医大生・たきいです。

医大生的独言。

ちょっぴり東北の旅

2014-10-26 19:13:27 | 医大生的生活

特に運動部は他の大学まで遠征という機会が多いらしい。先日はうちの大学と対戦している某大学のテニス部を全力で応援して顰蹙を買った(笑)。今日は昨日お世話になった予備校時代の友人がうちの大学の体育館に来ているというので遊びに。ハンドボールの試合は初めて見たけど楽しかったです。折角いろんな大学が練習試合しに来てるのなら、たとえ他の大学の友達がいなくても観に行ってみようかな。それで東医体の主管の仕事にあたればもう少しやる気が出そうです(笑)。医大生・たきいです。





東北は魅力がいっぱい。

足湯に行ってきました。


汚い足をお見せしたお詫びに綺麗な景色いきます。



足湯に浸かりながらこの光景を楽しめます。



ついついゆっくり、日が暮れた。



福島は飯坂温泉、「旧堀切邸」でした。
http://www.iizaka.com/join/join02/

タダでタオルも貸してもらえます、東北のおもてなしの心に涙。東北いいとこ、ぜひ来てけさい~ん。






(それはどこの訛りがうつったの?ってめっちゃ聞かれた人(笑))



予備校仲間と鍋を囲む

2014-10-25 23:59:10 | 医大生的生活

予備校時代の友人と競馬してきました。



毎年秋の恒例イベントになりつつあります(笑)。医大生・たきいです。



夜は友人宅にお泊まり。アパート広くて感動モノです。羨ましい。

物色して回ってみると…



めっちゃ医大生っぽい!!!
ナチュラルに置いてある感じが流石です。
彼らはCBTまだ先なはずなのに、なんか普通にQBっていう医学部生ならみんな知ってる問題集解いてるし焦りしかありません(笑)

夜は鍋を頂きました。予備校時代の仲間が集まってくれて豪勢に。白子がうまかった。ごちそうさまでした。

他の大学の話は面白い。夜は更けて業界裏事情で盛り上がったり、浪人時代の思い出話で盛り上がったり。たった一年だけの付き合いだったはずなのに、予備校で一生の友人を得ることができました。浪人時代はあらゆる人間関係を絶ったみたいな話もたまに聞きますが、われわれの浪人生活は誰よりも楽しかったのかもしれません。笑

翌朝は部活で早起きだという忙しさなのに、お邪魔しちゃってすいませんでした。昼まで寝るのを許可してくれてありがとうございます笑

たくさんのおもてなしに感謝。次はうちの大学にも是非いらっしゃい!







(図々しく友人宅の布団にくるまりながら更新なうな人(笑))


宅急便ごっこしてきました

2014-10-24 23:59:10 | 医大生的生活

先週の週末も遠征して飲んでいた気がしますが、今週の週末も遠征して飲みます(笑)。スキマ時間を活用!とかいう某通信教育会社の漫画みたいな生活を送らないとそろそろまずいかもしれません(笑)。新幹線の中で勉強しようかな。医大生・たきいです。




学園祭期間中は陶芸部で朝から晩まで飲み会していたわけですが、絵付け体験もこそっとやっていたのでその第一弾が焼きあがりました。お客さんに素焼きの陶器の上に絵を描いてもらうわけです。その上から透明釉薬を塗って陶芸釜で焼き上げて。



すげー!!!

これらのお客様の作品を車で配達。今からお伺いしてもいいですかと電話をかけるときはドキドキ。余所の方に電話をかけるのはいつまでたっても慣れません。

我々の大学、「地域医療」とよく謳っています。確かに地元の地域のことはよく考えているはず。しかし、大学所在地での地域との交流はほぼ皆無に等しいのが現状なのです。飲食店でいつもお世話になっているくらい。客観的に見て、大学近隣の地域を巻き込んだ活動というのは苦手なのかと思っています。病院なんてそもそもお世話になりたくないという側面もあるかもしれないけれど。

この地にいるのはたったの6年間だけかもしれません。でも本来、その土地に住むということは、その土地の人々にお世話になるということ。

「向こう三軒両隣」
「地域の底力」
「遠くの親戚より近くの他人」


これらが、日本の誇るべきソーシャルキャピタルであります。特に将来地域医療への志があるものとしては、社会関係資本に関して興味を持つのは必要条件とさえもいえるかもしれません。住まわせていただいている地域の人とも交流できないようでは、これからのニッポンの地域医療を支える人間には成長できないのではないでしょうか。

人との絆が希薄化してきているというのが現代日本の問題のひとつ。日本の文化の素晴らしさを再び花開かせることができるように、陶芸部として近所のみなさまに学園祭でつくってもらったお皿の配達をするわけなのです。






(訪問した先々でたくさんお土産をもらえてうれしかった人(笑))

