
朝6時過ぎに目覚めたとき
ベッドの中でスマホを見て
気温が2℃だとわかってから
急に坐骨神経痛が暴れ出したような…
寒さが厳しいと痛みも厳しくなる?
そんな方程式のチップが
脳の中に埋め込まれたみたいに…
本来なら
絶対に走ることができないほどのひどい痛さ
だけど
青空が広がってお陽さまが出てるのは
午前中のわずかな時間だとわかって…
それに
明日からは本格的な雪模様の予報
いよいよ冬将軍の到来だという…
だから…
寒くても
痛くても…
歩くのさえ覚束ないやっとの状態なのに
朝食のトーストを食べたあと
いけないことを承知の上で
痛み止めをダブルで飲み込み
痛みが薄まるのを待って走り出すことに…
でも
なかなかそう簡単には…
準備体操やストレッチすら
まともに出来ないのに
ましてや走れるわけなんか到底…
案の定
走り始めて2キロくらいまでは
走ったり歩いたりのみっともなさ
左手で左臀部を押さえつつ…
よっぽど引き返そうかと思ったものの
帰ればカミさんが家にいて寒い?のは同じ
明日からは雪で走れないんだと言い聞かせ
ひるみそうな心を鬼にして走ることに…
歩いてでもいいから
とにかく5キロまでは…
そう思ったけど
4キロを過ぎたあたりから
ダブルの痛み止めが効いてきたのか
俄に痛みが薄らぎ始め…
ノルマにしている
最低7キロのスロージョグ?を
ギリギリ守ることができてひと安心
ついこの間の好調20キロランが嘘のように
7キロを走る?歩く?のが精一杯だった今日
下手をすると
いつ走れなくなっても不思議じゃないくらい
身体の状態が悪いのかもしれない
身体というか坐骨神経痛の…
いつ
どうなってしまうやら…
ギリギリの7キロスロージョグを終えて
かねてから付き合いのあった知人宅へ
弔いの訪問に…
今朝の朝刊のお悔やみ欄で知って…
僕より6歳年上で団塊の世代の終わり?
73歳の少し早すぎる?訃報…
しばらく会わないと思ってたら
不意にポックリ逝っちまって…
元気な頃の彼の遺影を前に
不覚にも涙ぐんでしまったが…
応対してくれた息子さんやお嫁さんには
ほとんど面識がなかったけれど
本人には生前かなり懇意にしてもらって…
知人友人の訃報の数
最近やたら多くなってきたのは…
そんな歳まわりになってきた?
そういうことだろう
昔はそうでもなかったから…
若い頃から喧嘩っ早くて怖い人でさ
誰かが口答えすると大声で怒鳴り返したり
でもなぜかオレには優しくて
本当に世話になったんだよいろいろと…
涙声でそんな話をすると
息子さんやお嫁さんは
わかってますよと言わんばかりに
何度も頷いて微笑んでくれた
それにしても
73歳ならあと5〜6年か…
まだ走れてるだろうか?
今はまだ元気で?走ってると思われてるけど
いつポックリ逝ってしまうか
わかったもんじゃないしなぁ〜
だけど
最低でもあと5〜6年は
走ってたいよなぁ〜
元気で生きていたいよなぁ〜
小さなオープンカーも買ったところだし
独身キャリア女子との
老いらくの恋も始まったばかりだし…
後悔はしたくないのがホンネだけど
必ず後悔しながら死んでいくんだろうなぁ…
現に
いま死んだら
片付けておかなきゃならないことや
後悔することばかりが山積みだから…
絶対に後悔するなぁ
間違いなく…
でも
心構えだけはしておくべきなのか?
いつどうなっても
仕方ないと…
いつ死んでも…