2008年6月1日 MTBジャパンシリーズ 第4戦 富士見パノラマ大会
開幕戦の箱館山大会以来の参戦で今シーズン2戦目のこの大会。
開幕戦に続いて一桁のリザルトを残し、来シーズンからのエキスパートクラス(再)昇格を確実にしたいところだった。
しかし5月中旬をまるまる風邪と格闘して、その後もアレルギー症状など悪いところが顔を出してしまって全く乗れていない、トレーニングも調整もないままの参戦となってしまった。
そして土曜日の昼間はいろいろと用事を片づけたりして夜になってからの出発となった。
初めて行く富士見のコース、休憩を挟んで片道4時間の移動の間に情報を集める。
昼間に雨の中試走したhide6さんらによると、明日は天候が回復しても朝のレースはマッドタイヤが必要とのことだった。
夜の高速道路をエアコンオフでアクセル一定で燃費計と相談しながら360kmあまり、会場付近のコンビニに到着して燃費は13.5km/lとなかなかの数値がでた。
そこでMTBを出して、数年ぶりにメデューサの1.55サイズ
を装着する。
これで明日のコースコンディションが“田んぼ状態”でも走れるはず…ということで0時半頃会場の駐車場に到着して睡眠をとることにした。
雨が降ったせいもあるのか、夜の車内はとても寒くてなかなか寝付けず、丸まりながらちょっとだけ夢を見たら朝陽で目が覚めてしまった。
6時30分頃からBIKEやウェアを準備して、7時前に受付に並ぶ。
7時から45分間の試走タイム、受付と準備に手間取ると試走出来なくなってしまう。
準備をしてhide6さんと試走に行った。初めてのコース、前日の雨でドロドロ、走行ラインのミスや乗っていけるかどうかの判断など1周では把握出来なかったが仕方ない。
危険な場所だけは把握したつもりで、一度BIKEを洗って(1周しただけでドロドロになり、草も絡まり4周回も無事に走れるか不安になった)スタートまでの時間を補給したりして過ごした。
タイヤの空気圧を2.8気圧に設定した試走であまりにうまく走れなかったので、1.55と細いタイヤで不安はあるものの2.6気圧まで落として召集場所に向かう。
コールは15番目くらい、2列目の右寄りに並ぶことが出来た。ゲレンデ上りの序盤は左端が踏み固められて上りやすいが、あえて右から行くことで他の選手を避けて前に出れる気がした。
しかし、いざスタートしてみると体が動かない…出力が泥に奪われてBIKEに速度が無く、上るほどに順位が下がってしまう。
開幕戦の時とは逆の感覚で苦しくて順位がキープ出来ない。
なんとか上りきってシングルトラックの下りに入ったものの試走の少なさでラインをうまく選択出来ないうえに、体が思うように動かないからBIKEコントロールも甘い。順位こそ下がらないものの前の選手から遅れ気味になってしまう。
23位でシングルの上りに入り、前の選手に続いてひたすら押す。
単独ならドロドロでも、じっくり乗っていくところも、集団になると歩きの割合が多くなる。
今日は押していても呼吸が上がってしまう。
下りパートに入っても、長い歩きでクリートが泥だらけでステップインに非常に時間がかかり、バランスを崩しそうになる。
当然、ゲレンデのリフト下の上りも乗車で上る力が無くて押し。しかも乗車で力強く上る選手に抜かれてしまう。
その後はゲレンデを下ってホームストレートに戻る。
2周目になり、コースの把握が出来たことで、今日のコンディションで精一杯の走行を考えることが出来るようになってきた。
序盤に頑張ったために失速し始めた選手にじっくり追いつき、シングルの入り口で一気にダンシングして先に入る。
シングルの上りも乗車で上れるラインとギアの選択が出来るようになってきた。
3周目の後半の時点で19位、徐々にではあるけど位置を上げてここまできた。
『あと1周強で前に見える選手一人を捕らえて18位でゴールする』
