医大生・たきいです。

医大生的独言。

宅急便ごっこしてきました

2014-10-24 23:59:10 | 医大生的生活

先週の週末も遠征して飲んでいた気がしますが、今週の週末も遠征して飲みます(笑)。スキマ時間を活用!とかいう某通信教育会社の漫画みたいな生活を送らないとそろそろまずいかもしれません(笑)。新幹線の中で勉強しようかな。医大生・たきいです。




学園祭期間中は陶芸部で朝から晩まで飲み会していたわけですが、絵付け体験もこそっとやっていたのでその第一弾が焼きあがりました。お客さんに素焼きの陶器の上に絵を描いてもらうわけです。その上から透明釉薬を塗って陶芸釜で焼き上げて。



すげー!!!

これらのお客様の作品を車で配達。今からお伺いしてもいいですかと電話をかけるときはドキドキ。余所の方に電話をかけるのはいつまでたっても慣れません。

我々の大学、「地域医療」とよく謳っています。確かに地元の地域のことはよく考えているはず。しかし、大学所在地での地域との交流はほぼ皆無に等しいのが現状なのです。飲食店でいつもお世話になっているくらい。客観的に見て、大学近隣の地域を巻き込んだ活動というのは苦手なのかと思っています。病院なんてそもそもお世話になりたくないという側面もあるかもしれないけれど。

この地にいるのはたったの6年間だけかもしれません。でも本来、その土地に住むということは、その土地の人々にお世話になるということ。

「向こう三軒両隣」
「地域の底力」
「遠くの親戚より近くの他人」


これらが、日本の誇るべきソーシャルキャピタルであります。特に将来地域医療への志があるものとしては、社会関係資本に関して興味を持つのは必要条件とさえもいえるかもしれません。住まわせていただいている地域の人とも交流できないようでは、これからのニッポンの地域医療を支える人間には成長できないのではないでしょうか。

人との絆が希薄化してきているというのが現代日本の問題のひとつ。日本の文化の素晴らしさを再び花開かせることができるように、陶芸部として近所のみなさまに学園祭でつくってもらったお皿の配達をするわけなのです。






(訪問した先々でたくさんお土産をもらえてうれしかった人(笑))