介護されし者

介護を受ける武久ぶくの視線

秘すれば花

2022-07-19 09:16:23 | 武久の視線
秘すれば花、、、捉え方は違うのだろうけれど
沈黙は悪、そんな固定観念にたわいもない会話を求める訪問のスタッフは多い

「奥さんに感謝しなくちゃね」「いいお部屋で幸せね」とか、、、
笑みで対応はするけれど、内心はカチンと来ている(もっと鈍感にならねば)

女性は社交的、男性は寡黙な人は多い
寡黙な人にとって沈黙の空間は安らげる空間なのだ

自分らのペースではなく
利用者のベースに負わせる訪問介護サービスであって欲しいもの。




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団塊の世代

2022-07-18 07:53:19 | 武久の視線


2025年問題と言われ久しいが高齢者の増減などよりも
僕が思う2025年問題とは、団塊の世代気質による高齢者の質が変わることである

日本の高度成長期を支えて来た団塊の世代
そこには良くも悪くも、プライドが高く自己主張の強さやお客さま思考などが存在する

つまりは今までのじぃちゃんばぁちゃんとはが変わってしまうと言うこと
介護する側も質を変えてゆかないと、これからの時代に対応できなくなってしまうこと。




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体の老化と心の老化

2022-07-17 09:52:18 | 武久の視線

僕も今年で63、高齢者と分類される枠が近づいて来た訳だが
生活的には44からのベッドでの生活、心的老いは早いのだろう

肉体的に老いると言うことは、体力がなくなったり色々な病気になったり
しかし、食べものや旅行などに意欲があったり趣味を持ったり心的には老いない人も多い

僕とすれば食べたいものはこれと言って思いつかないし
コロナ発生以降は何処かへ行く機会も気力もなくなった
半日、車いすに乗るだけでも微熱が出るようになってしまった

いよいよもって僕の活動はネットでの活動になって来た、これが僕の老いてゆく実感だ。





















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普通な暮らし

2022-07-16 08:32:36 | 武久の視線
「普通」この生活でたびたび耳にする言葉だ

僕は思う、普通である人に普通は分らない
普通でなくなった時に普通が何だったのか分る

だけど普通か否かなどはどうでもよい
どんな生活に、どんな状態になろうとも人は精一杯に生きようとする

普通を論ずることなぞ無意味なことなのだ





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固定観念

2022-07-15 07:03:54 | 武久の視線
ぼーっと外を眺めている患者や利用者がいる
口数が少なく沈黙する時間が多い患者や利用者がいる

スタッフからは淋しそうに見えたり、退屈そうに見えたり、、、、
静かなところに一人でいる、何もしていない、そんな人には声をかけたり誘ったり

一人でいる=孤立、孤独、沈黙の時間はいけない、とかのイメージが強い
この業界では好ましくない状態として扱われるがはたしてそうなのだろうか?

人は時として一人になりたいとか話したくないとかは普通にあるのでは?
患者や利用者も色々な人がいて、その人のベースやその人の気分で生きている





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記憶に残る

2022-07-14 07:06:45 | 武久の視線
目に映るものは夢へと転換され夢うつつで意識混濁の寝たきりの時期
足にスズキが食いついたり熊が食べていたり、足がもの凄く痛かったのを覚えている

勿論、足の痛みなぞ伝える手段も意思もなく、ただただ痛かった
もうろうとした意識の中、声が聞こえた妻の姉夫婦の声だった

義兄「親父が倒れた時もこうして足首や足を揉んであげたよな」
僕(うわぁぁぁ超きもちいいぃー)混沌とした記憶だった中に今もハッキリと残る記憶








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経験から、、、

2022-07-13 10:19:37 | 武久の視線
経験から、、、

礼はするけれど媚びることはしない
興味のある話しはするけれど世間話しはしない

聞かれたことには答えるけれど社交的ではない
こんな無骨な患者や利用者は介護保険の中では変わり者になる






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思いおこせば、、、

2022-07-12 07:17:45 | 武久の視線
44歳から第二被保険者として介護保険サービスを受け
高齢者枠も近づき、改めてしみじみ感じていることがある

それは「男は捨てて来たな」と言うこと

高齢者介護に於いて色々な面で男性であることや
男のプライドみたいなものは、自分にもスタッフにも厄介なものだった

第二被保険者の男性は何らおじぃちゃんと変わらない存在なのだ
制度がどうのこうの、対応がどうのこうのと言う気はない

ただ、発信を長く続けて来て思うのだが
高齢者と変わらない対応を受け生きにくさを感じている中途障害者は多いと言う事実





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あなたはどちら?

2022-07-11 07:03:53 | 武久の視線


患者や利用者さんに面白さや楽しさを与えたい
患者や利用者さんに安心や喜び、生きがいを与えたい

患者や利用者の生活は基本的には地味なもの
そこに一時的な面白さや楽しさは祭の後の淋しさを呼ぶ

一時的、突発的な楽しさなどよりも
穏やかな喜びや生きがいなどを感じられる落ち着いた時間の流れが好い。




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素晴らしき公益的

2022-07-10 09:05:32 | 武久の視線


歩けた頃の僕は、自分のことだけ(家族は含む)の生活だった
地域のためとか社会のためとか公益的なことは考えたこともなかった

地域の行事には参加せず釣りに行くような奴
年に1回ぐらいは海岸清掃なんかに参加するようなオヤジ

だから大前提として常に思っている、動機や理由は何であれ
医療や福祉、公益的職業に就いた人たちはそれだけでも素晴らしい人だと。





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