やや弱気ではあるけど、今日の調子からして精一杯の目標を立て、リフト下の登坂を乗車で上っていた…が“ガチャッ”という感触とともに突然チェーンの動きが止まった。
リアのスポーク側に落ちたかと思ったけど、そうでは無かった。
立ち止まりいろいろ確認していると、フロントのインナーギアとミドルギアの間に木の枝が噛み込んでいるのを発見した。
手で引っ張り出そうとすると一部が折れて残ってしまったが、何とか走行可能な状態になったようだ。
残念ながら目標の選手は遙か先に行ってしまい、後ろからも数名に追い越され、更に数名追いついている。
ひとまず懸命に押しで前に追いつき、ゲレンデ下りと上りで抜き返して4周目・ラスト周回を慎重にこなすこととなった。
前は見えない、後ろに一人。順位を保守するためミスを少なく大きなロスがないよう、そして新たなメカトラが起きないように…。
最後の力を振り絞ってゲレンデを乗車で登坂していると、後ろから押しの選手に追いつかれてしまった。
その選手には数名の応援団がコース横を併走して声をかけている。
僕もこれ以上抜かれるわけにはいかないので、押しに切り替えてダッシュで先行して下りに入った。
そのまま順位キープでゴール。
20位だった。
今回は10位以内を目標としていて、開幕戦との2戦での合計ポイントで来シーズンのエキスパートへの昇格を確実なものにしておきたかった。
しかし結果は20位、5月中旬をつぶしてしまった風邪に始まる体調不良とトレーニング不足、前日夜中入りの寝不足と試走不足というマイナス要素を考えれば上出来とも言えるのかもしれない。
多分、今シーズンあと1戦、J1瀬女かJ2箱館山で確実にポイントを加算して、来シーズンは再びエキスパートクラスで出走したい。
そのためには少なくとも体調だけはキープしてレースを迎えなければいけない。
そうそう帰りは諏訪湖SAでお土産と食事…その後は運転3時間半で帰宅。レースより運転の方が順調だったな。
ただ人気blogランキングアップのためだけに
開幕戦の箱館山大会以来の参戦で今シーズン2戦目のこの大会。
開幕戦に続いて一桁のリザルトを残し、来シーズンからのエキスパートクラス(再)昇格を確実にしたいところだった。
しかし5月中旬をまるまる風邪と格闘して、その後もアレルギー症状など悪いところが顔を出してしまって全く乗れていない、トレーニングも調整もないままの参戦となってしまった。
そして土曜日の昼間はいろいろと用事を片づけたりして夜になってからの出発となった。
初めて行く富士見のコース、休憩を挟んで片道4時間の移動の間に情報を集める。
昼間に雨の中試走したhide6さんらによると、明日は天候が回復しても朝のレースはマッドタイヤが必要とのことだった。
夜の高速道路をエアコンオフでアクセル一定で燃費計と相談しながら360kmあまり、会場付近のコンビニに到着して燃費は13.5km/lとなかなかの数値がでた。
そこでMTBを出して、数年ぶりにメデューサの1.55サイズ
を装着する。
これで明日のコースコンディションが“田んぼ状態”でも走れるはず…ということで0時半頃会場の駐車場に到着して睡眠をとることにした。
雨が降ったせいもあるのか、夜の車内はとても寒くてなかなか寝付けず、丸まりながらちょっとだけ夢を見たら朝陽で目が覚めてしまった。
6時30分頃からBIKEやウェアを準備して、7時前に受付に並ぶ。
7時から45分間の試走タイム、受付と準備に手間取ると試走出来なくなってしまう。
準備をしてhide6さんと試走に行った。初めてのコース、前日の雨でドロドロ、走行ラインのミスや乗っていけるかどうかの判断など1周では把握出来なかったが仕方ない。
危険な場所だけは把握したつもりで、一度BIKEを洗って(1周しただけでドロドロになり、草も絡まり4周回も無事に走れるか不安になった)スタートまでの時間を補給したりして過ごした。
