ありふれた人生
もう何も考えまい
君が欲しかったものも
僕が欲しかったものも
生きていくことの愚かささえも…
なぜかはわからないけど
今日は坐骨神経痛の調子が
朝から良くて…
調子が良いと言っても
いつもより幾分軽めなだけなのだが…
それでも軽くなってくれれば
朝イチからウウ〜ッイテテ…と
激痛に声を上げることなく
トイレに駆け込まなくて済んだから…
いつもは
起き上がる前までは何ともないのだが
ベッドから降りて立ち上がった途端
お尻と腿裏に激痛が走り呻くことに…
早く呻かなくていい日が来ることを
心から望んでいたけど
もしかして快方に向かいつつあるのか?
昨日の最終ジョグでバテ気味になって
グッスリ眠れたのが良かったのかも…
オマケに今日は
初孫くんがいつもより20分ほど早く
鍵を開けた裏口からやってきて…
身体をそこそこ動かしたせいもあって
いつもは重い動作もそこそここなせて…
こんな日こそジョグを走れたら
長い距離を踏めるのにと思ったけど…
今日は大会2日前
すでに最終調整のスロージョグは
昨日の10キロで終了しちまったから…
まぁ今日は昨日休んだ庭いじりでもと
そう思ってたのだが…
何やら朝からカミさんの動きが活発で
どうやら出かける準備みたいのをしきりに…
案の定
初孫くんを園に送り届けて帰ってくると
出かけてくるからと言い残して…
無表情にあぁとだけ返事をしたけれど
内心では飛び上がるほど喜んでいた
やったぁ〜〜〜!
今日はプチチートデイだ〜〜!
とりあえずは洗濯物を裏庭に干して
前庭の掃除もある程度済ませて…
ツマミを頬張りながら
午前中からプチチートデイのスタート
大したことじゃないけど
老いぼれジジイの至福のひととき…
かかりつけの内科医院の背の高い先生から
まさか昼から呑んでないでしょうね?と
たまに訊かれるけど…
さすがにお昼からは呑んでないですよ〜
晩酌は毎日してますけどと
そう答えるものの…
実は週に1〜2回は
カミさんが出かけていないことがあって
その割合でチョットだけ呑むことが…
おそらく背の高い先生には
ジジイのチート生活がお見通しなのかも…
まぁいいさ
死んだオヤジの年齢以降はオマケの余生
この歳になってもやめられない
タバコとお酒とジョギングくらい
好きにやらせてほしいもんだ
あっ!
あとエロジジイのエロ事も…?
と言っても
最近はエロ事も縁遠くなり…
60過ぎのときのバツイチ女史とが最後
もう何年もしていない?けど…
懇意のはずの独身キャリア女子からは
なかなか合意の返事がもらえてなくて…
いまは坐骨神経痛がヒドいから
別に構わないんだけど…
独身キャリア女子はどう考えてるんだろう?
仕事が好きで
キャリア女子になったんだから
仕事一筋真っしぐら?
そういう人生もあるか?
そんな彼女の人生
僕の願うどおりになるわけもなく…
まぁ
己れの人生すらママならないからなぁ…
さて
カミさんが用意していった
簡単な僕の昼メシ
朝イチからのプチチートデイの続きで
お昼前には済ませることに…
そうしないと
カミさんが帰ってくる頃というか
初孫くんをお迎えに行く頃までには
酔いが覚めないから…
それはいいとして…
この歳になって
こんなことを言うのも変だけど…
人間の身体って不思議だ
食べ物を食べて生きているんだから…
当たり前っちゃ当たり前のことで
理屈ではわかってるつもりだけど…
身体のメカニズムのひとつひとつが
いかにも精密機械のように出来てるのか…
食べ物や飲み物から栄養を摂るなんて
どう考えても不思議なことで…
しかも
アルコールを呑めば酔っ払うし…
毒物を口に入れればヤバいことに…
人間だけじゃなくて
動物も植物も生物はみんな同じか…
プチチートデイを楽しみながら
ふとそんなバカなことを考えつつ…
今日もまたいつもと同じように
初孫くんをお迎えに行って
いつもと同じように孫守りをしながら
ジジイの平凡な一日が暮れていく
それが良いのか悪いのか?
