たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

消防サイレンの目的とその在り方

2021-03-18 20:58:04 | 消防について

 3月18日(木)、髙砂市議会では午前10時から前日に引き続き、令和3年度一般会計当初予算について本会議質疑が行われ、本日最初は「消防費」から始まりました。

ここで私は「消防サイレンの目的とその在り方」について問いました。

消防サイレン、これは火事の時に発せられるサイレンで市内には11基が設置されていますが、両隣の姫路市や加古川市には存在していません。何故なのか?事前に質問通告を提出しており調べて頂きましたが、その理由は明確には分からなかったとの事です。

その11基の内の一つが⬇️、我が自治会公会堂敷地内に立っています。

(上の写真中央の少し右に2本の電柱の上にあるのが消防サイレン)

そして高砂市にはこの消防サイレンとは別に「防災行政無線」なる物が市内60数箇所に設置されており、災害時には必要な情報発信のできる仕組みがあります。

今回、私が問うた内容は「消防サイレンの機能は防災行政無線で代替可能なのではないか?代替可能なら今後は撤去していくべきでは?」というもの。

まず最初に聞いた質問は、消防サイレンの機能と周辺自治体の設置状況。→機能は火災発生の周知と消防団の招集

そして次に聞いた際に述べたのが「公共施設の削減など行政コストを下げようと努力している中、消防サイレンの必要性、防災行政無線での代替の可否を今から検討しておいて、いざ故障をした時に費用をかけてでも修繕するか否かの対応を円滑に進めるべきではないか」というもの。

防災行政無線は今後、アナログからデジタルに切り替える予定であり、あらゆる情報を発信する事が可能になるとも聞いています。

長い歴史を有する消防サイレンであり、消防団員の方々のお声を聞く事も大切な事とは思うものの、現段階では「今後も消防サイレンでないとダメなんだ」との理由が見えてきません。(実際消防団員の方の多数は今ではスマホへの情報受信で招集をキャッチしているとの声は聞いています)

最終的な答弁では「今後検討していく」“的“なニュアンスであったとは思うので検討いただけるとは思いますが、本当にしっかりと検討してほしいと思います。

上の写真にもある通り、設備は大きく高い電柱2本に支えられており、地震で傾いたり倒壊した場合にも面倒な事になります。

より質の高い情報発信手段と思う防災行政無線が存在する中、余分な施設は持た無い事が大切だと考えます。

では明日も、1日を“明るく元気に前向きに“いきましょう!(with smile)

 

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