隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

テレビ Vol.529 『インタビュー ここから 「映画監督 山田洋次」』

2023年02月28日 | テレビ番組

隊長が観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第529回は、『インタビュー ここから 「映画監督 山田洋次』をお送りします。

 

 


『インタビュー ここから』は、NHKのアナウンサーが自ら企画し制作するインタビュー番組です。夢の実現へもがいていた場所や支えとなったふるさとなど、様々な分野の第一線で活躍する方の「原点」を訪ねて、仕事や人生の哲学についてインタビューします。


放送は、NHK総合テレビで、祝日の午前7時30分~8時。


2月11日に登場したのは、「男はつらいよ」シリーズなどで知られる映画監督の山田洋次さんでした。


聞き手は、小野文惠アナウンサー。

 

 


小野文惠さん出演番組は、 『鶴瓶の家族に乾杯』  を、取り上げています。


この日の放送では、91歳の今も新作に取り組む山田さんが映画で問いかけてきたのは、人と人との関わりや人間はどう生きるのか。その映画づくりの原点は、少年時代のある出会いにあることが語られました。


戦後、旧満州(今の中国東北部)から引き揚げてきた山田監督が、山口県の宇部で出会った女性にかけられた言葉。そして、山田さんの生涯を貫く思いを、話してくれました。

 

この日の放送を観て、山田監督の人間愛溢れる作品の原点は、過酷な満州からの引き揚げ経験だということが分かりました。


山田監督・91歳。 クリント・イーストウッド監督 ・92歳。日米を代表する、レジェンド映画人のお二人には、もっと長生きをして頂き、映画界に息吹きを吹きかけ続けていただきたいものです。

 

「隊長のブログ」では、山田洋二さんの作品・番組を、これで17本を紹介したことになります。詳細は、こちらをご参照下さい  。

 

尚、『インタビュー ここから』の次回放送は、2月28日現在、未定です。

 


==「テレビ番組」 バックナンバー ==
https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/17de26ad35859fd865f52645aba1b27d

Vol.1~515 省略。

Vol.516 2022/12/22 『2022年秋の連ドラ総括』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/027755b77e92a2a0a9b4d4824bfc0a19

Vol.517 2023/1/11  『ガイアの夜明け「2022年1~12月放送ピックアップ」』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/96d4726ff1f4cd5f6062d027f0e09aa0

Vol.518 2023/1/19  『ドラマ「シャツの店」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5c227a4a3c0be1e017ad4bb593e25121

Vol.519 2023/1/28  『ドラマ「女神の教室」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0f21c13a24b6b64395457b0fde1ea25b

Vol.520 2023/2/2   『ドラマ「100万回言えばよかった」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/38f3d7138252f7357ac690fcae0c111b

Vol.521 2023/2/4   『ドラマ「星降る夜に」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6668044f68f1370a42d342ca34644993

Vol.522 2023/2/7   『ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/363f37bd61f48bc0085a7cdc335c2637

Vol.523 2023/2/10  『世界ふれあい街歩き「キエフ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e869b6f7dfa2b557e3add46e8cd4ad43

Vol.524 2023/2/12  『ドラマ「我らがパラダイス」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ca4f25b05984f34828e02c1b68527265

Vol.525 2023/2/16  『新美の巨人たち「2022年7月~23年1月放送ピックアップ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4cc93bcb5b80d526adda7041425bf1f2

Vol.526 2023/2/19  『大河ドラマ「どうする家康」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2ca591cdcaa5c2b72c842d9687a889b8

Vol.527 2023/2/23  『ボクらの時代-2022年9~12月放送ピックアップ-』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8460bc7dd1cf69d09c31ef9d6377c29a

Vol.528 2023/2/25  『朝ドラ「ひらり」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0896b212b7dc751867e5a9eb0b61b45a

 

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「リュック・ベッソン 作品」 記事 一覧

2023年02月27日 | 映画

フランス映画界の巨匠:リュック・ポール・モーリス・ベッソン(Luc Paul Maurice Besson)は、1959年3月18日にフランス パリで、生まれました。2023年2月現在、63歳です。

