隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

テレビ Vol.636 『ドラマ 「御上先生」』

2025年03月09日 | テレビ番組

隊長が、観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第636回は、『ドラマ 「御上先生(みかみせんせい)」』をお送りします。

 

 


民放各局の1月から始まった冬の連続TVドラマ(連ドラ)、多くの作品が放送されています。その中で隊長が観始めたのは、七作品です。


その冬の “連ドラ” を批評するコーナーの一作品目は、『まどか26歳、研修医やってます!』。  


二作品目が、『アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~』。


三作品目は、『クジャクのダンス、誰が見た?』 


四作品目が、『119エマージェンシーコール』  でした。


今日ご紹介する『御上先生』は、TBS系列「日曜劇場」枠で、1月19日から放送開始されました。放送時間は、毎週日曜日の 21:00 ~ 21:54。


尚、「日曜劇場」の前作は、神木隆之介主演の『海に眠るダイヤモンド』 。


本作品は、文科省のエリート官僚が、高校3年生の担任として教壇に立つ姿を描いた、新しい形の学園ドラマです。


脚本:詩森ろばによる、完全オリジナルストーリー。


主人公で、東大卒の文科省官僚が、官僚派遣制度によって私立高校への出向が命じられた・御上孝(みかみ たかし)を演じるのは、松坂桃李。


共演者:吉岡里帆、北村一輝、迫田孝也、臼田あさ美、及川光博、常盤貴子、櫻井海音(かいと)、林 泰文、ほか。

 

 


3年2組の生徒役は次の29人;

 

 


主題歌は、ONE OK ROCK の「Puppets Can't Control You」。

 

第1話のあらすじ:冒頭のシーンでは、令和六年度の国家公務員採用総合職の一次試験会場で、フードを被った人物が受験生の1人をナイフで刺す事件が発生しました。犯人は22歳の真山弓弦(まやま ゆづる/堀田真由)で、三流大学出身とされています。被害者は東大生の渋谷さんでした。


シーンは、変わり、文科省官僚の御上孝(松坂桃李)は、東大を多く輩出する私立隣徳(りんとく)学院 3年2組の教壇に立っていました。御上は3年2組の担任となりましたが、その代わり1、2年のときに担任だった是枝文香(これえだ ふみか/吉岡里帆)が、副担任に降格させられていました。是枝や、生徒たちは御上に不満を募らせています。


同組29人の生徒と、是枝を前に、御上の授業が始まります。その場にいる生徒は、それぞれの想いをもって、向き合っていくのでしたが、御上が投げかけた「きみたちは真のエリートではなく、上級国民予備軍だ」との言葉が、波紋となり、生徒たちをつき動かすことになります。


同校報道部の神崎拓斗(奥平大兼)は、御上が文科省からの天下りを斡旋した犯罪者で、この学校に左遷させられたと校内新聞で発表。御上は、天下りの責任を取らされたのは本当だが、自分は斡旋はしてはいないと語り、「本当の闇が知りたければ放課後に教室に来い」と神崎に言いました。


御上は、神崎が1年前に校内新聞で暴露した隣徳の教師同士の不倫で辞職させられた教師・冴島悠子(常盤貴子)が現在はコンビニでバイトしていると写真を神崎に見せます。悠子は、殺人犯として囚われの身になっている弓弦の母でもありました。


そして、神崎が暴いた教師の不倫問題は、文科省の天下り斡旋、さらに国家公務員試験での殺人事件とつながっていると衝撃の事実を告げたのでした。。。

 

3月2日放送の第7話までの感想:隊長のドラマに対する持論は、「原作のないオリジナル脚本の方が、面白くなる可能性が高い」ですが、本作品はまさにその通りだと自画自賛しています。脚本の詩森ろばさん、映画・テレビドラマに書き下ろした本数は、少ないですが、劇団の作家・演出家としの長い経験が、緻密な物語を生み出しているのでしょうね。


一時期、“熱血学園ドラマ”が一世を風靡しましたが、御上は決して熱血教師では有りません。クールで理知的な教師ですが、生徒の事を思うことでは、心に“熱い物”を秘めています。感情表現を顔に出さいながら、芯のある教師という難しい役を、松坂桃李さんが好演しています。


本ドラマは、学園ドラマであると共に、権力争いや官僚の腐敗を暴く社会派ドラマでもあります。また、不倫問題の背後にある本当の闇を暴く、ミステリードラマの要素もあります。


