ゑんぢんぶろぐ

のんきそうには見えますが頭の中は不安で一杯。あまり過大な期待と責任は負わせない方が互いにとって身の為です。いやマジで。

「THE ART」

2018年12月31日 23時48分05秒 | アート
「TAKEO PAPER SHOW 2018 precision」
at:グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル イベントラボ

過去の同展示会っ
「TAKEO PAPER SHOW 2014 SUBTLE」
「TAKEO PAPER SHOW 2010(感じるペーパーショウ)」

「precision/精度」

~撮影可能だったようだが、画像は本展のサイトなどから借用した~



田中義久[和紙]…紙を漉く際に「世界各地」の「植物」や「土」を一緒に溶かし込んだモノ。
紙の中に「世界」がある…。





安東陽子の[紙布]。
紙を撚って糸を作り、布を織るという発想の転換。紙なのか糸なのか布なのか…。

説明を読むまで理解できなかった(つか、読んでもなお…)。



藤城成貴[モールド]…紙(パルプ)のモールド(金型)と言えば「卵のトレー」や「梱包資材」でおなじみだが…突き詰めるとプラスチックや鉄にも全く引けを取らない精度の逸品が出来上がる!
別ブースで製造工程の動画もあり。実に興味深い。



原研哉…と言えば原田宗典のエッセイでたびたび見かける名前だが…「レーザーでカットしたトレシングペーパー」なんてハイテク(?)を見せてくれた。超精密技巧!
「チョコレートの帽子-2」-穴あきの紙[半透明の紙]

 関連記事っ資料室(仮):「原田宗典」(20200912)←NEW!



三澤遥[機能紙]…様々な方法で紙に磁性を持たせたもの。
磁力に反応して気持ち悪いくらいに滑らかに動く。



DRILL DESIGN[ハレの段ボール]
ただの箱だと思ってないか?
…色と成型にこだわれば、段ボールは段ボールを超える!

毎回新しい「紙の可能性」を切り拓いていく本展。
今回も期待にたがわぬ思考の飛躍を見せてくれた。…中にはぶろぐ主の頭ではどうやっても理解できないモノもあったが…(苦

上にも書いたが別ブースのショートムービーではそれぞれの展示の工程や工場、製作スタッフの手技などをジックリと見せてくれ、立ち止まる観客でブースがギュウ詰めになっていた。


次がいつどこで開催されるのかはわからないが…その時も、更に新たな「紙の可能性」を期待して足を伸ばしたいと思う。



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