良くもあり
悪くもあり…
今日は大会3日前になる水曜日
最終調整のスロージョグを
水曜日の今日にしようか
それとも明日の木曜日にしようか
結構迷ったのだが…
普通のマラソン大会は日曜日開催だから
大体は3日前の木曜日にしてるけれど…
今度の62キロは土曜日開催なので
3日前となると水曜日の今日に…
ただ
一昨日昨日と連チャンで走ってるので
坐骨神経痛の調子は万全ではない
まぁ一昨日は走ったあとで
怪しげな整体院に通ったから
ある程度はほぐされているはず…
そう思い込んで
距離を決めずにスロージョグへGO!
この子をお供にして…
今日も朝から出来るだけ身体を動かし
痛み止めの効果が上がるようにしたけど…
とくに際立った効果も見られず
昨日とほぼ変わらない出だしで
やや身体が重めに感じるくらい
でも不用意に後ろを振り向いたとき
いつも鈍い痛みを感じている箇所とは
別の箇所に激痛が走り
あっヤバい!と…
時折りそんな現象が発生するのだけれど
振り向いたりしたときに
臀部の筋肉が坐骨神経を圧迫してるのか?
ジジイの坐骨神経痛のメカニズム
イマイチよくわからないんだよなぁ
いずれにしても
今日は昨日よりもシンドくて
少しバテた感じがしてる
結局
昨日と同じ10キロを…
ペースはわずかながら
昨日よりは良かったものの
調子が上がってる感じはなく
むしろ逆に下がってるような…
まぁ良し悪しは別にして
今日で大会前のスロージョグ終了に…
明日からは
走らないでストレッチくらいにしとこう
果たして
少しバテ気味の今日の疲労度合い
大会までにシッカリ取れるだろうか?
そんな最終調整
吉と出るか凶と出るか…
いつもなら
用事がなければ午後からは庭いじりだけど
バテ気味のため今日はお休みに…
休足日を設けてるくらいだから
庭いじりにお休みがあってもいいだろう
でも本当は
梅雨入り前に庭木の剪定を終えないと
大変なことになっちゃうんだけど…
今年はどうにも坐骨神経痛がひどくて
庭いじりに精を出すことができない
去年の今頃は
まだそれほど酷くなかったから
高い脚立に上ったりして
割と平気だったのだが…
怪しげな整体院に通い始めて
すでに2ヶ月が経過したものの
いまだ完治する着地点は見つからない
着地点があるのかどうかすら…
それなりに軽くなったとしても
これからはずっと坐骨神経痛と一緒に
暮らしていかなければならないような…
もしそうなると
庭いじりも大変な作業になっちまうなぁ
動けなくなってしまえは
費用をかけてでもキレイにするしかないか?
それとも
今のうちに高木を伐採してしまった
中低木だけの庭にしてしまうか…
去年は結構手を入れて
高木も頂点あたりを比較したから
今年はそんなに手を入れず
様子を見てみるのも一考かも…
でも一年ごとの伸び具合って
結構なものがあるからなぁ
とくに高い木のテッペンは
かなりの難儀な作業になるから…
悩みどころだなぁ
いやひょっとしたら
一年後は坐骨神経痛も治ってるかも知れず
今年は放っておく手もあるか?
それに賭けてみようか?
そうすることにしてみよう
果たしてそのチョイスが
吉と出るか凶と出るか…
昨日
怪しげな整体院へ行く前に
8キロ走ったので
本来なら今日は休足日なんだけど…
大会を4日後に控えて
どうにも調子が戻らない?
というより下りっ放しなので
休足日を返上してスロージョグへGO!
