7月7日(土)は雨が降ったり止んだり。日本中で甚大な被害があり、多くの方の命が奪われました。ご冥福をお祈りすると共に被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
さて、高砂市では金曜日から雨が続き、7日(土)には私の住む地区等で避難準備命令が出された後、昼前には避難勧告が発令されました。その原因は一級河川の加古川(↓)。
向こうに見えるのは加古川最南端の相生橋。かなり水位が上がっていました。
私はその前に市内各所を見て回りましたが市内の河川(法華山谷川・間の川・鹿島川松村川・天川・西浜川)はいずれも心配するレベルにはなく安堵しました。
下(↓)は「間(あい)の川」河口付近と今年3月に完成したポンプ場。2枚目の写真は護岸工事が施された法華山谷川。これらのお蔭で今回の雨に対しては安心感がありました。
護岸工事等が施された2級河川法華山谷川。右側からは間(あい)の川からの水が流れ込んでいます。
平成23年9月に市内に大きな被害をもたらした後、兵庫県と高砂市が注力してきたのが治水対策。現在は地方創生が自治体の大きな課題となる中、やはり市民にとって最も大切な事は「安心・安全な町」であること。
その点では高砂市は平成24年からスタートさせ平成34年までを目処に床下浸水ゼロを目指して取り組んでいる最中で、今回の状況を通じ、何人かの方からも「対策をとってくれていて良かった」と言われました。ハード面でかなり目的を達成しつつある状況にあると思います(油断は禁物ですが)
そんな中、地元米田西小学校には約100人の方が避難されており、市職員さんが詰めておられ、避難者が全員退去した後も「避難勧告が解除されていない」との事で避難所に詰めておられました。自宅が心配なはずの中、有難いことで「感謝」です。
ハード面での充実とソフト面(職員さんの献身的な業務)のお蔭で高砂市は水害に対しかなり強い力をもってきた様に思います。
これからも気を緩めることなく、治水対策を完遂したいと思います。