映像的には、時おり使用する超ローアングルからの撮影が、新鮮です。


生徒役のキャストで注目しているのは、神崎とは幼馴染の富永蒼を演じる蒔田彩珠(まきた あじゅ)。

 

 

子役出身の彩珠さん、経験も実力も充分です。隊長のブログでも、 2022年1月期ドラマ 『妻、小学生になる。』   などで、取り上げています。

 


もう一人は、考え込みがちな真面目な性格の東雲温(しののめ たずね)役の上坂樹里(こうさか じゅり)。

 

 

現在19歳の樹里さん、実年齢に近い高校3年生役では、等身大の自分を演じられている様に思えます。同時期に放送されていた、NHKのドラマ「TRUE COLORS」でも主人公・立花海咲の中高校生時代を、熱演しています。


このドラマで、唯一注文を付けるとしたら、女高生役の俳優さんたちの化粧が、全体的に濃い事。隣徳学院は、生徒の自主性を尊重する私立高校なので、化粧も許されている設定なのでしょうが、違和感があります。


東雲温を演じている上坂樹里さんも、「TRUE COLORS」では、ナチュラルメイクで、好感が持てます。

 

尚、『御上先生』 次回・第8話は、今日・3月9日(日) 夜9時からの放送予定です。

 

 

 

 

 

==「テレビ番組」 バックナンバー 一覧 ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/17de26ad35859fd865f52645aba1b27d

Vol.1 ~ 625 省略

Vol.626  2025/1/10   『ドラマ「スロウトレイン」』 

Vol.627  2025/1/18    『アナザースカイ「2024年2月~3月放送ピックアップ」

Vol.628  2025/1/24    『カンブリア宮殿 「2024年8月~12月放送ピックアップ」

Vol.629  2025/1/30   『ドラマ「坂の上の雲」』 

Vol.630  2025/2/4     『ドラマ「私たちの東京ストーリー」』 

Vol.631  2025/2/8     『ドラマ「週末旅の極意2」』 

Vol.632  2025/2/12   『ドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」』 

Vol.633  2025/2/17    『ドラマ「アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~」

Vol.634  2025/2/24    『ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」

Vol.635  2025/2/28    『ドラマ「119エマージェンシーコール」』 

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「テレビ番組」 バックナンバー 一覧 Vol.601~635

2025年03月04日 | テレビ番組

隊長が観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズが、2025年2月28日にアップした『ドラマ「119エマージェンシーコール』で、635回を数えました。

 

 

Vol.1~50までの記事の一覧 、  

 

Vol.51~100までの記事の一覧 、

 

Vol.101~150までの記事の一覧 、 

 

Vol.151~200までの記事の一覧 、


Vol.201~250までの記事の一覧 、


Vol.251~300までの記事の一覧 、


Vol.301~350までの記事の一覧 、


Vol.351~400までの記事の一覧 、


Vol.401~450までの記事の一覧 、


Vol.451~500までの記事の一覧 、

                                                     Vol.501~550までの記事の一覧   、

 

Vol.551~600までの記事の一覧 は、既にリストにしています。


そこで、Vol.601~635までの記事をリストにしましたので、ご参照下さい。

 

 

==「テレビ番組」 バックナンバー 一覧 ==
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Vol.601  2024/8/2    『ドラマ「海のはじまり」』 

Vol.602  2024/8/8    『ドラマ「新宿野戦病院」

Vol.603  2024/8/13   『ドラマ「ギークス~警察署の変人たち~」

Vol.604  2024/8/19   『ドラマ「マル秘の密子さん」

Vol.605  2024/8/23   『「ものまね番組」 Part3

Vol.606  2024/8/25   『ドラマ「続・夢千代日記」

Vol.607  2024/8/30   『ボクらの時代「2023年9月~2024年8月放送ピックアップ」

Vol.608  2024/9/6    『ドラマ「スカイキャッスル」

Vol.609  2024/9/11   『ファミリーヒストリー「2023年8月~12月放送ピックアップ」

Vol.610  2024/9/19   『台湾ドラマ「火神の涙」

Vol.611   2024/9/26   『鶴瓶の家族に乾杯 「2024年2月~7月放送ピックアップ」』 

Vol.612   2024/9/30   『2024年夏の連ドラ総括』 

Vol.613   2024/10/5   『ドラマ「終りに見た街」』 

Vol.614   2024/10/7   『A-Studio+「2023年9月~24年6月放送ピックアップ」

Vol.615   2024/10/11  『ドラマ「団地のふたり」』 

Vol.616   2024/10/13  『こころ旅「2024年秋の旅」ピンチランナー登場』 

番外編    2024/10/18  『訃報:西田敏行さん』 

Vol.617   2024/10/21  『ドラマ「母の待つ里」』 

Vol.618  2024/10/25  『世界ふれあい街歩き 「チューリヒ」、「ブルージュ」

Vol.619   2024/11/4   『ドラマ「潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官」』 

