道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

もう10月になっちまった…

2020-10-03 21:09:00 | 日記


今月初めの中秋の名月



おつきさまってうごいてるの?

チャラ息子のアパートへ送る道すがら
クルマの窓から見え隠れしながらも
あたかも自分を追いかけてくるような
そんな見事な満月を見ながら
初孫くんが問いかけてきた

う〜ん…
動いてるのは動いてるんだけど…

今月末で3歳になるとはいえ
まだ充分に理屈もわからない2歳児…

あのお月様ずっと遠くにあってさ…

そう言いかけると…

えっ?
なに?

遠くにあるということ自体がわからない
彼の疑問に対してどう教えればいいのか
すっかり窮していると…

ウサギさんに?おモチついてるの?

テニヲハが間違ってるけど
誰から教えてもらったのか
彼の口から出てきた言葉に
思わず大声で笑っちまった

よく知ってるねぇ〜
○○くんって賢いねぇ〜

うん!
かしこいんだよ〜

賢いのかぁ〜笑

(賢いっていう言葉はわかるのか?)
(でも賢くなくてもいいんだよな〜)
(健やかで元気に育つそれだけで…)


中秋の名月か…
もう10月になっちまった…










かかりつけの内科医院の先生に
処方してもらったよく効くシップ薬
そのおかげで痛みもかなりやわらぎ
10月から少しずつ走り始めようと…

一昨日は
ゆっくり歩いてる分には違和感なくて
時おり歩いたりして走ってみたものの
痛みに耐えられず僅か2キロで撃沈…

左脚を引きずりながら
スゴスゴと帰ってきた


昨日は
前日同様に時おり歩いたりしながらスタート
その内1キロ過ぎからゆっくり走れるように…

これなら5キロくらい走れると思ったが
調子が良くなって8キロまで延伸して…

そして今日は
昨日よりも走れるだろうと踏んで
9キロ以上のコースに変更してスタート

最初の1キロは
痛みでやっぱり2〜3回ほど歩いたが
すぐにゆっくりながらも走れるように…

だけどほとんどキロ7〜8分のペース
それでも何とか10キロくらいは走れそうな予感
膝の痛みも段々と薄れてきて…


ちょうど6キロ地点の
小さな交差点に差し掛かったとき
左右を確認しながら渡ろうとすると…

背後から大きな足音が聞こえ
視野の片隅にランナーの影がチラッと見えた

キロ7分ペースじゃ
すぐに追い抜かれそうだな…

そう思って20メートルほど
歩道の左に寄って走ってると
まず背の高い女子中学生らしき?
女の子に追い抜かれ
続いてお母さんだろうか?
中年のオバさんにもいとも簡単に…

速い!
2人とも…

というか
僕が遅すぎるのか?
キロ7分じゃなぁ…

いや…
それでもやっぱり速い!

前を走る女の子はそうでもなかったけど
後ろのお母さんのフォームは
いかにも走りなれてる感じ…

素人のジジイランナーでも
何年も走ってるとそれくらいは
すぐにわかるようになる

腕をコンパクトにたたんだ
いわゆるピッチ走法そのもの…

キロ5分を切るくらいのペースかも?
あっという間に引き離されてしまった

何という速さだろうと感嘆しつつ
100メートル以上差がついたあと
次の大きな交差点で横断歩道を渡ると
反対側の歩道を折り返してきた

2人とも笑顔で何か話しながら
今度はお母さんが先になって…

母娘で仲良くランニングか…
ランナー家族?

微笑ましい母娘像に見えるシーン
どんな家庭なのか知るよしもないけど…

母娘で一緒に走る土曜日の朝って
ジジイにはとてつもなく輝いて見え
羨ましい限りだと眺めつつ…

あんな人生を僕も歩めていればと考えながら
膝の痛みもすっかり忘れてしまって
無意識のうちにペースが上がってた



久しぶりに
時間はかかったものの
距離だけは走れた13キロ

いつも見かける
土曜日のランナーとは
すれ違うことができなかったが…

明日の日曜日は
もっと距離を伸ばしてみようか?

膝にダメージは残るけれど…

オンライン大会は
もうすぐそこだし…