 

 


スキューバ・ダイビングのインストラクターだった両親の影響で海洋生物学者を志しますが、17歳の時に事故でダイビングができなくなり、学者の道を断念します。


パリの映画会社・ゴーモンでニュース映画  のアシスタントを務めた後、ハリウッドで映画製作を学び、自らの製作会社を立ち上げました。後に会社は、Les Films de Dauphins(イルカ映画社)と改名し、現在に至っています。


1983年、初長編監督作「最後の戦い」で注目を集め、その後、監督、脚本家、プロデューサーとして、多くの映画作品を生み出しています。


「隊長のブログ」では、そんなリュック・ベッソンさんの映画作品を、これまでに八本を紹介しています。


詳細は、下記一覧をご参照下さい。

 

  
== 「リュック・ベッソン 作品」 記事一覧 (日本公開年順) ==

1.  1998年『TAXi』製作・脚本  

2.  2000年『TAXi2』製作・脚本  

3.  2001年『YAMAKASI』原案・脚本  

4.  2002年『WASABI』製作・脚本  

5.  2003年『TAXi3』製作・脚本  

6.  2005年 『TAXI NY』 原案・製作

7.  2007年『Taxi4』製作・脚本  

8.  2010年『パリより愛をこめて』 原案  

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街歩き 第129回 『湯島天神 第66回梅まつり』

2023年02月27日 | まち歩き

隊長の地元:東京都文京区内や近隣を散策する「街歩き」シリーズの第129回は、『湯島天神 第66回梅まつり』を、お送りします。

 

 


2月25日(土)に、梅の名所として知られる、文京区にある湯島天神(湯島天満宮)で、2月8日から開催されている「第66回梅まつり」に、行ってきました。昭和33年(1958)から行われている梅まつりも、今回で66回を迎えるそうです。


文京区本郷の自宅から一番近い「唐門」から境内へ。

 

 


「参集殿」前の通路では、地元の老舗店や、各地の物産を、販売していました。寒い日でしたが、多くの観梅客で、境内は賑わっています。

 

 


これは、和歌山県を主たる生産地とする白梅で、「南高梅(なんこううめ)」という品種だそうです。

 

 

 


境内にある約300本ある梅は、丁度、見頃でした。

 

 

 

 

本殿脇に設けられた「特設奉納舞台」では、コロナ禍で中止されていた、「奉納演芸」が、3年ぶりに復活です。

 


訪れた時には、「おどりの空間」の方々による、奉納舞踊が行われていました。


演目は、おめでたい「松づくし」。

 

 


「第66回梅まつり」の会期は、3月8日(水)迄ですので、お気を付けください。

 

尚、「隊長のブログ」では、湯島地区に関する記事を、これで44回アップしたことになります。 詳細は、こちらをご参照下さい  。


また、『湯島天神』を含む湯島・上野広小路地区の建物・お店の地図は、こちらでご覧いただけます

 

 


==「街歩き」バックナンバー==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/c2c437caab6ac1e2be19246ef261eea9

第1回~115回  省略

第116回 2021/3/31 『御朱印巡り「上野東照宮」』(その1)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6eb045784c6a2b154046b4a39f5ff634

第116回 2021/4/4  『御朱印巡り「上野東照宮」』(その2)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3f047bbbadca4c9f3223559a23a6318a

第117回 2021/4/20 『上野東照宮 第42回 春のぼたん祭』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/768227ac641fa43d25d389c875b83d5c

第118回 2021/4/29 『御朱印巡り「上野大仏」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/69f06f1f5988091c98f2bf7b14a09901

第119回 2021/7/10 『「常盤橋」修復完了』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6adb9442428dd533628ca510160eab86

第120回 2021/8/7  『「徳川慶喜終焉の地」と「切支丹屋敷跡」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/270da90976126bb75dfb77f4c45532ee

