9月20日(金)朝いつも通り出社し、自席にてメールチェック等しているとかつて勤務していた本社の先輩社員や上司が数名来場。ワーキングスペースでは砕けた話も出来ないことから自然と「禁煙ルーム」へ。懐かしい話、現状等々色々とお話を聞いたり話したりさせて頂きました。この喫煙ルームの情報交換はホントに有意義な様に思います。
コミニュケーションの重要性がささやかれる昨今、これ程に上下、他部署の方々とフランクにリラックスしながら話せる場所は貴重なゾーンとして捉えないといけないと思ったりします。(私はタバコは吸ったことがないのですが、話相手の多くが直ぐに喫煙ルームを”指定”するので、頻繁にここを訪れることになります。)
さて、10時~は【建設環境経済常任委員会】。午前中は現場視察として、高砂斎場(西畑地区にあります)、老朽化施設チェック箇所になっている橋(高砂警察前から三菱重工さん方面へ架かる陸橋)の下、図書館建設多目的グラウンド、中島のポンプ設置予定地等々を現地確認しました。
[昭和59年建設の高砂斎場。いよいよ老朽化の波に襲われ始めています。後方、タイルの剥がれている箇所がありますが、この面一面をチェックし修繕します。費用は約15百万円]
[橋の下。建築後10数年?のまだまだ新しい橋ですが、下を山陽電鉄が通過している等、倒壊時に大きな被害が予想されることから点検個所に指定しています]
老朽化対策は確実に高砂市の財政を圧迫すると認識し、大参事が発生する前に対策をこうじる必要があります。「予算がなかったから」の言い訳はできません。
さて、先日の当ブログでも記載させて頂いた今回の議案に、「職員さんの再任用制度の導入」(公務員さんの60歳以降無年金期間の雇用)があります。この定例議会の1ケ月で審議をして、決めることに疑問を感じ、審議付託をされている【総務常任委員会】委員長に7項目にわたる審議での確認を文書で依頼しています。
公務員さんの共済年金の仕組み、再任用制度導入後の行政サービスの質の変化(質は変わらないのに人件費だけがあがると考えるのか?)どう運用しようとしているのか(要綱の提出を求めています)、要員計画との整合性、等々です。
この制度、公務員さんと言えども必要であることは感覚的に理解しています。ただ10年経てばMAX100人を超える対象者が権利を取得するこの再任用。これを殆どの方が希望した場合、年間5億円近くの現金が出ていくことを想定しないといけないこの制度です。
一方で公務員は利益を出す組織ではないので、人が増えても行政サービスが変わらないのであれば、単に人件費だけを増やすと考えなければならないのかもしれません。(これも確認事項に挙げています)
働き始め(22歳頃)~定年までの生涯賃金のカーブを緩やかにしてこのコストを捻出することも考えないといけないのではないか、とも思っています。
9月27日(金)までの9月定例議会最終日迄に、共済年金の財源状態や仕組み、本当にあるべき運用の姿等々を理解・納得することは私には非常に難しく、審議し切れるのか疑問であり、現在は継続審議が妥当と考えています。
ただ、苦しいのは、どうあるべきかの対案を提案することが出来ないことです。でも、だからこそ継続審議(期間延長)であるべきとも考えます。
追伸:日々接する職員さんの老後、人生設計に関わる話であり、心情的には「賛成」に傾きそうですが、その結論を出すのは理解、納得してからであるべきと思っています。