大学生の自由研究発表会

2014-10-23 23:59:44 | 医大生的生活

あ、これは目覚ましかけ忘れたやつだと気がついた。こうして起きた時の目覚めは悪くないものだから気分はよろし。ただ、遅刻という仮の事実があればその気分も吹っ飛んでしまう。所謂寝坊をまたしてしまったかとやな予感が胸をよぎるわけだが、時計を覗くとまだ学校に間に合う時間。これは恍惚感。医大生・たきいです。




大学では、夏にやらされた「大学生の自由研究」の発表会が続く。凝っている班は結構凝っていて面白い。そんな中で我々の班も発表を。プレゼンは理系学生の中では得意な方だと自負しているので正直高を括っていたわけだが、前日に練習してみたら思いの外上手くいかず、焦る焦る。気づけば夜遅くまで練習するハメに。いかにセンセーショナルな発表をして、きわどい質問が来るのを回避するか。直前の課題はこれだった。

真面目な班の取り組みはすごい。面白そうなことのデータ収集の努力がすごい。そんな真面目な班は原稿まで用意しているようだが、それの音読になってしまっているのがすごく勿体無い。伝わってこない。普段の授業と違ってその内容が試験にもならないわけだからそもそもそこまで真面目に聞いていないという聞き手側の問題は確かにある。レセプターなしには現象は起こらないのだから。でも、真に伝えるとは、聴衆にレセプターの発現さえさせることではなかろうか。

「伝える」領域では、直感で分かることが重要だ。広告代理店でCMを作る人は、「偏差値40の人でも分かる」ことを目標としているのだとか。そうではないと内輪の面白さに過ぎないというのがその理由なのだという。それと同じで、初見の人にも直感で分からせること。それができなければ聴衆には疎外感が生まれる。

ひとまず無事に発表は自分たちの発表を終えられた。友達から発表面白かったという感想をいくつかもらってまずまずだったとは思う。でも、たきいがやったからうまく誤魔化しているだけで、あのテーマは穴がいっぱいあるはずという話も聞こえてきた(笑)

体裁さえ整えれば中身は誤魔化せるとさえ思う。バイアスを巧く飼い慣らす。発表とはそういうものだ。批判を生む表現かもしれないが、弁護士さんのようにそれを仕事としている人だっている。こんな考え方をしてしまう自分は、少なくとも研究者には向いていないと最近気がきつつあるわけだ。

これからの人生でもっとプレゼンさせられるのだろうから、もっと上手くなりたいものである。







(行きつけのとんかつ屋でぬか漬けをサービスされるようになった人(笑))

そんなに覚えきれません

2014-10-22 22:28:12 | 医大生的生活

皮膚科の講義にて。4月から5月に皮膚科を受診した患者がいて、手の甲に特徴的な水泡を認めたとする。


「ご自宅でサクラソウを育てていますか?」


と聞いて、


「……先生、なんで分かるんですか」


と患者から返ってきたら、サクラソウによる接触性皮膚炎で一発診断という話を聞いてたまげた。職人技過ぎてちょっと憧れます。植物分からな過ぎて、サクラソウってなんだか知らなかったけど(笑)。医大生・たきいです。







ところで、医学用語は略語の嵐である。簡単なところでは、AMIは急性心筋梗塞で、DMは糖尿病。このあたりは医学生ならだれでも知っているのだが、適当な文字の羅列にしか見えない類のものにはもううんざり。

この夏はとある病院へ見学に行ったのだが、そこにいた研修医の先輩が、

「○○○? ハハッ、知らねーや」

と言って、iPadで検索している姿はショッキングだった。略語が分からな過ぎてカルテが読めないのだという。国試を突破してから日の浅い先輩でもそうなのだから、自分の将来が不安でしかない。先輩は、あー、あれのことかとそのあと呟いていたが、その日本語名すら初耳の自分がそこにいた。

ところで、そのような2文字ないしは3文字のアルファベット配列は全部でいくつあるのか。計算してみれば、

27×26×26=18252(通り)

と、なる。多すぎでしょ。塾の教え子から「場合の数なんてどうしてやるんですか役に立たないじゃないですか」と聞かれて困ったことがあったが、今さらひとつの答えを見つけた。絶望するためにやるのである。あ、そういえば4文字のやつも意外に多いよなとか思い始めてしまったが、これ以上掛け算するのは精神衛生上やめておこう。

この2、3文字のアルファベットの中には“AKB”とか“NMB”とか恐らく医学用語にはなさそうな奴も含まれているから、せめて総数は半分くらいには減ってほしいところ。しかしそれでもとても覚えきれる量ではない模様。普通はそういう覚え方しないとしても、だ。

ところが、アルファベットばかりに文句も言っていられず、時には漢字にも悩まされる。「るいてんぽうそう」を漢字で書けと万が一試験で出されたらたぶん意外に書けないし(笑)、医学部にいると何気なく読めるようになっている「悪心(おしん)」とかも一般的には難読の部類に入るのではなかろうか。

嗚呼、医の道は実に険しい。







(「エッセンスを詰め込むことによって、可能な限りコンパクトな構成としました」と書いてある教科書が普通に厚くて泣ける人(笑))