担ぎ（動画）

多くのトレイルライドに付き物なの、それは『担ぎ』。酷い時は、登山道のほとんど担ぎ上げたはいいけど、下りも怖すぎて担ぎ下りなんていう何しに来たんだかわからないような経験も過去に何度もある。
MTBのサドルバッグに工具とか予備チューブとか詰め込んで、さらにボトルも入れると総重量12～13kg。疲れるからなるべく担ぎたくないんだけど、乗って上がれない（丸太階段だったり激坂だったり、ただのパワー×技術の不足だったり）ところは仕方なく担ぎか押しとなる。
これも『山サイの象徴』であり、『シクロクロスの練習』だと思ってなるべく素早く正しい手順でやるように心がけてる（とはいえ心身ともに疲労困憊では正しく体が動かないのだけれど)。
正しい（と僕が思っている・・・）方法を公開しよう！っていってもこれまで約8年位の間にいろんな人から教わり盗み調べ少しだけ考案したもの。これを皆さんに伝えて僕は引退しようと思う・・・←うそ。ホントはみんな知ってるけど練習する人なんてほとんどいないだけ。
①目標地点(障害物)が近づいてきたら走行しながら降車地点をイメージする。
②降車ポイント手前でペダリングを止め、右足をペダルから外して左足の前に出す。
③降車ポイントでは惰性で走行中の自転車から左足前方に右足から着地し、同時に左足もペダルから外す。
④惰性を殺さないように外した左足を前方にステップし、そのまま惰性で駆け抜ける。
⑤担ぎはトップチューブを手で持ったり脇に抱えたりダウンチューブを抱えたり、前三角に肩を入れたりと障害物の高さと担ぎ終わるまでの距離でイロイロだけど、慣性に逆らわず、利用することが大切なので不必要に高く担ぎ上げない方がカラダに優しい。
⑥自転車を担ぎながら障害物を越えたらその勢いのまま自転車を地面に降ろし、走りながら自転車に飛び乗る。
⑦飛び乗りの方法は、両手をハンドルに乗せて腕で体重を支えたまま一瞬空中にカラダを浮かせてサドルに着地(着座)する。
⑧そのまま自転車が滑走している間に、両足をバタつかせてペダルを探しペダリングを開始する。
⑨とにかく自転車を止めないことが素早く・楽にやるコツ。そして飛び乗りは低空飛行がオススメ。昔は高く華麗に(?)飛んでいたけど、今は体力の無駄(無くなっただけ)なのでなるべく低めにサドルギリギリの高さまでしか飛ばない・・・タマーに低すぎてレーパンがサドルに引っかかって転びそうになるけどね。

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