・ベイビー』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d9fa6de59525e7a93812ce11842371a0

 

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