オープンキャンパス効果でブログのアクセス数が普段の3倍を記録しておりますが、今日も平常運転で参ります。あー、このあたりの経営戦略の未熟さがいつまでもプロブロガーの領域には届かない原因なんだろうな、と。医大生・たきいです。
「ホッピーもビールも変わらんだろ」
という横暴な発言を聞くと、ああ、この人は好きでお酒飲んでいるんじゃないんだろうなと思ってしまう。ホッピーとは「ホッビー」が訛ったものだそうで、「ホッビー」とは「本物のビール」から来ている。ビールが高嶺の花だった時代、いかにも日本人的なロマンあふれる飲み物なのである。発売は1948年。

ご存知ホッピー、居酒屋好きな人なら誰でもよく知っているものと思い込んでいたが、消費量の8割が東京、神奈川、埼玉なんだとか。言われてみればわたくしがホッピーデビューを飾ったのは埼玉県は大宮の飲み屋だった。やや古い情報なので情勢は現在変わっていそうだが、確かに西日本の人には馴染みが薄いのかもしれない。
ところでこのホッピー、黒と白とがある。個人的には黒が好きだ。味がしっかりしている。完全に気のせいな気がするが、業務用として流通している黒が一番うまい気がする。上の写真のように家庭用のホッピーは愛飲しているが、業務用とは味が違う気がする。居酒屋で飲んでこそのプラセボ効果というのは少なからず影響しているであろうが。業務用は恐らくお店がビンを返却することでお安く飲めるようになっているのだろう。ビンには、ビンの中に物をいれるな、みたいな注意書きがある。ちょっとくたびれた感じの業務用の瓶を見ると、これまでホッピーを愛していきた人たちの息遣いを感じずにはいられない。
ホッピーは過去に数回のブームがあったのだという。最近また注目を集めているという話も聞くが、もう少しみんなに愛されてくれると嬉しい。そうして近所のスーパーの仕入れの数も増えてくれるともっと嬉しい。
(夏休みだけど週末が待ち遠しい人(笑))