隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

ブラジル周遊記 10日目 『ジャングルロッジへ移動』

2014年05月26日 | ブラジル周遊記

  =写真をクリック・タップすると拡大画像が表示されます=

 

【10日目:4月18日(金)】 『ジャングルロッジへ移動』

 

ブラジル旅行10日目、マナウス滞在4日目。今日から2泊3日で『ジャングルロッジ』に滞在です。

 

『ジャングルロッジ』は、その名の通りジャングルの中に作られた宿泊施設で、ジャングルでの様々なアクティビティを体験出来るリゾート施設です。

 

マナウス郊外には『ジャングルロッジ』が数箇所ありますが、どこも公共の交通機関では行けません。施設が送迎する船、ボート、カヌー等が交通手段です。

 

滞在した施設は「Amazon Ecopark Jungle Lodge」です。住所は、Lgarape do Taruma,Centoro,Manaus。アマゾンの森の中、番地はありません。

 

8:00に宿泊先の「ブルー・ツリー・プレミアム・マナウス」をチェックアウト。宿泊料は、ツインルーム利用で、1泊1人 R$137.7(6,885円)、別途 WiFi使用料が3日間で R$10.0(500円)でした。

 

これまで宿泊した、リオの「CALIFORNIA OTON」、イグアスの「CONTINENTAL INN」、サンプロの「ニッケイ・パラシ・ホテル」と比べ、一番安い宿泊料でした。「ブルー・ツリー・プレミアム」の利用者が、観光客より、ビジネス客が多いからでしょうか。

 

迎えに来てくれた甥のS君の車に乗り込み、S君宅へ。車はS君宅の駐車場に置いて、道路で「アマゾン・エコパーク」の送迎車を待ちます。今日は、朝から快晴です。

 

ジャングルロッジに行くのは、マナウスに住んでいるS君と息子のダニエル君、旅行者の義兄と、友人のT氏、それに隊長の5人。4月17日(金)~21日(月)まで、会社も学校もイースター休暇中です。

 

8:30に送迎のバンが到着。送迎車の料金は、ジャングルロッジの滞在費に含まれています。マナウス市内は、一方通行が多く、市内を右に左に曲がりながら、アマゾン河の支流 ネグロ川を目指します。

 

送迎車は、途中のバス停で一時停車。すると、男性1人が乗り込んでくるではありませんか。何事かと思うと、英語が喋れるガイドのシャミィでした。市内に住んでいる、シャミィをピックアップして、車は発進。

 

9:10にマリンハーバーに到着。桟橋の左側に停泊している、豪華なクルーズボートに乗るのかと思ったら、右側に停泊している、木造モーターカヌーに乗船です。

 

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この全長6~10mで屋根付きのカヌーは、マナウス独自のスタイルで、細い水路に分け入る時に便利です。

 

前日乗ったキーニョのモーターボート ⇒  http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d476fb6d6339925518b365bc420edd64 の例があるので、乗船すると直ぐに、救命胴衣の場所を確認します。屋根の下に、救命胴衣を括り付けていますが、ここでも15人は乗れるカヌーに救命胴衣は6着しかありません。

 

船外エンジンのカヌーは、それほどスピードが出ません。カヌーは「Rio Negro(ネグロ川)」から、支流の「Rio Taruma(タルマン川)」に入ります。

 

「アマゾン・エコパーク」の手前の川岸には、監視用の小屋があり、不審な船の入場をチェックしています。

 

20分後の9:30に、「アマゾン・エコパーク」の船着場に到着。船着場は、乾期と雨期の川の水位の上下に備えて“浮き桟橋”です。周りには、道路もありません。

 

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船着場の直ぐ上のエントランスセンターは、ドアも窓もない開放的な雰囲気です。エントランスセンターにあるのは、フロント、バーコーナー、土産物売り場とトイレだけ。

 

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敷地内のレストランの食事代は、宿泊費の中に含まれていて、レストランやバーカウンターでの飲み物は、現金ではなく、サインでチェックアウト時に精算するシステムです。

 

他のレストランも商店もなく、自動販売機もないので、現金やクレジットカードを使う場所はありません。そこで、パスポート、クレジットカード、トラベラーズチェック、現金等の貴重品は、フロントの“Safety Box”に預けて、小銭さえ持ちません。

 

ちなみに宿泊客には、滞在中はリストバンドを着用させ、不審者が入り込んでいないかチェックしています。

 

チェックインを済ませ、鍵を渡されて、ロッジに向かいます。60室ある「アマゾン・エコパーク」は、イースター休暇中なので、満室です。我々のロッジ17Cまでは、エントランスから歩いて4~5分もかかりました。

 

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ロッジの外観は質素ですが、部屋の中も実にシンプルです。ベッド、バスルーム以外は、ほとんど何もありません。かろうじて、エアコンは付いているのですが、テレビも室内電話もありません。ジャングルの中なので、携帯電話の電波も届きません。フロントとの連絡には、4~5分歩いて行くしかありません。

 

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10:30が最初のアクティビティの集合時間なので、バスルームの中を確認することなく、荷物を置いただけで、エントランスに戻ります。

 

最初のアクティビティは、「エコパーク」敷地内にある「サルたちの森」訪問です。ところが集合時間に集まったのは、我々5人だけで、他の宿泊客は来ません。さすが、日本人は時間に正確ですね。

 

10:45に全員が揃ったところで、モーターカヌーに乗船。対岸の「サルたちの森」には、5分で到着。

 

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木の上からは、“ホエザル”がお出迎えです。

 

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我々が案内されたのは、餌場です。餌やりの時間が判っているのか、おこぼれにあずかろうと大きなカメレオンも現れました。

 

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 【真ん中に居る緑色の小動物がカメレオン】

 

係員が餌を持って来ると、どこからか“ホエザル”の群れがやって来ます。子猿を背中に背負ったメス猿もいます。

 

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ボス猿が観光客を威嚇する様に、最前列で餌を食べ始めます。何を食べているのかと手元も見るとマンゴーです。高級果物のマンゴーが餌とは、贅沢な猿ですね(笑

 

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アマゾン地域にのみ生息するという赤い顔をしたサル“ウアカリ” も一頭だけですが現れ、器用に筒の中の餌を手で引っ張り出して食べます。

 

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 餌を食べて満腹になったのか、大の字になって寝転がる“ホエザル” もいます。

 

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* 続きは『10日目:川の中でワニに遭遇』で *

 

(料金の情報、現地通貨(レアル)及び米ドルの円換算レート R$1≒50円 US$1≒103円 は、2014年4月現在のものです)

 

===「ブラジル周遊記」バックナンバー ===
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/6ebf2f6cc892ae58d6621e7ec9ee293c

 


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