医大生・たきいです。

医大生的独言。

入院するならお勉強

2013-03-16 20:42:41 | 医大生的生活
入院は、えっと今日で何日目だっけ(笑)、四日目かな。四日目にしてその日毎に担当の看護師さんが変わっていくシステムなことに気がつきました。そういうもんなのか。医大生・たきいです。



延々と下ネタばかりの下らないlineを長崎県人と続けつつも、ついにはやることがなくなって勉強してしまうほどに暇である。入院というのは兎に角暇なのだ。手持ち無沙汰につまみ食いした「我が国では外側半月の受傷の方が多い」という解剖学講義のたった2行の記述が気になったので、主治医の先生に質問してみた。整形外科に入院というのも悪くない。見方を変えれば絶好の学習環境である。

すると先生、丁寧に教えてくれて、円盤半月という先天性の奇形が日本人に多く見られるためなのだという。中国や韓国には確認できずに、日本とモンゴルだけで見られるのだとか。面白い。君の教科書ラテン語が全くないなと苦笑されながらも他にもいろいろ教えてくださったが、いやはや現役の医師というのはカッコいいものだ。感動しすぎてこのまま整形外科医になりそうな勢いである。

解剖実習のときに外科医の先生方に指導を受けたときにも似たようなことを思ったが、なんちゃら学という名前の講座である基礎医学の教授先生の「ありがたい」話を聞くよりも、臨床医の先生が、プロフェッショナルと呼ぶに相応しい容貌で語ってくれる話の方が聞いていて学習意欲が湧いてくるものだ(笑)

いや、その思いは学業への怠慢さの表象であると反論されれば返答に屈するのでなにも言えないが(笑)。

少なくとも想像以上に今やっている勉強というのが直感的に重要な気がしてきて、冷や汗をかくばかりである。ましてや解剖学というのは、既に医者になった先生がもうちょっとまじめに…とか語るならまだしも、まだ医学生の先輩なんかももうちょっとまじめに…とか語り出してしまう科目である。

こんなカリキュラム的に早い時期にやっても忘れるだけじゃないの?(笑)と言われてしまったが(笑)、さて。






(点滴中にテレビで見たマウス型スキャナーが欲しい人(笑))








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