医大生・たきいです。

医大生的独言。

将棋界で一番長い日

2013-03-01 19:16:31 | 医大生的生活

弥生に入りました。中学生のとき、帰りの会で「一月は「ゆく」、二月は「にげる」、三月は「さる」」だなんて言葉を初めて聞いて、ホホオと思った記憶がありますが確か言い得て妙であります。春一番も吹いたと言うけど、一日部屋でこもり中。医大生・たきいです。


さて本日は、「将棋界で一番長い日」と称されるA級順位戦の最終局。順位戦というのは、基本全棋士が参加する棋戦でありA級、B級1組、B級2組、C級1組、C級2組という風にクラス分けされてあって、ヒエラルキーとなっている。最高峰のA級にはトッププロだけ10名が参加していて、優勝者には「名人」挑戦権が与えられる。持ち時間は両者6時間もあるので、夜が明ければ全棋士の頂点が決められているというわけである。厳しい世界なので、その華やかな面の裏腹、「降級者争い」というのも一つの見どころだ。A級からは毎年2名の降級者が出る。筆者が将棋のルールを覚えた十数年前からずっとA級に君臨していた谷川九段が危ないというから時代は移り変わるものである。

本日行われているのは5局。誕生日が同じなので個人的に応援しているのだが、佐藤康光王将の独創的な指し回しが特に印象に残った。例えば夕食休憩前の局面から推定して、初期配置から再現できる人は誰もおるまい。よもや終盤戦というところから駒組みが再び始まってしまったのである。

あとは頑張れ!ハッシー!と言ったところ。確かに羽生さんは強いけど、なんとかA級に踏みとどまってくれたらうれしい。先手番の後手風ゴキゲン中飛車から端に追いやられてしまった飛車を捌くプロの技にも注目だ。中飛車党な筆者としても気になるところである。

ニコ動でも生中継、スカパーは無料放送なので、トップ棋士のあたかも命を賭けたような対局姿をご覧になってはいかがでしょうか。5局生中継は史上初らしい。BSでやってないじゃん、見れないじゃんと寮の自室にあるテレビをいじってみたら映ってラッキーだった。たとえルールを知らなくとも、何か感じるものがあるかもしれません。





(一応勉強もしてる人(笑))






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