年のせいか不規則な生活の為か寝付かれないことがよくあり
翌日の予定によっては導入剤のお世話になることも・・・・。
そうでない時はラジオの深夜放送やyutubeで落語や音楽を聴いたり
朗読を聴いているといつの間にか眠ってしまっています。
ところが昨夜は
何気なく聞いていた朗読でさらに目が冴えて眠れなくなってしまいました。
(朗読でサスペンスや怪談などは聴かない様にしています。)
朗読の内容は 内館牧子さんの『必要のない人』という題名でした。
聴いているうちに 夫と私 の日常を書いたものではないかと思うぐらい
で思わず聴き入ってしまい目がらんらんと冴えて考えさせられてしまいました。
とうとう5時ごろまで眠れませんでした。
そしてウトウトとしてトイレで目覚めたら7時過ぎでした。
『必要のない人』の場合の夫は55歳とありますが我が夫の場合はとりあえず
定年まで勤めあげその後はサンデー毎日の日々、人嫌いでどこにも所属せず
ずっと家に居てPC三昧(『必要のない人』の場合はリビングでテレビ漬けの日々)、
夫は社会情報の愚痴をタラタラ、他人(政治家、芸能人などなど)の事を批判する事ばかりでそれを聞かされる私はイライラしてしまい
それ(夫の事)を批判すると怒り出します。
黙って無視しているとまた不機嫌になる夫です。
私はそんな夫と毎日ずっと(一日中)一緒に居たくないから予定(趣味の団体に所属)を作っては出かけることの多い日々です。
『必要のない人』の妻はそんな日常に嫌気がさしある日、サイフだけを持って家を出る。(ゆくゆく離婚に向けて話し合う?)
そしてビジネスホテルに泊まる
・・・・・。
私の場合は外泊こそしなかったけど口論した翌朝外出、夜までショッピングや観劇などで時間つぶして・・・とプチ家出しました。
また、一緒に車で出かけて出先で口論して私は電車で帰宅したこともあります。
これまで内館牧子さんの作品は気にもしたことがりませんでしたが登場人物の感情の機微の表現には「さすが作家さん」と思いました。