今日はこの子がお供…
昨日は
怪しげな整体院から帰ってきたあと
雲行きが怪しくて庭いじりを休んだせいか
少しだけだけど
坐骨神経痛が軽く感じられ…
この調子なら翌日も走れそうだと踏んで
半ば走りたい思いもあったので
朝起きてからもそれなりに心づもりを…
幸いにも降ってた雨は朝方までに上がり
気温は低いものの湿度もそこそこあって
それほど寒くもなく走りやすかった
まぁ
走り出せばすぐに汗だくになっちまう
暑がりのポンコツジジイだけど…
最近の傾向として
坐骨神経痛の痛みは
痛み止めを飲んでから2時間半くらいで
なんとか走れる段階まで効いてくるようだ
もちろん
朝からそれなりに身体を動かすのが
前提条件になるけど…
ということは
おそらく午後から走れば
そこそこ走れるだろうと思うのだが…
走り終えた後の
シャワーを浴びたりウェアの洗濯を考えると
やっぱり午前中のジョグじゃないとなぁ…
しかも
午後からスタートの大会なんて
滅多にないし…
そんなことを併せ考えると
やっぱり朝から走るのが正解のような…
現役の頃は仕事を終えて
毎日夜走ってたこともあったけど
リタイアしてプータローのいまは
午前中のジョグがすっかりルーティンだし…
で…
今日のジョグの出来は…
走り出しこそ
昨日までに比べるとスムーズだったけど…
根っこまで蔓延ってるような
坐骨神経痛の痛みはしぶとくて
なかなかペースを上げられなかった
以前の10キロジョグなら
後半の7キロ以降は痛みも軽くなって
ペースも上がるのだが…
今日は10キロ全般にわたって
鈍い痛みに支配されていた感じ…
なので後半もペースが上がらず
最初の軽い痛み具合なら
全体の平均ペースでキロ6分台は
出せそうな感じだったのに
終わってみればキロ7分18秒か…
まだまだ
今度の土曜日のウルトラ62キロに対して
不安の塊は小さくないなぁ
あと4日か…
練習ジョグは明日で終わりかなぁ
元気のあった頃は前日まで走ってたのになぁ
もう昔のことか…
全てが
もう昔のことなんだなぁと…
最近はとくに強い実感として
過去のことが思い出される
若い頃は
過去じゃなくて将来ばかり向いてたような…
まぁこの歳になれば
将来を向いたところで
自分の行末はおおよそ見当がついてるし…
やっぱり
過去にばかり想いが寄ってくよなぁ
当たり前だな…
将来なんてあるのは
初孫くんくらいだろうか?
チャラ息子やグウタラ娘にしたところで
これまで生きてきた年数と同じ期間を
これからも生きて行くだろうけど…
30半ばになって
これから大化けする人生にはならないだろう
せいぜいが
新しい孫ができるか
会社でつまらない出世するくらいだろう
もちろん彼らにとっては
それはつまらないことじゃなくて
大変なことなのかもしれないけど…
70年近く生きてきたジジイの経験からすれば
半分オマケみたいなものだと…
僕自身もっと違う人生を
生きれたような気もするけれど…
僕がやること出来ることって
たかが知れてるから
どうせ似たり寄ったりの人生しか…
たとえ
カミさんと違う女の人と結婚したところで
僕の能力が大きく変わることなんかなくて…
そう考えると
70年近くの人生がやたら虚しい
今の僕と同じ歳で
死んでいったオヤジ…
68年間をどう考えていたんだろう?
バァさんや僕たちを残して
死んでしまうことに何を思っていたのか?
逆に
僕がもうすぐ死ぬとして
何をしたいと思うのか?
まだ
死を現実的には捉えられないけど
もし死ぬとしたら…
残して行くカミさんや
チャラ息子やグウタラ娘に
何を伝えれば良いのか?
何もないような気がする
もちろん些細なことを挙げれば
キリがないほどあるんだろうけど…
そんなことなんて
残された本人たちの意思で
どうにでもなることだと…
そう考えると何もないような…
オヤジは何も言わずに死んでいった
というか
入院先の病院から元気で一時帰宅した
その日のうちに倒れてから一ヶ月余り
何も言えずに死んでしまった
バアさんの死に際は
僕に何かを伝えようと
大きく目を見開いたが声も出ずに…
オヤジやバアさんが
何を言い残したかったのか
何を伝えたかったのか
今は知る由もなく…
僕は何も言わずに死んでいくのだろうか?
言いたいことは何もないけど
ひとつだけ
このスマホを完全初期化してしまわないと…
カミさんへの想いや
数々の不埒な行いの断片が残ってて…
それが明らかになれば
残されたみんなが不幸になるだけ…
家族だけじゃなく
ほかの誰かさんたちにも
迷惑のかかる話だから…
だから…
さて
どうしようか?
朝起きて動き始めると
相変わらず坐骨神経痛が痛み出して…
どうすれば痛みが取れるのか
もうほとんど神頼みしかないような…
実際は
神頼みというより痛み止め頼みか?
