午前9時現在の気温4.5℃
とても
ジジイが走れそうにないゲキサムだけど…
走りたいという思い
走ろうという意欲はそれなりにあって…
でもこんなに痛くっちゃ
さすがに…
朝起きたときはそれほどでもなかったのに
時間が経つにつれ
雪だるま式?のように大きくなってきた
持病の坐骨神経痛の痛み
みるみるうちに…
初孫くんを乗せて
こども園へ送り出すクルマの乗り降りすら
やっとのアリサマ
やっぱり寒さに関係するのだろうか
坐骨神経痛って…
貼るカイロで左臀部を温めても
まったく軽くなりそうな気配はないし…
朝食後に飲んだ痛み止めも
いつもほど効いてるようには思えず…
左臀部と左脹脛の外側にこびりつく
吐きそうになるほどの痛み
結局
今日も休足日
すでに諦めの境地の2日目
明日も続くかも…
ひょっとしたらその後もずっと?
たった3日前の好調だった20キロラン
走ってる最中は痛みが引いて
軽快に距離を伸ばせたのに
あれはマボロシだったのだろうか?
寒くて天候が悪いと外の庭仕事も出来ず
家の中にこもって
朝からYouTubeを見たりして
時間をつぶすのが老いぼれジジイのツネ
まぁ
坐骨神経痛が痛すぎて
天気が良くっても
何も出来ないかもしれないけど…
だが
それも2日続くと飽きてきて
加えて
弱い視力の目もショボショボになるし…
風の強そうな外の景色を見ながら
しばしボンヤリと空白の時間…
そんなとき
浮かんできたのが
独身キャリア女子の素っ気ない顔
おそらく
化粧なんかもほとんどしないのだろう
よっぽどのことがない限りは…
決して美人とは言えないのに
でもそこが
僕がツボにハマってしまうところでもあり…
そんな彼女とデートしてから
まだ1ヶ月も経っていないのに
ずいぶんと昔のことのように感じて…
ジジイあるある?
まぁ1週間前にコケたことだって
ずいぶんと前の出来事なような気がするから
3週間も前のデートなら尚更か?
ホントに3週間前にデートしたんだっけ?
そう思ってしまうほど…
最初のうちは割とハッキリ覚えてるけど
アルコールが入ってからは
記憶も徐々に断片的になってきて…
お店にいた3時間もの長いあいだ
何を話したのか
何を聞いたのか…
時間の割には
記憶してる量が少ない気がして…
酔っ払ってしまったジジイ
都合の良いことは覚えてるけど
都合の悪いことは全部忘れちゃったのか…
それでも明確に
脳裏に刻まれてることもいくつかあって…
若い恋人たちのように
熱く長く交わしたキスや
彼女の乳首に触れた
指先や手のひらの感触は忘れがたく…
と…
自分では思ってるけど…
いまとなってはなんの確証もないし
残ってるはずの感触すら怪しくて…
あれはマボロシだったのだろうか?
本当の出来事だったのだろうか?
まさか全て
エロジジイの妄想でしかない
なんてことに…
それでもいいか?
たとえ一瞬だけでも
甘い夢を見させてもらったと思えば
それだけでも良かった気がする
どうせ
人生なんて夢みたいなもんだし…
良いことも
悪いことも…
何十年も前に
この世に生まれ育って
大人になって子どもができ
そして孫が生まれ
生命が繋がったとしても…
いつかは死んで
自分がいなくなってしまえば
それら全てが夢と同じことだと…
そんな気がする
し…
それももう
そう遠くないような…
そんな気がする
オレは間違ってるんだろうか?
死んだらわかるのか?
ジイさん
バアさん
空の上から教えてくれよ…