風呂上りにジュースを買って自分の部屋に帰っていく途中、ラウンジの明かりがついていた。まさかと思ってそのラウンジに行ってみると、いつも筆者よりも勉強するのが遅い男が勉強しているではないか。試験直前の詰め込み力こそが武器の男がいまから勉強しているというのが怖すぎる。もう一回風呂に入りたくなってきたくらい全身から変な汗が出てきた。1日24時間じゃ足りないよという季節がやってきそうです。医大生・たきいです。
学年全員TOEFLを受けさせられた。1年生だけ全員受験の大学は多いみたいだけれど、ウチの大学は最近全学年に課し始めてまいったものだ。ただでさえ医学教育のカリキュラムをこなすだけでもしんどいのに、英語なんてやめてくれというのが平均的意見のようだ。病理学実習でくたくたになってから夜まで試験という鬼畜な日程への不満も多かった模様。
感想としては、わたくしの英語力では全部解き終わりませんでしたというところ。大学受験生のときにはあれほど磨きをかけた英語・数学も、いざ大学に入ってみるとバイトのときにしか使っていないという悲しい現状がある。英語力というのは砂時計のようなもので、何もしなければどんどん落ちていく。維持するだけでも大変なのではないか。英語力は単調減少していくに決まっている。バイトのときに使っているだけ何もしてこなかった同級生よりはマシらしいけれど。学年全体がそういう感じかと思いきや、つい先日準1級とったぜとかいう人もチラホラいたりするから油断は禁物だ。やってる人はやっているらしい。ただただ尊敬である。
実は帰国子女だけど苦手科目はリスニングというのが持ちネタなので、リスニングが全然できなかったのは想定の範囲内なのだが、思いのほかリーディングもできなかった。受験後に「昔はあの単語知ってたはずなんだけどな」という感想を連発して帰って来ようと心に決めていたのに、試験会場で人生でお目にかかった気のする単語さんたちが多かった気がする。英語は得意と大昔に言っていた自分が信じられない。問題が難しかったのだと信じたい。笑
最近覚えた英単語だってないわけではない。今日覚えたのは“lymphoma”とか。脳内新出単語がmedical termの名詞しかない気がするから笑える。語学の試験にこの単語はまず出てこないに違いないし、英語が読める頭になっていないのである。医者たるもの英語は読めないとやっていけないという話は腐るほど聞く。その重要性も理解はしているつもりだ。けれども、日本語ですら医学の理解が怪しげなのに、と考え始めると実に頭が痛いわけである。笑
ネット界のデキ女たちの間でビジネス英会話を聴くのが流行っているらしいけど、便乗しようかなと思わなくもない。たぶんやらないけど。笑
(タスクが多すぎて今週ツラい人(笑))