えつこのマンマダイアリー

♪東京の田舎でのスローライフ...病気とも仲良く...ありのままに、ユーモラスに......♪

600円のミニギャラリー ~クラスターフォトフレーム~(69)

2016年03月15日 | アート

 

 3月も半ばになってしまいました。慌てて入れ替えたフォトフレームのポストカードは父の遺品で、山岳写真家・高山蝶研究家だった田淵行男氏の蝶の絵ハガキです。旅立ちの月ということで…。

        
 これは、長年大学で教鞭を執っていた亡き父の教え子の一人が、蝶のコレクターだった父に贈ってくれたものです。一緒に保管されていた手紙(↑)によると、彼女が結婚後夏休みに実家に行ったときに訪れた「田淵行男記念館」で求めたもので、1998年8月に父に贈られていました。この記念館が立地する現在の「長野県安曇野市豊科南穂高」が、「長野県南安曇郡豊科町大字南穂高」だった頃のことです。
 18年も前の絵ハガキなので、古書のような匂いが立ち、所々シミも浮き出ている状態…(^_^; もはや母以外の人には送れないので、処分する前にフォトフレームに入れた次第です。10枚のうち、父が好きだった蝶や東京では見られないもの(と、少なくとも私が考えるもの)を入れました。天国の父の許へ飛び立ってくれることを願って…

 

  

 

 (↑)オリジナル画像です。(★画像をクリックすると大きい画像が見られます。★マウスオンすると蝶の名前が表示されますが、ブラウザによっては読み込めない場合がありますm(__)m)

 

 収集していた(成蝶の乱獲を極力避けるため、父は自宅で産卵させて育てていました(^_^;)蝶の中でも、父が特に好きだった&当時から絶滅危惧種だったギフチョウだけ、父の遺影の横に置くことにしました。なお、この折り紙のカードスタンドについては、後日別途紹介します。

     

 父は理系の学生を教えていたので、授業のみならず、ゼミの学生の就職指導まで、かなり親身に世話を焼いていました。場合によっては結婚まで斡旋し、こなした仲人の数は数え切れず…(^_^; くだんの彼女は、きっとそのうちの一人なのでしょう。
 長年教育者だった父の口癖です。「恥ずかしながら、教育者の端くれのくせに、自分の娘の教育は全く思うようにいかんかった……」 父上、そちらで元気ですかぁ??? あなたの不出来な娘は、もっと不出来な息子を育てちゃったけど、なんとかやってますよぉ……(#^.^#)v~

 

                                        

 

 なお、先月のフォトフレームを載せ損ねていました。ついでに載せておきます。宅配生協の日用品のカタログ(しかも、確か昨年の年頭のもの)をスクラップしたもので、九谷焼の器の画像を集めました。

  

 こちらは全然関係ないおまけ…
     
 このブログで何度か紹介しているヨガ教室のおじさまが、昨日メンバーに配ってくれたメッセージつきの手作りカードです。80歳を超えたおじさまがこの緻密なお仕事をなさるのですよw(☆o◎)w 実父が亡き今、格別大切に思えるお仲間です(#^.^#)
 Tさん、いつもありがとうございます。お食事会のときにシミをつけちゃった、ごめんなさいm(__)m

 


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