痛み止め鎮痛剤がなければ
ジジイの一日は始まらない
情けない話だ
でも
それも段々と効き目が薄くなってきて…
さて
今日は怪しげな整体院への通院日だけど
施術時刻が12:30からの予約なので
初孫くんを送り出してから
スロージョグにGO!
この子をお供にして…
こうやって
音楽を聴きながら走るのも
最近はちょっと食傷気味というか
飽きてきたような…
以前はFM放送とかもよく聴いてたけど
もうラジオ番組に興味のない歳になって…
いろいろな音楽を試しつつ
いまは女性ヴォーカルに落ち着いてるが…
飽きてしまったら
次は何を聴けばいいんだろう?
何も聴かないで無心で走る?
というか街の声を聞きながら?
街の声ったってほとんど車の走行音ばかり…
もちろん本当はそれ以外にも
いろいろとあるのかもしれないけど
道路を走ってちゃ当然といえば当然で…
まぁとりあえずは今のままか?
どっちみちサブスクだから
聴かなきゃ損かも…
肝心のジョグの方だけど…
前々回前回と続いた
地獄の超スロージョグを踏まえて
今日はなんとか挽回をと思いつつ…
走り出す前には
できるだけ身体を動かして
痛み止めが効くように…
甲斐あって
さすがに今日は
まだ少しはマシに…
そうは言いながらも
坐骨神経痛は相変わらずの暴れん坊将軍
4〜5キロ走ってようやく痛みに慣れる感じ…
今日は信号待ちやトイレ以外は
さすがに走り続けたけれど
期待どおりのペースにはほど遠い
せめてキロ6分台で走りたいのに
坐骨神経痛くんはそれを許してくれない
まだ坐骨神経痛になってなかった頃
7〜8キロならキロ5分台で走れていたのが
遠い夢のようにも思える
今よりキロ当たり2分も速かったんだぜ?
とても信じられないコロナ禍前の話
もう無理なんだろうなぁ
そんなペースなんて…
たとえ坐骨神経痛が治ったって
すでにアラ古希だからなぁ
小さい子どもの1年間の成長に
目を見張って驚くのと同様に?
老いぼれの1年間の衰退は
目を瞑りたくなるほど著しくて…
まぁしょうがないさ
人間誰だって栄枯盛衰?
灰になって行くさ
できれば
明日も少しくらいでいいから
走ってみたいなぁ
早めのお昼ご飯を済ませて
怪しげな整体院へ…
愛車のルーフをオープンにして家を出たが
何やら怪しい雲行きの低い空
幹線道路の信号待ちで
ルーフを閉じることに…
信号待ちの時間内で閉じることは出来たが
後続のワゴン車はビックリしたかも…
直にそんなシーンを目にするって
身近な周りにオープンカーがないと
なかなか見れないだろうから…
整体院へ到着すると
入口には先客の女性物らしきシューズ
別に妙なことを考えてるわけじゃないけど
どんなお客さんなのか少しは気にかかる
イケメン風先生の施術が終わって
カーテンの奥から出てきたのは
老齢のご婦人でガッカリ?
僕より歳上に見えたが
実際はもっと若いのかもしれず
向こうだって僕を見てガッカリか?
それとも
ピンクのキャップに茶髪のロン毛だなんて
変態ジジイにしか見えないような…
目が合って慌てて下を向いた
老齢婦人が帰るまでずっとそのまま…
まぁ当たり前だよなぁ
整体院なんてジジイやババアの来るところ
エロジジイが期待してるような
若い女の子が来るはずもないさ
アレッ?
今日はずいぶん硬いですね
アッ…
実は午前中8キロほど走ってきたんで…
僕の膝を曲げながら
イケメン風先生は
ポンコツジジイの身体の変化に敏感だ
まぁ商売だからなぁ
先生の話だと
少しずつ良くなってきているらいしけど
老いぼれジジイにその実感はない
その旨を伝えると
左臀部の痛みだけじゃなく
右側にも出たりしてるのがその証拠らしい
左臀部の痛みが弱くなって
隠れていた箇所の痛みが現れるというのが
イケメン風先生の持論
それなら良いのだが…
もうひとつ
ワインを飲み過ぎた翌日の不調にも触れたが
アルコールは血流をよくするので
痛みが大きくなったのだろうと…
それはチョット違うかもしれないと
先生の話を聴きながら半信半疑で…
30分ばかりの施術を終え
次回はウルトラマラソン終了後の
翌々日の月曜日に予約を入れて
帰ってきたけど…
ちょうど一週間後
果たしてウルトラの62キロ
どんな結果になってるやら…
そして
ポンコツジジイの坐骨神経痛も
どんな塩梅になっているやら…
ある意味
楽しみだと言えば楽しみか?