Vol.620   2024/11/10  『ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」』 

番外編   2024/11/20  『訃報:火野正平さん

Vol.621  2024/11/23   『ドラマ「若草物語-恋する姉妹と恋せぬ私-」

Vol.622  2024/12/1    『ドラマ 「ザ・トラベルナース」』 

Vol.623  2024/12/6    『ドラマ「海に眠るダイヤモンド」』 

Vol.624  2024/12/14  『中国ドラマ「ありのままの君に恋して」

Vol.625  2024/12/21  『2024年秋の連ドラ総括 

Vol.626  2025/1/10   『ドラマ「スロウトレイン」』 

Vol.627  2025/1/18    『アナザースカイ「2024年2月~3月放送ピックアップ」

Vol.628  2025/1/24    『カンブリア宮殿 「2024年8月~12月放送ピックアップ」

Vol.629  2025/1/30   『ドラマ「坂の上の雲」』 

Vol.630  2025/2/4     『ドラマ「私たちの東京ストーリー」

Vol.631  2025/2/8     『ドラマ「週末旅の極意2」』 

Vol.632  2025/2/12   『ドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」』 

Vol.633  2025/2/17    『ドラマ「アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~」

Vol.634  2025/2/24    『ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」

Vol.635  2025/2/28    『ドラマ「119エマージェンシーコール」』 

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Vol.635 『ドラマ 「119エマージェンシーコール」』

2025年02月28日 | テレビ番組

隊長が、観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第635回は、『ドラマ 「119エマージェンシーコール』をお送りします。

 

 


民放各局の1月から始まった冬の連続TVドラマ(連ドラ)、多くの作品が放送されています。その中で隊長が観始めたのは、七作品です。


その冬の “連ドラ” を批評するコーナーの一作品目は、『まどか26歳、研修医やってます!』 、

 

二作品目が、『アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~』、


三作品目は、『クジャクのダンス、誰が見た?』 でした。


今日ご紹介する『119エマージェンシーコール』は、フジテレビ系列「月9」枠で、1月13日から放送開始されました。放送時間は、毎週月曜日の 21:00 ~ 21:54。


尚、「月9」の前々作は、目黒蓮主演の『海のはじまり』 。


本作品は、119番緊急通報に応答し、適切に救急車、消防車の出動を指令する指令管制員たちが、様々な通報に、もがき苦しみながらも、適切に対応している姿を描いた、社会派ドラマです。


脚本:橋本夏と小柳啓伍による、完全オリジナル作品。


橋本夏さん脚本のドラマは、2022年1月期 『ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○』  と、2023年4月期  『わたしのお嫁くん』  を、取り上げています。


主人公で、指令管制員・粕原雪(かすはら ゆき)を演じるのは、清野菜名(せいの なな)。


共演者:瀬戸康史、佐藤浩市、中村ゆり、前原滉(まえはら こう)、一ノ瀬颯(はやて)、見上愛、ほか。

 

 

主題歌は、羊文学の「声」。

 

第1話のあらすじ:「119番消防です。火事ですか、救急ですか」。横浜市消防局司令課3係で通話を受けた粕原雪(清野菜名)。雪の隣には、教育係として兼下睦夫(瀬戸康史)が指導にあたっています。緊急性のない119番通報に対しては厳しい態度をとる兼下の様子を、係長の高千穂一葉(中村ゆり)は苦笑いで見ていました。


休憩時間になると同僚の与呉心之介(一ノ瀬颯)や箕輪健介(前原滉)は、兼下の指導は無愛想だがもうすぐ終わるから辛抱するようにと雪を励まします。だが、当の雪は気にしていない様子。同じく同僚の新島紗良(見上愛)はみんなの話には加わらずにいました。


高千穂は自分のデスクに兼下を呼び、雪への指導に愛がないのではと注意します。兼下は最初から自分は指導係に向いていないと断ったと反論し、異動時期ではないのになぜ雪が来たのかと不満を漏らします。高千穂は銀行を退職してまで指令管制員になるために、消防局に入った雪は大事に育てなければいけないと諭します。さらに、高千穂は、雪はずば抜けた能力を持っていると教えます。それは、雪が一度聞いた声や音を忘れないでいることでした。