第121回 2021/9/24 『御朱印巡り「真性寺」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/090b705825d656825f0aa4bcebab9f86

第122回 2021/12/5 『三鷹跨線人道橋』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/007f69a70d672e37ae79663764f83c78

第123回 2022/2/25 『御朱印巡り 「湯島聖堂」』 (その1)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ff465edc19ab987021daf78bff10bd80

第123回 2022/2/27 『御朱印巡り 「湯島聖堂」』 (その2)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3aceb1b8f697ea0531d6e09d7398dc22

第124回 2022/3/5  『湯島天神 梅まつり 間もなく終了』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5356062a0012ac6909ea56266b259a92

第125回 2022/3/28 『御朱印巡り「桜神宮・桜とメジロ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3d4accc3ab5f73f2273851d265b768fa

第126回 2022/3/31 『長谷川町子美術館と魚友鮨』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8a227290aed7ffe6c484632cb4a1e164

第127回 2022/4/9  『御朱印巡り「延命寺」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/17f0093f82700c7f14420edcba65384c

第128回 2023/2/18 『Bーぐる「本郷・湯島ルート」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f2c2dbb344004ecbd724c7556595fb2b

 

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テレビ Vol.528 『朝ドラ 「ひらり」』

2023年02月25日 | テレビ番組

隊長が観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第528回は、『朝ドラ 「ひらり 』をお送りします。

 

 


平成4年(1992)10月5日~翌年4月3日にかけて放送されていた、NHK「連続テレビ小説」(通称:朝ドラ)第48作の『ひらり』が、昨年 12月20日(火)から、NHK総合テレビで、毎週火曜日~金曜日の午後4時30分~5時00分に、1日2話ずつ、再放送されています。(放送回数:全151話)


「隊長のブログ」では、“朝ドラ” を、これで29作品を紹介したことになります。詳細は、こちらをご参照下さい
 。


本作品は、東京下町の両国を舞台に、相撲が大好きなヒロイン・ひらりが、近所の町医者をめぐって姉と繰り広げる恋の騒動を中心に、コミカルに描いた青春物語です。


原作・脚本は、好角家(相撲通)として知られ、のちに横綱審議委員会審議委員も務めた、内館牧子。


内館牧子さん脚本のドラマは、2015年7月期  『エイジハラスメント』  を、取り上げています。


音楽は、中村正人(ドリームズ・カム・トゥルー)。


主題歌:ドリームズ・カム・トゥルー 「晴れたらいいね」。


相撲好きなヒロイン・ひらりを演じるのは、石田ひかり。


共演者:花沢徳衛、渡辺いっけい、鍵本景子、伊武雅刀、伊東ゆかり、島田正吾、石倉三郎、伊東四朗、池内淳子、 三遊亭楽太郎(故・六代目 三遊亭円楽) 、出羽錦忠雄、綿引勝彦、ほか。 

 

(後列左から:渡辺いっけい、鍵本景子、花沢徳衛、石田ひかり)

 

(石田ひかり、三遊亭楽太郎)

 

(渡辺いっけい、石田ひかり)

 

語りは、 倍賞千恵子。

 

 

第1話のあらすじ:東京の下町・両国の質屋「やぶさわ」から、朝早く出てくる藪沢ひらり(石田ひかり)。祖父の小三郎(島田正吾)と一緒に、隣家の相撲部屋「梅若部屋」に朝稽古を見に行くのが日課です。


親方の梅若虎男(伊東四朗)、女将の明子(池内淳子)、そして力士たちに囲まれて育ったひらりは、大相撲が大好きな20歳です。小三郎のほか、父の洋一(伊武雅刀)、母のゆき子(伊東ゆかり)、姉のみのり(鍵本景子)と暮らしていますが、父と母は朝から気まずいムードで。。。

 

 

