美佳先生のひとりごと

1日の出来事、感じた事、生徒さん、スタッフへの想いをつづっています。

悔やみ

2010-12-02 22:12:11 | 我が家
今日子どもの同級生のお母さんが亡くなったと連絡が入りました。
ずっと寝たきり状態だったらしい。

うちは娘も息子も同級生で、ご主人は私の同級生。
もちろん家族で悔やみには行く予定ですが、この報告を娘がなきながらしてきた。
「おかあさん、○○のお母さんがなくなったって」
娘もショックなようで友達のことを思ってないている。
息子も帰ってくるなり、その話をし、
「でもな○○ちゃん、いつもと同じ様子なんや、すごいわ」
と一言。
その後やたら、私の仕事場へ来て、「お母さん~○●」ととりとめもない話をしにくる。
いつもは1Fと2Fで知らんふりなのに、今日だけで5回いろいろといってきた。
やはり子どもながら何か感じているのかもしれない。

そのうち1回の会話は
「お母さん、○○ちゃんうちのメイプルメロンパンが大好きなんや、一度焼きたてが食べたいっていっていたからもっていってやってもえ~か~、少しは元気になるかな」
でした。
落ち着いたらもっていってやりってこたえました。

もう寝たきりになって4年になるらしい。
連絡網で話をしたお母さんから、
「彼な~中学1年生のはじめに先生から、お前たちにとって大切と思うものは何だという質問に『健康』って答えたの、最初中学1年生の子がって思ったけど、彼にとってすごく重い言葉だったね」といわれてた。

それを聞いたとたん、とめどなく涙があふれ出た。

子どもたちを置いて旅立つことはつらいだろうね。
でもご主人の話では、眠るように旅立ったと。
娘さんが高校の追試がなかなかうまく行かず、
「お母さん、やっと合格したよ」と報告すると
「よかったね」と応えそのまま眠るように逝かれたようです。

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