
3月も半ばになってしまいました。慌てて入れ替えたフォトフレームのポストカードは父の遺品で、山岳写真家・高山蝶研究家だった田淵行男氏の蝶の絵ハガキです。旅立ちの月ということで…。
これは、長年大学で教鞭を執っていた亡き父の教え子の一人が、蝶のコレクターだった父に贈ってくれたものです。一緒に保管されていた手紙(↑)によると、彼女が結婚後夏休みに実家に行ったときに訪れた「田淵行男記念館」で求めたもので、1998年8月に父に贈られていました。この記念館が立地する現在の「長野県安曇野市豊科南穂高」が、「長野県南安曇郡豊科町大字南穂高」だった頃のことです。
18年も前の絵ハガキなので、古書のような匂いが立ち、所々シミも浮き出ている状態…(^_^; もはや母以外の人には送れないので、処分する前にフォトフレームに入れた次第です。10枚のうち、父が好きだった蝶や東京では見られないもの(と、少なくとも私が考えるもの)を入れました。天国の父の許へ飛び立ってくれることを願って…
600円のミニギャラリー ~教え子の贈った蝶 飛べ、父の許へ!~
(↑)オリジナル画像です。(★画像をクリックすると大きい画像が見られます。★マウスオンすると蝶の名前が表示されますが、ブラウザによっては読み込めない場合がありますm(__)m)
収集していた(成蝶の乱獲を極力避けるため、父は自宅で産卵させて育てていました(^_^;)蝶の中でも、父が特に好きだった&当時から絶滅危惧種だったギフチョウだけ、父の遺影の横に置くことにしました。なお、この折り紙のカードスタンドについては、後日別途紹介します。
父は理系の学生を教えていたので、授業のみならず、ゼミの学生の就職指導まで、かなり親身に世話を焼いていました。場合によっては結婚まで斡旋し、こなした仲人の数は数え切れず…(^_^; くだんの彼女は、きっとそのうちの一人なのでしょう。
長年教育者だった父の口癖です。「恥ずかしながら、教育者の端くれのくせに、自分の娘の教育は全く思うようにいかんかった……」 父上、そちらで元気ですかぁ??? あなたの不出来な娘は、もっと不出来な息子を育てちゃったけど、なんとかやってますよぉ……(#^.^#)v~
なお、先月のフォトフレームを載せ損ねていました。ついでに載せておきます。宅配生協の日用品のカタログ(しかも、確か昨年の年頭のもの)をスクラップしたもので、九谷焼の器の画像を集めました。
こちらは全然関係ないおまけ…
このブログで何度か紹介しているヨガ教室のおじさまが、昨日メンバーに配ってくれたメッセージつきの手作りカードです。80歳を超えたおじさまがこの緻密なお仕事をなさるのですよw(☆o◎)w 実父が亡き今、格別大切に思えるお仲間です(#^.^#)
Tさん、いつもありがとうございます。お食事会のときにシミをつけちゃった、ごめんなさいm(__)m