香港の映画監督・プロデューサー ピーター・チャン(陳 可辛)は、 1962年11月28日に香港で生まれました。2023年4月現在、60歳です。
父親は、同じ香港の映画監督・プロデューサーの陳銅民。12歳でタイ・バンコクに移住し、その後アメリカ・カリフォルニア州へ。ロサンゼルスの大学の映画学科に学び、21歳で香港に戻った後、「ゴールデン・ハーベスト(嘉禾電影)」に入り助監督を務め、1991年 『愛という名のもとに(双城故事)』で監督デビューを果たしました。
その後、『月夜の願い』、『君さえいれば/金枝玉葉』、『ボクらはいつも恋してる! 金枝玉葉2』 と、立て続けに香港映画のヒット作を送り出しました。
2000年には、映画製作会社「Applause Pictures」を設立し、韓国、タイなどアジアの映画を、次々にプロデュースし始めます。
2006年に日本で公開された 『ウィンター・ソング(如果・愛)』 で、監督・製作を務めました。本作品は、金城武が主演したこともあり、日本でもピーター・チャン監督の名が、広く知られる様になりました。
2013年『中國合夥人』(日本未公開)で、中国映画界の最高賞である金鶏奨。1996年 『ラヴソング』、 2007年 『ウォーロード/男たちの誓い』 で、香港の金像奨。同『ウォーロード/男たちの誓い』で台湾の金馬奨。
と、それぞれ中国・香港・台湾のアカデミー賞とも呼ばれる三つの映画賞において、最優秀監督賞を受賞した唯一の映画監督です。
2020年に日本公開された、岩井俊二監督の中国映画 『チィファの手紙』 では、プロデューサーに名を連ねています。
そんなピーター・チャンさんが監督・製作する映画を、「隊長のブログ」では、五作品を紹介しています。
詳細は、下記の記事一覧をご参照下さい。
尚、「隊長のブログ」で取り上げた香港映画の記事一覧は、こちらをご参照下さい 。
== 「ピーター・チャン 監督・製作 映画」 記事一覧 ==
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