その夜、司令センターに現れた堂島信一(佐藤浩市)を、雪はあこがれの眼差しで見ています。それには、ある理由があったのです。そんな時、雪が受けたネットカフェの男性客からの119番通報を皮切りに、管制員たちは次々に通報を受けるのでした。。。。。

 

 

2月24日放送の第6話までの感想:限りなくリアリティーを追求するため、横浜市消防局全面協力の下、最新の消防司令センターをセットで完全再現し、撮影を開始しました。また、横浜市との間で連携協定を締結していました。


ところが、フジテレビの中居正広氏の女性トラブルに端を発した、同局のガバナンス欠如により騒動が拡大。スポンサーの大半が、自社CMの放映を差し止め、公共広告などに差し替える事態が、本ドラマにも影響を与えました。


それだけでなく、放送がスタートしてから、横浜市及び横浜市消防局協力のクレジットが、エンドロールから削除されることになりました。さらに、第1話の放送中に発生した、日向灘沖地震により、一旦中断し、その後再開したり、1月27日放送予定だった第3話は、「フジテレビ経営陣会見」のため翌週に延期されるなど、ドラマの内容以外のところで、注目されました。


しかし、ドラマ自体は、隊長の評価では、観るに値する作品だと思います。何故なら、消防・救急のスぺシャリスト集団である指令管制員たちが、通信技能と医療知識を駆使して、危機に瀕(ひん)した “命” をつなぐために、日々、“声” を聞き “声” で救っている様が、良く分かるからです。


社会派ドラマであると共に、職場や家庭での人間関係、新人指令管制員・粕原雪の成長する姿など、人間ドラマでもあります。


2022年1月から非定期ですが、NHK総合テレビで放送されている『エマージェンシーコール ~緊急通報指令室~』も、ドラマの放送中に、4回新エピソードが放送されました。

 

 

こちらは、日本各地の緊急通報の指令室にカメラが密着し、緊急通報を受けるオペレーターと、通報者の会話だけで日本の今を描くノンフィクション番組です。番組を観ていると、実際に起こった通報者ととな指令管制員とのやり取りなので、現場の緊迫感と、指令管制員の緊張感が伝わってきます。


ドラマの方も、このノンフィクション番組に勝るとも劣らない程、リアリティがあります。リアリティあるドラマに仕上げる為に、脚本家・演出家・プロデューサーなどのスタッフが、入念な取材をしたことが、想像できます。


それと、ドラマに登場する俳優陣の演技力だけでなく、通報者として声だけで出演する声優さんの演技力もリアリティさの表現に重要な役割を担っていますよね。


清野菜名さん、ゴールデンタイムの連続ドラマに初出演ということで、本来なら彼女のキャリアアップになったのでしょうが、フジテレビ上層部のガバナンス欠如による騒動で、本ドラマへのバイアスが掛かってしまい、可哀そうな気がします。


他のキャストで注目しているのは、指令管制員主任・堂島信一を演じる佐藤浩市さん。ベテランらしいいぶし銀の演技は光ります。第6話では、前フリに係長・高千穂一葉(中村ゆり)から健康診断受診を促されながら応じないシーンがあり、ラストに堂島が飲料自販機の前で咳き込むと掌に血が付いているシーンがありました。堂島のこれからも、気になります。

 

尚、『119エマージェンシーコール』 次回・第7話は、3月3日(土) 夜9時からの放送予定です。

 


 

 

 

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Vol.1 ~ 620 省略

番外編   2024/11/20  『訃報:火野正平さん

Vol.621  2024/11/23   『ドラマ「若草物語-恋する姉妹と恋せぬ私-」

Vol.622  2024/12/1    『ドラマ 「ザ・トラベルナース」』 

Vol.623  2024/12/6    『ドラマ「海に眠るダイヤモンド」』 

Vol.624  2024/12/14   『中国ドラマ「ありのままの君に恋して」

Vol.625  2024/12/21  『2024年秋の連ドラ総括

Vol.626  2025/1/10   『ドラマ「スロウトレイン」』 

Vol.627  2025/1/18    『アナザースカイ「2024年2月~3月放送ピックアップ」

Vol.628  2025/1/24    『カンブリア宮殿 「2024年8月~12月放送ピックアップ」

Vol.629  2025/1/30   『ドラマ「坂の上の雲」』 

Vol.630  2025/2/4     『ドラマ「私たちの東京ストーリー」』 

Vol.631  2025/2/8     『ドラマ「週末旅の極意2」』 

Vol.632  2025/2/12   『ドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」』 

Vol.633  2025/2/17    『ドラマ「アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~」