第55話迄の感想:近くに「両国国技館」もあり、地元に大相撲が根付いている、墨田区両国が舞台です。東京の下町が舞台と言えば、同じく現在再訪中の 『本日も晴天なり』では、 ヒロインの実家が、日本橋人形町で江戸時代から続く染物屋でした。『ひらり』では、実家が先祖代々続く質屋で、隣に相撲部屋があります。


二つのドラマには、ヒロインが古き良き時代の下町文化の環境に育ったという共通点があり、近所付き合いも含めた、オーソドックスなファミリードラマと言えるでしょう。


『本日も晴天なり』の脚本が小山内美江子さんで、『ひらり』は、内館牧子さん。『舞いあがれ!』  など、最近の朝ドラと違い、ストーリー展開に、気をてらったところがなく、安心して “お茶の間” で観ていられます。


好角家の内館牧子さんなので、相撲界の慣習や、稽古のシーンでも、妥協を許さなかったのでしょうね。“本物感” が、画面越しに伝わってきます。


ひらりの母方の祖父の金太郎(花沢徳衛)が、町鳶(とび)の鳶頭。叔父の銀次(石倉三郎)も、鳶職。“木遣り(きやり)” を習い・唄うシーンが数多く登場して、下町情緒を醸し出しています。

 

かって、“朝ドラ” のヒロイン役は、新人女優の「登竜門(とうりゅうもん)」 と呼ばれ、オーディションで選ばれていました。当初は演技がぎこちなかった無名の女優さんが、ドラマの中の主人公の成長とともに、女優として成長していく姿を、急流をさかのぼることのできる鯉(こい)は、竜になるという中国の故事「登竜門」になぞらえていました。


しかし、最近では、2015年度前期『まれ』の 土屋太鳳  から始まり、波瑠  、高畑充希、芳根京子  、有村架純  、葵わかな、永野芽郁、安藤さくら、広瀬すず   、戸田恵梨香  、二階堂ふみ、杉咲花、清原果耶、上白石萌音、深津絵里、川栄李奈、黒島結菜  、そして最新作の 福原遥 と、連続15作実績のある女優さんが起用されています。


『ひらり』の石田ひかりさん。既に、アイドルとして活躍していて、姉の石田ゆり子さんと共に、知名度はありましたが、女優としては、この朝ドラでブレイクしたと言って良いと思います。


物語開始時点で20歳の設定だった主人公のひらりを、実年齢でも同じ20歳の石田ひかりさんが、水を得た魚のように、明るく生き生きと演じていますね。


花沢徳衛、島田正吾、伊東四朗、池内淳子、らのベテラン陣が、ドラマに “粋な” 味付けをしています。

 

再放送の時間帯が夕方なのですが、オープニングにドリカムの弾むような曲調の「晴れたらいいね」が流れてくると、明るい朝が始まるという感じになります。

 

 

 



最後になりますが、初回放送から30年、多くの出演者が、鬼籍に入られています;


花沢徳衛、島田正吾、池内淳子、 三遊亭円楽  、出羽錦忠雄、綿引勝彦、など (敬称略)。


亡くなられた皆さんのご冥福をお祈りいたします。

 

尚、『ひらり』次回、第56話は、2月28日(火)午後4時30分から放送予定です。

 

 


==「テレビ番組」 バックナンバー ==
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Vol.1~515 省略。

Vol.516 2022/12/22 『2022年秋の連ドラ総括』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/027755b77e92a2a0a9b4d4824bfc0a19

Vol.517 2023/1/11  『ガイアの夜明け「2022年1~12月放送ピックアップ」』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/96d4726ff1f4cd5f6062d027f0e09aa0

Vol.518 2023/1/19  『ドラマ「シャツの店」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5c227a4a3c0be1e017ad4bb593e25121

Vol.519 2023/1/28  『ドラマ「女神の教室」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0f21c13a24b6b64395457b0fde1ea25b

Vol.520 2023/2/2   『ドラマ「100万回言えばよかった」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/38f3d7138252f7357ac690fcae0c111b