タイヤの空気圧を2.8気圧に設定した試走であまりにうまく走れなかったので、1.55と細いタイヤで不安はあるものの2.6気圧まで落として召集場所に向かう。
コールは15番目くらい、2列目の右寄りに並ぶことが出来た。ゲレンデ上りの序盤は左端が踏み固められて上りやすいが、あえて右から行くことで他の選手を避けて前に出れる気がした。
しかし、いざスタートしてみると体が動かない…出力が泥に奪われてBIKEに速度が無く、上るほどに順位が下がってしまう。
開幕戦の時とは逆の感覚で苦しくて順位がキープ出来ない。
なんとか上りきってシングルトラックの下りに入ったものの試走の少なさでラインをうまく選択出来ないうえに、体が思うように動かないからBIKEコントロールも甘い。順位こそ下がらないものの前の選手から遅れ気味になってしまう。
23位でシングルの上りに入り、前の選手に続いてひたすら押す。
単独ならドロドロでも、じっくり乗っていくところも、集団になると歩きの割合が多くなる。
今日は押していても呼吸が上がってしまう。
下りパートに入っても、長い歩きでクリートが泥だらけでステップインに非常に時間がかかり、バランスを崩しそうになる。
当然、ゲレンデのリフト下の上りも乗車で上る力が無くて押し。しかも乗車で力強く上る選手に抜かれてしまう。
その後はゲレンデを下ってホームストレートに戻る。
2周目になり、コースの把握が出来たことで、今日のコンディションで精一杯の走行を考えることが出来るようになってきた。
序盤に頑張ったために失速し始めた選手にじっくり追いつき、シングルの入り口で一気にダンシングして先に入る。
シングルの上りも乗車で上れるラインとギアの選択が出来るようになってきた。
3周目の後半の時点で19位、徐々にではあるけど位置を上げてここまできた。
『あと1周強で前に見える選手一人を捕らえて18位でゴールする』
やや弱気ではあるけど、今日の調子からして精一杯の目標を立て、リフト下の登坂を乗車で上っていた…が“ガチャッ”という感触とともに突然チェーンの動きが止まった。
リアのスポーク側に落ちたかと思ったけど、そうでは無かった。
立ち止まりいろいろ確認していると、フロントのインナーギアとミドルギアの間に木の枝が噛み込んでいるのを発見した。
手で引っ張り出そうとすると一部が折れて残ってしまったが、何とか走行可能な状態になったようだ。
残念ながら目標の選手は遙か先に行ってしまい、後ろからも数名に追い越され、更に数名追いついている。
ひとまず懸命に押しで前に追いつき、ゲレンデ下りと上りで抜き返して4周目・ラスト周回を慎重にこなすこととなった。
前は見えない、後ろに一人。順位を保守するためミスを少なく大きなロスがないよう、そして新たなメカトラが起きないように…。
最後の力を振り絞ってゲレンデを乗車で登坂していると、後ろから押しの選手に追いつかれてしまった。
その選手には数名の応援団がコース横を併走して声をかけている。
僕もこれ以上抜かれるわけにはいかないので、押しに切り替えてダッシュで先行して下りに入った。
そのまま順位キープでゴール。
20位だった。
今回は10位以内を目標としていて、開幕戦との2戦での合計ポイントで来シーズンのエキスパートへの昇格を確実なものにしておきたかった。
しかし結果は20位、5月中旬をつぶしてしまった風邪に始まる体調不良とトレーニング不足、前日夜中入りの寝不足と試走不足というマイナス要素を考えれば上出来とも言えるのかもしれない。
多分、今シーズンあと1戦、J1瀬女かJ2箱館山で確実にポイントを加算して、来シーズンは再びエキスパートクラスで出走したい。
そのためには少なくとも体調だけはキープしてレースを迎えなければいけない。
そうそう帰りは諏訪湖SAでお土産と食事…その後は運転3時間半で帰宅。レースより運転の方が順調だったな。
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