Vol.634  2025/2/24    『ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」』 

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テレビ Vol.634 『ドラマ 「クジャクのダンス、誰が見た?」』

2025年02月24日 | テレビ番組

隊長が、観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第634回は、『ドラマ 「クジャクのダンス、誰が見た?』をお送りします。

 

 


民放各局の1月から始まった冬の連続TVドラマ(連ドラ)、多くの作品が放送されています。その中で隊長が観始めたのは、七作品です。


その冬の “連ドラ” を批評するコーナーの一作品目は、『まどか26歳、研修医やってます!』  


二作品目が、『アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~』 でした。


今日ご紹介する『クジャクのダンス、誰が見た?』は、TBS系列「金曜ドラマ」枠で、1月24日から放送開始されました。放送時間は、毎週金曜日の 22:00 ~ 22:54。


本作品は、現在と過去--時代を超えた二つの事件に巻き込まれた親子の “愛と運命” が交錯する、本格サスペンスドラマです。


原作が、浅見理都によるによる同名の漫画作品。


浅見理都さん漫画の映像化作品は、2020年4月期ドラマ  『イチケイのカラス』  を、取り上げています。


脚本:金沢知樹(ともき)。


主人公で、元警察官の父親を殺された娘・山下心麦(こむぎ)を演じるのは、広瀬すず。


尚、「隊長のブログ」では、広瀬すずさんが出演する作品・番組を、これで19本を紹介したことになります。詳細は、こちらをご参照下さい  。


共演者:リリー・フランキー、松山ケンイチ、成田凌、磯村勇斗、森崎ウィン、仙道敦子、ほか。

 

 


主題歌は、Ado の「エルフ」。

 

第1話のあらすじ:大学生の山下心麦(広瀬すず)は、二人きりの家族である父・春生(リリー・フランキー)と、なじみの屋台のラーメン店で肩を並べてラーメンを食べていました。「クリスマスなのに付き合ってくれてありがとう」とうれしそうな春生を前に、気恥ずかしいながらもささやかな幸せを噛み締める心麦でした。


しかしその夜、春生と別れてサークルの飲み会から帰宅した心麦を待ち受けていたのは、燃え盛る我が家と春生の訃報でした。


最愛の父を失い茫然自失の心麦でしたが、春生の殺害犯は早々に逮捕されます。その人物は、春生が22年前に逮捕した資産家一家惨殺事件の犯人・遠藤力郎(酒向芳)の息子・友哉(成田凌)でした。春生がそんな事件を担当していたことを初めて知った心麦は、突然の事態の進展に実感が湧かないまま、いつものラーメン店を訪れ、店主の染田(酒井敏也)から春生が残した一通の手紙を受け取ります。


するとそこに書かれていたのは、友哉を含む複数の人物の名前と、その者たちに容疑がかかった場合、それは「冤罪」だとする記述でした。。。。

 

 

2月21日放送の第5話までの感想:三大連続ドラマ定番ジャンルと言われるのが「医療系」、「警察・探偵系」、「法廷・弁護士系(リーガル・エンターテインメント)」、モノですが、本ドラマは、「警察系」と「弁護士系」が、ハイブリッドされた作品です。


隊長のドラマに対する持論は、漫画が原作のドラマは、オリジナル脚本ドラマと比べ、面白い作品にはならないケースが多いと言うものです。理由は、漫画が原作のドラマは、漫画のイメージに脚本・演出が影響を受ける傾向があると思われるから。


小説やノンフィクションが原作のドラマだと、脚本家・演出家が自由にイメージを膨らませることが出来るのに対して、漫画、それもヒット作だと、漫画の画像イメージに引きずられる可能性が高いからです。しかし、本作品は持論が覆されましたね。


持論が崩されたのは、脚本家と演出家の力量でしょう。脚本家・演出家・構成作家・俳優・元お笑い芸人と、豊富な経歴を持つ金沢知樹さんと、ドラマ 『半沢直樹」  など、多くのヒット作品に演出・演出補として携わってきた田中健太さんが、合体したのですから、面白くならない訳がありません。


