猛獣使い？

諸般の事情で随分とブログ更新に穴を開けてしまいました。その諸般もまた近々ネタにして更新します。

秋晴れトレイルの続きです。
この日、あまりの青空に長袖で来たことを後悔しながら(山頂は寒いのだけど)7時に駐車場をスタート。涼しいのでキャメルバック無しの軽快なはずだけど睡眠2時間！のダルさで相殺されたコンクリヒルクライムのタイムはいつもと同じくらいの
5分21秒。

ゼイゼイハーハー言いながら登山道に直行し、最初の階段ゾーンは歩きながら携帯電話の電波を探す。結局、アンテナマークは立つものの送信できずに乗車ゾーンとなった。

この日は調子がいい。全ての丸太階段ゾーンや激坂ゾーンで過去最高の乗車率だった。理由はわからないけどミスが全くでないので下りも快走。
斜度は緩いけどかなり長い丸太階段のエリアも8割方乗車で行けた(階段と法面の間を上る)。

山頂手前でいつもの常連さんを追い越す。Aさんはこの日で今年119回目だという。
山頂に着くとタイムは28分。いつも35分くらいかかるのでかなり早い。7時40分の山頂の気温は13℃。晴れていても汗が冷えると少し寒い。
間もなく常連さんも到着して、30分余り話し込む。

冷えるし時間も遅くなるので『お先に』僕はS岳へ向かう。S岳を通過し、O杉四叉路を通過したらK尾根を上る。
快調すぎる、下りも余裕で全乗車で危なげなくクリアし、尾根の上りもしっかりトラクションが路面に伝わる・・・。

しかし、ここで『猛獣』が現れた！

イノシシでもシカでもヘビでもない。
リスでもイタチでもタヌキでもキツネでもない。
ハチやクモでもない。
もちろんダチョウでもない。

その猛獣とはトラだ！

詳しく話すとメカトラ・・・メカゴジラの親戚のようなもので出会うと非常に危険。

その時、軽快に尾根の急坂を上る僕は不意にクランクに嫌な感触を覚えた。普段ならサッとペダリングを止めるのだが、あまりに調子のよかったこの日はそのまま踏み込んでしまった。
症状はスーパーインナー！つまり後ろギアのさらに内側のスポークとの隙間にチェーンが脱落し、スパイダーアームの出っ張りとスポークの間にしっかりと入り込んでしまった。
全力で引っ張っても出てこない。どこから引っ張っても無理。ホイールを外しても意味なし。
10分くらい頑張った僕は携帯工具のチェーンカッターを使いチェーンを切った。
これでだめならスプロケを外さない限り復旧不可能だが・・・なんとかチェーンの救出に成功した。

チェーンを再度つないで復旧できたのだが、合計20分くらいロスしたのと、山頂で長居したので、また睡眠時間が極端に少ないことと、午後の予定も併せて考えた末、K尾根のピークを少し過ぎた斜度が緩やかな下り

まで行って引き返すことにした。
これはこれでなかなか楽しいコースなので15kmと距離的には物足りないけど結構楽しみながら駐車場に戻って

無事終了。

10時が近くなると駐車場の車も増えていた。
もちろんK尾根から駐車場までのP山山頂前後のトレイルはライディングも挨拶も絶好調だった。

次回はこの日の午後の話か、ブログ更新が滞っている原因（？）についてアップする予定。

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