泣いてるか?
笑ってるか?
昨日
大不調で8キロしか走れなかったので
今日も少しは走ろうかと思ったけど…
初孫くんの来ない日曜日で
かなり寝坊してしまったので
やっぱり休足日に…
坐骨神経痛の調子も
昨夜の晩酌を少し控えめにしたものの
良くなっている気配はなく…
朝から庭いじりも滅入るし
気温も高くなりそうで
午前中は久しぶりにプチドライブへと…
このユニットをお供に…
愛車のルーフをオープンにして走ってると
吹き込む風が涼しくて気持ちが良いのだが
メンド臭さもあって…
というのも
真横や後方から風に巻き込まれて
キャップを被っていても
長めの茶髪が目の辺りまでなびいて
チクチクと気にかかってしまう
窓だけ閉めると
それはそれで暑く…
まぁ
髪を切れば良いだけのことなんだろうけど
それじゃあ単なるヨボヨボジジイが運転する
ショボいオープンカーになっちまうから…
そこは勘違いジジイの
ファッションポリシーから外れることに…
どうでもいいことか?
取るに足らないジジイのポリシーなんか…
いやでも
このオープンカーに乗り始めてから
ジジイのファッションも結構変わったから…
わかりやすく言えば
ただでさえチャラかったのに
前にも増してよりチャラくなったと…
だけど
ケタ外れのチャラさも
いまのこの歳だからこそ許されるような…
70近くになって
赤やらピンクのキャップを被り
長めの茶髪をなびかせて走ってれば…
むしろ常識というか
通常のジジイの概念からはみ出して
何にも変え難い解放感すら得ることができる
そんな格好で
前車のグレーのセダンに乗ってれば
まさしく変なジジイに思われるだろうし…
セダンに乗ってる時はファッションとか
そんなことも意識してなかったからなぁ
オープンカーに乗れば
アラ古希のジジイにしては奇抜なスタイル
異様さを通り越して逆にシックリくる?
というのが勘違いジジイのドクトリン?
と言えば大袈裟だけど…
途中で通り過ぎた
そこそこ規模の大きい道の駅の駐車場
バイクのグループが何組何十台もいて
とても寄る気には慣れなかった
僕と似た様な年代のジイさんも
おそらく何人かは
現役で走ってるのだろうが
もう老いぼれジジイは
とてもそんな真似など…
視野も狭くなってるし
なんといっても反射神経が…
40過ぎて降りたけど
もうオープンカーを運転するのが
セキノヤマさ…
30代の頃は仲間たちとツルんで
泊まりがけのツーリングにも出かけたが
それももう昔の話
あの頃のツーリング仲間たち
まだ大型バイクに乗ってるだろうか?
死んじまったヤツもいるけど…
小一時間ほど走ってから
幹線沿いのコンビニに立ち寄って
トイレ休憩と給水とタバコを一服…
すっかり安全運転だ
天気が良かったから
バイクたちはもちろん
似たようなオープンカーや
高級な外車のオープンカーたちとも
何台もすれ違った
外車のオープンカーは羨ましいけど
プータローの老いぼれジジイは
そんな贅沢な身分じゃないし
事故や盗難が不安で気軽に乗れないよなぁ
軽のオープンカーだからといって
事故や盗難が安心だというわけじゃないけど
まぁまだ分相応だろう
何事も分相応が正解さ
まだ将来が残ってるのなら
少しの背伸びくらいはいいかもしれないけど
余生の少ないジジイにはもう…
それにしても
2時間ばかりのプチドライブ
坐骨神経痛にはまったく良くないような…
午後になって
痛み止めを服用しても
痛みがなかなかおさまらない
軽のオープンカーは分相応だとしても
2時間のプチドライブは
アラ古希のジジイには分不相応なのか?
悔しくてザンネンだなぁ
年老いるって…
何もかもが分不相応になって
家でノンビリ過ごすことだけが
許されることになっちまうのか?
まだまだ
オープンカーも
マラソン大会も
ずっと走り続けていたいのに…