概要:高潮対策の件で平成27年度当初予算を原案訂正。議案は通る(可決される)もの、と思い込んでいた心を反省。
解説)3月19日(木)朝、少し早く出て、「朝ごぱん市」(今週末の3月21日に開催される高砂銀座商店街のイベント、毎月第3土曜日に開催されている分です)のビラを会社の社宅ポストに配布。
その後出勤し、早々に議会へ。
平成27年度当初予算の本会議質疑も最終日となった昨日、数日前から保留となっていた浸水対策としての高潮対策候補地現地ボーリング調査事業予算について、最終的に「原案訂正」として取り下げられる形となった。
理由は以下通り(と認識しています)
高潮対策として3つの候補地をあげておきながら、一番河口部の土地が理由も明確になっていないまま最適地として決まったかの如く進んでいること。(他の土地が最適でないことが明確に示されていない)
これが、一番の理由ですが、その他にも、もし「最適地」と行政が言う河口部の土地を購入するとなった場合、不法投棄された物を誰が処分するのか?その費用に公的資金(税金)が使われることが妥当か?(議員の中には監査請求するとの声も出ています)との観点もあります。
「原案訂正」という結果で、平成27年度当初予算は320数億円から、当該の4百万円が削られ、高潮対策事業は、次回定例会である6月頃を目途に、再度、準備万端整えて、(即ち様々な疑念を明確に払拭できる状況に整理して)再提案ということになります。
今回のこの「原案訂正」ということを通じ、自分は行政当局が提案してきた議案は”間違いなく可決されるもの”と思い込んでいた思い込みが心の何処かにあったことを反省し間違いであることに気付かされ、何処かにあった油断めいた気持を戒めないといけないと思っています。
昨日の原案訂正で一般会計含めすべての会計について、本会議質疑を終えましたので、本日からは、小グループ(特別委員会と常任委員会)に分かれ、付託された項目・予算について喧々諤々の議論を始めます。
3月30日(月)の最終日前まで、これが続きます。