2023年1月期 『夕暮れに、手をつなぐ』  以来、TBSドラマ2年ぶり主演の広瀬すずさん。演技力にますます磨きが掛かっていますね。


最愛の父を殺されながらも、気丈にも真実を解き明かそうと苦闘する心麦を、好演しています。


Ado が歌う、主題歌「エルフ」も、ストーリに沿って、効果的に使われていますね。


サスペンスドラマの醍醐味である、これからの展開がどうなっていくのか。最終話までの一話一話が、楽しみです。

 

尚、『クジャクのダンス、誰が見た?』 次回・第5話は、2月28日(金) 夜10時からの放送予定です。

 

 

 

==「テレビ番組」 バックナンバー 一覧 ==
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Vol.1 ~ 620 省略

番外編   2024/11/20  『訃報:火野正平さん

Vol.621  2024/11/23   『ドラマ「若草物語-恋する姉妹と恋せぬ私-」

Vol.622  2024/12/1    『ドラマ 「ザ・トラベルナース」』 

Vol.623  2024/12/6    『ドラマ「海に眠るダイヤモンド」』 

Vol.624  2024/12/14   『中国ドラマ「ありのままの君に恋して」

Vol.625  2024/12/21  『2024年秋の連ドラ総括

Vol.626  2025/1/10   『ドラマ「スロウトレイン」』 

Vol.627  2025/1/18    『アナザースカイ「2024年2月~3月放送ピックアップ」

Vol.628  2025/1/24    『カンブリア宮殿 「2024年8月~12月放送ピックアップ」

Vol.629  2025/1/30   『ドラマ「坂の上の雲」』 

Vol.630  2025/2/4     『ドラマ「私たちの東京ストーリー」』 

Vol.631  2025/2/8     『ドラマ「週末旅の極意2」』 

Vol.632  2025/2/12   『ドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」』 

Vol.633  2025/2/17    『ドラマ「アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~」』 

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「広瀬すず 出演作品・番組」 記事一覧

2025年02月23日 | テレビ番組

女優の 広瀬 すず 《本名非公開》 は、静岡県清水市出身で、生年月日は平成10年(1998)6月19日。2025年2月現在、26歳です。所属事務所は、姉・広瀬アリスと同じ「フォスタープラス」。

 




 

三歳上の姉・広瀬アリスが専属モデルをつとめていた雑誌 『Seventeen』(集英社)のイベントに母と来場した際、現事務所の社長から声をかけられたことがきっかけで芸能界入り。


2013年、14歳の時 『幽かな彼女』(関西テレビ)で女優デビュー。(二枚目の写真は、14歳当時)

 




2016年3月公開の 『ちはやふる』 で映画単独初主演。


2019年度前期NHK朝ドラ 『なつぞら』 のヒロイン・なつ役で、お茶の間の注目を集めました。

 

 

その後も、数多くの映画・ドラマなどで、幅広く活躍し、若手女優を代表する一人になっています。

 

特技は、小学生の頃に習い始めたバスケットボール。CMやバラエティー番組で、その運動神経の良さを見せてくれています。



そんな広瀬すずさんが出演する作品・番組を、「隊長のブログ」では、これまでに19本を紹介しています。


詳細は、下記の記事一覧をご参照下さい。




==「広瀬すず 出演作品・番組」 記事一覧 ==
 
1.  2015年6月公開映画 『海街diary』

2.  2017年3月公開映画 『チア☆ダン』

3.  2018年1月期ドラマ 『anone』

4.  2018年7月期ドラマ 『チア☆ダン』

5.  2018年12月31日放送 『第69回 NHK 紅白歌合戦』

6.  2019年度前期朝ドラ 『なつぞら』  

7.  2020年1月公開映画  『ラストレター』

8.  2020年5月30日放送  『リモートドラマ Living』

9.  2020年12月公開映画 『新解釈・三國志』

10.  2021年3月20日放送  『エアガール』

11.  2021年4月期ドラマ 『ネメシス』

12.  2021年5月放送バラエティー 『日曜日の初耳学』

13.  2021年11月放送ドキュメンタリー 『情熱大陸』

14.  2022年3月5日放送ドラマ 『津田梅子~お札になった留学生~』 

15.  2022年5月放送トーク番組 『僕らの時代』  

16.  2023年1月期ドラマ 『夕暮れに、手をつなぐ』

17.  2023年7月TVCM 『ザ・プレミアム・モルツ』

18.  2023年8~9月 『バスケW杯・テレビ朝日SPブースター』

19.  2025年1月期ドラマ  『クジャクのダンス、誰が見た?』

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