介護されし者

介護を受ける武久ぶくの視線

高める

2023-02-16 11:41:02 | 武久の視線


外部的なもの
専門知識やスキルを高める、多職種の連携を高める
生活環境を高める、労働環境を高める、賃金を高める、、、

内部的なも
感性を高める、洞察力を高める、思考力を高める
人間味を高める、人間力を高める、人間性を高める、、、

頭を高めるには勉強、体を高めるには運動
心を高めるには感じること、考えること、経験すること

他人や周りに左右されない
自分なりのポリシーを持つこと、自分なりの価値観を持つこと





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミクロ&マクロ

2023-02-15 08:00:55 | 武久の視線
どうして自分、なぜ自分だけが、、、自分、自分、、、
人はどうしても自分のことばかりが大きくなり過ぎてしまうことが常

そんな時、あえて僕はちっぽけな自分であることを考えてみる

例えば自分の存在、自分がこの世に存在していたことすら
記憶されるのは良くても後三代ぐらいまで、後の子孫は存在すら知らない

そもそも、人間の一生と言うもの
地球の歴史から観たら、瞬きにすら満たない時間を生きている、とか

ミクロ&マクロ、、、人間と言う者、偉大でもあるがちっぽけな者でもある






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大切な認識

2023-02-14 07:26:26 | 武久の視線
お医者さんが
自分が病気になって患者となり初めて気づかされたことが、、、と言う

ケア職の方が
自分がケアされる立場になって初めて気づかされたことが、、、と言う

やんちゃな親父で在宅医療や福祉などには無関心だった僕が
脳幹出血に倒れ障害者となり在宅医療や福祉以外とは縁遠くなった

なってみないと分らないのが人間

専門知識、技術をいくら学んでも、いくら患者や利用者と接しても
自分がその立場になってみないと分らないことは必ずある、と言うことの認識が大切





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

潜在意識

2023-02-13 07:45:28 | 武久の視線
「役に立ちたい」とは人の潜在意識の中の一つの欲なのだと思う
幼い子どもがお手伝いをしたり、老後生活の中で奉仕活動をしたり

四肢麻痺の僕の欲と言うものはそぎ落とされて行くばかりだった

しかし、この身になってから生まれた欲もあった
穏やかにたんたんと暮らしたいとかも一つの欲なのかも知れないが

工場勤めだった、そんな僕が考えたこともなかった欲が目覚めた
それは、人として僕の潜在意識の中にあっただろう欲「役に立ちたい」だった





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

他人の不幸は蜜の味

2023-02-12 11:00:40 | 武久の視線


不幸が蜜の味ならば、他人の幸せは何の味なのだろうか?

他人と比べて
(あの人よりは、まだ私の方がましね)とかの心もちならまだ分からなくもないが

他人の不幸を喜んだら意地の悪さすら感じる
そんな人とは僕は関りを持ちたくないものである

僕らみたいにハンデキャップを背負った人間は他人と比べても
惨めになるだけだから、他人や以前の自分とは比べなくなる、そんなことが身に付く






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

持論

2023-02-11 08:25:44 | 武久の視線
僕はある人から見ればクレイマーらしい
僕はある人から見れば貴重な視線らしい

確かに長年、当事者として想いを発信して来て賛否両論は感じる
しかし、僕は単なる当事者、専門職でもなければ教える立場でもない
早い話が、僕の発信を読んで、聴いて何を思うのかはその人の自由なのだ

これは僕の持論なのだが
見て、読んで気分を害するものならば見たり読んだりしなければよい

特にSNSに関しては
時間をかけ電気代かけてわざわざ嫌な思いをしなくてもよいと思う





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柔軟さ

2023-02-09 10:04:49 | 武久の視線
自分の気づきや想い、考えや感じ方などを長年発信している僕
何年前かに投稿した内容を参考にして、今日の投稿を書くことがある

今の投稿が以前に書いたものと
考えや感じ方が変わっていたとしてもいいかげんな訳ではない

その歳時々の生活環境や加齢による思考の変化などもあるだろう
僕は人生その時々に変化、成長している柔軟な考え、心を持った人でありたい




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

、、、らしさ

2023-02-08 07:05:49 | 武久の視線


その人らしい、、、自分らしい死に方、自分らしい、、、
医療や福祉などの業界でよく使われている「らしさ」

患者や利用者の
病名や障害等級、介護度、、、それらは、その人らしさではない

自分のことを考えても、自分らしく、自分らしい、、、とか言っても
言葉にしたり、他人に伝えようとしてもなかなか出来るものでもない

~~らしさ、安易に使われるが
自分のこともよく分らないのに、ましてや他人のことなど分る筈もない

その人のニーズ、自分のニーズを探求してゆくと
その人らしさ、自分らしさが具体的に見えて来る気がします




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

終活など

2023-02-07 09:20:35 | 武久の視線
死生観とか人生会議とか終活とか、、、

僕の体験にかぶせたら耳は聞こえてはいても強烈な睡魔に引き込まれる
意識は遠のき寝落ちした感じで危篤状態になる、そのまま目覚めなければ永眠

これが死へのプロセスだった、この先は目覚めたから知らない
人はみな死ぬ、しかし死んだ後のことは誰も知らないし想像でしかない

私が死んだら遺影は、、、流す音楽は、、、お骨は、、、
たとえ意向とは違っていても本人は何も出来はしない

死とは自分のものだけど
送り方や形式とかは見送る人たちのお別れの気もちや感謝の気もちなのである

その部分まで「自分らしく」と欲張ることもないと、僕は思います。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第二の人生

2023-02-06 07:49:10 | 武久の視線


人の性分や価値観などは
どんな立場になろうとも大きくは変わらないが

人の趣味嗜好などは人生の立場の中で創られるもの
人生の途中で四肢麻痺となった僕の趣味嗜好は大きく変わった

趣味、、、以前は釣りとパチンコ
四肢麻痺になってからは
どうにかやれることがパソコンなのでSNSで発信したり、詩などを書く

嗜好、、、以前はタバコ1日30本ぐらい、酒はつき合い程度
四肢麻痺になってからはタバコも酒もやめ、コーヒーを飲むぐらい
音楽好きの僕の聞く曲も大きく変わった

そんな意味でも受傷後の人生は、僕の第二の人生だと思っている





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする