えつこのマンマダイアリー

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平和百人一首(7) ~継がれる平和への想い~

2013年03月21日 | 平和百人一首

 「平和百人一首」とこのシリーズについての解説は、初回記事2回目の記事をご参照ください。前回記事はこちらで見られます。  

 なお、かなづかいや句読点は原文のままとするので、読みづらい点はご了承ください。

 

       平和百人一首       

 遠国の誰が装ふべき衣ならむ おさ持つ日日をさくら散りつぐ

                                  香川県高松市 河西 きよ子

 春の日のさくら散る午後、花見というような取立てての余暇はないが、静かに花の散るのを窓辺に眺めつつ働いている者の歌です。
 輸出品の絹であれば、アメリカの、どこのどのような女性がこれを着るかは、知るよしもない。
 けれども、自分はひとりたのしく心満ち足りて、紡績の仕事にはげんでいるという意味の歌です。
                                                              (きよ子)                                                                              

                 


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