飲んじゃいました。栃木の幻の酒。
不定期新連載『医大生・たきいの美酒が飲みたい』。「美酒」と書いて「うまざけ」と読ませます。残りの大学生活、どんな美酒との出会いが待っているのでしょうか。ぼくも今から楽しみです。このブログ記事は、栃木の地酒、全国の地酒、本格焼酎を中心に、厳選した全国のお酒を各種揃える淀川酒店さん<宇都宮>のご協力でお送りいたします。医大生・たきいです。
江戸時代から続く栃木県内で最も歴史のある第一酒造さんによる渾身の一本。栃木県の限られた酒屋さんでしか手に入らないお酒です。淀川酒店さんも、その「おおるりの会」の一員であります。「おおるり」とは栃木県の県鳥で、青い渡り鳥です。栃木県民の誇り。幸福を呼ぶ鳥と言われているそうです。
(オオルリのオス Wikipediaより引用)
やはり、「栃木を代表するお酒として羽ばたいてほしい」という願いが込められて名づけられたお酒のようです。
「みんみん」の冷凍餃子も食べながら、栃木県全開でした。フライパンの残った油を利用してもやしを炒めてしまったあたり、浜松に寄せてしまいました。反省。心は栃木県民になりつつあります。
「大瑠璃」のフルーティーな口当たりは、高原をバックにオオルリが大空へと羽ばたく様を連想させました。「まろやかでおいしい」とみんなが口々に言い合う光景は、さながらオオルリが幸福をこの場へ運んできてくれたかのようでした。
栃木県。これです。間違いありません。流通量がかなり限られているので全国的には飲むのが困難と思われますが、読者のみなさんもチャンスがあったときには是非お試しください。栃木県の本気、ここに詰まってます。
Author
医大生・たきい
「日本酒の日」が誕生日。ビール、焼酎、ウイスキー、ワイン。何でも飲むけど特に日本酒をこよなく愛する医大生ブロガー。
Blog:医大生・たきいです。
Twitter:@takimaru_gt
参考文献:第一酒造(最終閲覧日2017/2/17)
協 力:淀川酒店(宇都宮)
(「好きなお酒は?」と質問に対する答えがひとつできたような気がしている人!)