介護されし者

介護を受ける武久ぶくの視線

人生という流れに生きる

2017-12-03 11:13:28 | 武久の視線
人は、人生という線上で
老いたり、病になったり、死んだりする

決して状況の点ではない

当たり前のことながら
医療従事者は、その人が患者になってから
介護従事者は、その人が利用者になってから関わり合いが始まる

しかしその人は、その人の人生という線上に老いも病も死もある
要介護、病、老もう、老衰、看取り、、、とかの点ではない

その人には
要介護となる前に、病になる前に生きてきた人生、線がある

その人らしさ、その人に寄りそう、その人らしく死ぬとかいうのなら
出来る限り、その人の人生と対話してゆかねばならないのだろう

あなたの目の前にいるのは
患者である前に、あなたと同じように一つの人生を生きている人

利用者である前に、あなたと同じように
自分の人生を生きている、一人の人間なのだから、、、



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