介護されし者

介護を受ける武久ぶくの視線

2023-02-05 09:02:32 | 武久の視線
人にはそれぞれの体験や学びなどで育まれ身についた
感性や価値観などで今現在の思考や真実、答えなどを持っている

そして、それは決して決定、固定されたものではなく
経験や時の流れなどで流動的に変わってゆくものなのだと思う

例えば「愛」
僕にとっての愛とは、、、今の僕の時点で愛とは、守ると言うこと
愛妻、愛国心、愛車、愛する家族、愛する我が家など、、、愛する

大切なのは、心とらわれないと言うこと
心も歳と共に成長したり枯れたり変化する、それが生きていると言うこと






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悪気はない

2023-02-04 08:06:40 | 武久の視線
世間でもケア職などの中でもよく使われる言葉「悪気はない」

「まぁまぁ許してあげてよ、悪気はないのだからさ」とか
世間的にはフォローする言葉としてよく使われることが多い

一方、ケア職などの中で僕が感じて来た「悪気はないのよ」
勿論、そこに悪気があればとんでもない話しなのだが、、、

その行為に、その言葉に
悪気を感じないあなたの無神経さが問題だ、と思ったことが多かった





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心の近況

2023-02-03 10:29:52 | 武久の視線

自分と向き合い、起こる現実と向き合い
過去のことは考えず、この先のことも考えず、ただ今を受け止める

この今からが過去になり、これからの今が未来になる
僕がベッドの上で考え言葉にしたものが過去にも未来にもなる

時間はあるけれど心に余裕はなく
心に余裕はないけれど言葉は溢れて来る

僕の言葉は心の汗だ

負の言葉や陰の言葉は要らない、かと言って
輝く言葉や慰めの言葉、希望に満ちた言葉は要らない

ただただひたすら生きる
そんな僕の、その日暮らしから生まれて来た言葉を書き残したい




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言葉は感じ方

2023-02-02 09:43:49 | 武久の視線
言葉とは
言う側と聞く側では感じ方が違うことは往々にしてある

施設などでよく耳にする声かけ「何でも言って下さいね」
はたして何でも頼める人って実際いるのだろうか?と僕は思う

ケアマネや福祉課などの窓口でよく耳にする
「そう言う決まりになっていますから」僕は聞く
「その決まりを破った場合、どんな罰を受けるのでしょうか?」

療法士がよく言う言葉
「大丈夫ですよ、倒れたとしても僕が下敷きになりますから」
僕は不安になる、じゃあ倒れることもあるってことだよね、、、





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強制出家

2023-02-01 10:58:31 | 武久の視線


僕は仏教が詳しい訳ではないが人並みの知識はあると思う

僧侶を目指す人は出家をして修行し
世俗や煩悩、欲などを捨てて悟りの境地を得ようとする

世俗と離れベッドの上で生活をしている僕の場合

欲などは
物欲や金銭欲などは、使えないから欲は湧いて来ない
食欲は介護負担にならぬようにダイエットコントロールをしている

動けぬ体、、、強制出家生活のようなもので欲はそぎ落とされる
僕は家族と暮らしながら時々の色んな自分と向き合いたんたんと生きてゆきたい





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