Vol.521 2023/2/4   『ドラマ「星降る夜に」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6668044f68f1370a42d342ca34644993

Vol.522 2023/2/7   『ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/363f37bd61f48bc0085a7cdc335c2637

Vol.523 2023/2/10  『世界ふれあい街歩き「キエフ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e869b6f7dfa2b557e3add46e8cd4ad43

Vol.524 2023/2/12  『ドラマ「我らがパラダイス」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ca4f25b05984f34828e02c1b68527265

Vol.525 2023/2/16  『新美の巨人たち「2022年7月~23年1月放送ピックアップ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4cc93bcb5b80d526adda7041425bf1f2

Vol.526 2023/2/19  『大河ドラマ「どうする家康」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2ca591cdcaa5c2b72c842d9687a889b8

Vol.527 2023/2/23  『ボクらの時代-2022年9~12月放送ピックアップ-』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8460bc7dd1cf69d09c31ef9d6377c29a

 

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ダンス Part109 『九曲目は 「元禄花の兄弟 赤垣源蔵」』

2023年02月24日 | ダンス

隊長が好きな「ダンス・舞踊」を紹介するシリーズの第109回は、『九曲目は 「元禄花の兄弟 赤垣源蔵』をお送りします。

 

 


2018年の1月初めから週一回通っているのが、日舞(新舞踊)のお稽古です。


新舞踊とは、日本舞踊の所作を基本にしながらも、振り付けに多様なアレンジを加えた舞踊のこと。古典のほか、演歌、歌謡曲、民謡といった一般的になじみのある曲に合わせて踊ることも多い舞踊のジャンルです。


昨年10月の発表会までの、4年半の間に習ったのは八曲です。


曲名の一覧は、こちらをご参照ください  。


昨年の発表会終了以降に稽古を始めた九曲目が、三波春夫の長編歌謡浪曲『元禄花の兄弟 赤垣源蔵』。


平成13年(2001)に、77歳で亡くなられた三波春夫さんは、日本を代表する浪曲師、演歌歌手です。


「こんにちは こんにちは 西のくにから。こんにちは こんにちは 東のくにから。」で始まる、三波春夫さんが歌った、1970年大阪万博のテーマ曲『世界の国からこんにちは』は、どなたも一度は聴いたことがあるでしょう。


長編歌謡浪曲『元禄花の兄弟 赤垣源蔵』は、赤穂浪士四十七士の一人・赤垣源蔵の吉良屋敷討ち入り前後の物語を、三波春夫さんお得意の浪曲と歌謡曲で、表現した作品です。


同曲の踊りの稽古を始めて四か月弱、今までとは違う振付けなどで、苦労しています。


一曲の長さが10分強あるのと、踊りだけでなく、浪曲の部分では芝居表現があること。舞踊刀(模造刀)と、舞扇を使って踊るのは、何とか慣れてきたのですが、今回は、徳利と槍の小道具も操らなければなりません。


11月の発表会までに、人さまにお見せできる状態にしておかなければと、プレッシャーを感じています。

 

『元禄花の兄弟 赤垣源蔵』

作詞・構成:北村桃児
作曲:春川一夫
編曲:佐藤川太
歌唱:三波春夫

 

 

 

酒は呑(の)んでも 呑まれちゃならぬ
武士の心を 忘れるな
体こわすな源蔵よ
親の無い身にしみじみと
叱る兄者 (あにじゃ) が懐かしい

迫る討入り この喜びを
せめて兄者に よそながら
告げてやりたや知らせたい
別れ徳利を手に下げりゃ
今宵名残りの雪が降る

兄のきものに盈々(なみ)と 差して呑み干す酒の味
「兄上 もはや今生 (こんじょう) のお別れとなりました。
お顔見たさに来てみたが、
源蔵此れにてお暇仕(いとまつかまつ)りまする。」

兄の屋敷を立ち出でる
一足歩いて立ち止まり 二足歩いて振り返り
此れが別れか見納めか
さすが気丈 (きじょう) の赤垣も少時(しばし)佇む雪の中
熱い涙は止めどなし。

「かくて果てじと気を取り直し 饅頭笠を傾けて 目指す 行手は両国か。
山と川との合言葉 同じ装束 (いでたち) 勇しく
山道ダンダラ火事羽織 白き木綿の袖じるし
横川勘平武林が大門開けば赤垣は宝蔵院流九尺の手槍、
りゅう!としごいてまっさきに吉良の屋敷に踏込んだり。
されど東が開け初めても未だに解らぬ吉良殿在処 (ありか)
さすがの大石内蔵之助
天を仰いで嘆く時 誰が吹くやら呼子の笛
吉良の手を取り引い出し吹くは 赤垣源蔵なり

一夜開くれば十五日 赤穂浪士が 引揚げと 聞くより兄の塩山は
もしや源蔵がその中に 居りはせぬかと立ち上り、

「市助!市助はおらぬか!」
「市助赤穂浪士が今引揚げの最中、たしか弟が その中に居るはずじゃ
そなた早よう行って 見届けてきて呉れ!
もしも源蔵が居たならば、隣近所にも聞こえる様に
大きな声で叫んでくれ、よいか!」

もしも居らないその時は 小さな声で儂 (わし) にだけ
知らせてくれよ頼んだぞ。祈る心で待つ裡 (うち) に転がる様に戻り来て、

「ヤァー源蔵さまが居りましたワイ」
嬉し泪の塩山は雪を蹴立てて、真っしぐら仙台候の御門前
群がる人をかき分け、かき分け、前に進めば源蔵も
兄は来ぬかと背延びして、 探し求めている様子。
「源蔵!」
「兄上か!」
ひしと見交わす顔と顔、固く握った手の中に 通う血汐の温かさ
同じ血じゃもの肉じゃもの。

夢を果した男の顔に
昇る旭が美しや
笑顔交して別れゆく
花の元禄兄弟
今朝のお江戸は日本晴れ

 

2024/1/15 追記:映画 『忠臣蔵 (昭和33年)』『赤穂浪士討入りの吉良邸跡』

 


==「ダンス」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/aa03bee8ce98591f1fc4f56a3adfa3c1

Part1~95 省略

Part96  2020/2/17 『8年ぶりにヒップホップでステージに』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2f8e8f8a1046dc555e66136ace1505ac

Part97  2020/2/25 『3度目の「日本舞踊おさらい会」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7848dd424ad6fd608c8bbfc66e5fbf26

Part98  2020/7/9  『五曲目は「日本刀」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/05c59b6c67c9f8440066ac4b80827f7b

Part99  2020/8/30 『ジェクサー戸田公園と赤羽に行きました』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/fbbde54e71c6ad4ea89b349d142b5bb0

Part100 2020/10/9 『第36回 横山流 羽衣会 発表会』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a71ebc2871dfb1899aef520a37c3b275

Part101 2021/2/8  『ベリーダンスを再開しました』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e227c3edee0642169c7c7d709ed817d3

Part102 2021/8/3  『Studio Libra 第8回発表会“COLORS”』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/fc8fb6dbd3204025ca1803cb478da721

Part103 2021/8/23 『SUMMER TUNE 2021』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a0a9237b49b31f5302a82495d30e4470

Part104 2021/9/14 『六曲目は「風雲新選組」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/01e95f7e934e8d3463b48f237c200f88

Part105 2021/11/20『3度目の「日本舞踊発表会」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/64f7284eb32f2ae09c8014b21a02dcad

Part106 2022/1/31 『七曲目は「一剣」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/fa5c207ac7892e017191ecf93d2c5ea9

Part107 2022/5/24 『「渋谷・鹿児島おはら祭」給水係から踊り手に昇格』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7a0eeff5f8002efcdd0b39a0b47fc9e3

Part108 2022/10/8 『八曲目は「光秀の意地」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ddda52963424627a9b80139ab43a8f99

 

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