ケイシロウとトークアバウト

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

菩薩が来た道😱

2023-10-05 23:56:00 | 日記




とある老人ホームでの出来事。

安楽さにありながらも心に寂しさを抱える老人たちは、
いつも、
老人ホームに続く道を見つめていた。
平凡な日々に変化をもたらすナニモノかの足音を期待していた老人たち。
そんな年寄りたちの期待に応えるかのように、
小太りでやさしそうな中年男性が、
ホームへの道を歩いてきた。

この小太りの男性は新しいホーム長で、
名をモンジュと言い、
過剰なまでに、
老人たちに優しく接した。
それで、
老人たちは、
ホーム長を文殊菩薩のイメージに結びつけて、
「文殊さま」とホーム長を呼ぶんやった。
ホーム長は照れて、
「そんな呼び方は遠慮いたします。もしお呼びになる時は、気軽にモンちゃんと言ってください」と、
言うんやった。

そんな親切なホーム長との出会いに喜ぶ老人たちやったけど、
やたら、
職員が辞めていくことが気になるんやった。

ある日、
夢見が悪かった一人の老爺が、
ホーム長室に行って、
気分直しにおしゃべりしようとした。

ところが、
ホーム長室で、
ひとりの女性職員が手足を縛り付けられていた。
そしてその女性職員のすぐそばに、
網シャツ網タイツ姿のホーム長が手に鞭を持って、
女性職員をひと打ちして、
「ご老人方に悪態つくなと言ったでしっしゃろがこのタコアマ❗️」と叫んだ!
女性職員は大泣きしながら、
「お許しくださいモン様!!」と叫んだ!
が、
ホーム長は、
「誰のお鞭が恐ろしいんでっしゃろかいな❗️」と叫んで、
また女性職員を鞭で打った!
女性職員は泣きじゃくりながら、
「モン様です!!」と叫んだ!
ホーム長は、
「わらわのお鞭を喰らえタコアマ❗️お年寄りに優しく出来ない者は世界を闇に閉ざす❗️」と叫んで、
また鞭で打った!

翌日、
この女性職員は退職することが発表された。
すべてを目撃していた老爺は、
この出来事を他の老人たちに語ったが、
老人たちは、
「菩薩さまの思いは、人の思いを超える」と言い合い、
優しさを忘れないホーム長をかばい続けた。

結局、
職員の内部告発で、
モンジュホーム長は異動させられた。

今、
悲しくもなく楽しくもない老人たちは、
かつて、
モンジュホーム長が歩んで来た、
ホームへの道を、
いつも見つめているという。
新しい菩薩さまが来ることを願い------



復讐の街角

2023-10-05 00:49:00 | 日記




今から20年前のこと。

サノという高校教師が、
放課後一人で帰ろうとしていたとき、
一人のサユリという名の女子生徒から、
メイコというクラスメイト女子が、
教室で倒れていると告げられた。
サノ以外には、
誰もいなかったので、
サノは一人、
教室に向かった。

教室で、
メイコは倒れてけいれんしていた。
サノは「大丈夫か⁉️大丈夫か⁉️」と、
メイコを揺さぶったが、
メイコは気が付かない。
サノは、
心臓が大丈夫かどうかを確かめようと、
メイコの胸に耳を当てたと同時に、
メイコは絶叫した😱❗️
同時に、
サユリが「メイコ❗️❗️」と叫び、
教室に飛び込んできた!
すぐに、
数人の警察が入ってきて、
サノを取り押さえたので、
サノは驚いて、
「方々❗️❗️」と叫んだ!
メイコは警察に、
「サノ先生に襲われそうになりました❗️ずっと付け回されていました❗️」と泣き叫んだ!
サユリも警察に、
「あたしが言った通りでしょう⁉️おまわり❗️」と涙ながらに叫んだので、
サノは、
「これは罠や❗️」と叫んだが、
サユリは、
「現行犯逮捕の身にあって、しゃらくせぇ❗️❗️」と叫び返した!
警察がサノを連行していく際、
メイコは、
「これで悪夢は終わったんだわ」と言って泣き伏した!
(テレビドラマのオーディションか😛byススム👍)

サノは逮捕されたが、
すぐに、
サユリとメイコに陥れられたことがわかり釈放された。
サユリとメイコは、
サノからテストの落第点をもらったことから、
仕返しを企んでいたんやった。
(そんな暇あるなら勉強しろ😛byススム)

サノの疑いは晴れた。
が、
サノはウツ病になり学校を辞めた。
一方、
サユリとメイコは、
サノ先生陥れの罰で、
一週間のスイーツ食の禁止の処分が下された。

サノにはホクトという息子がいた。
この出来事があった時は15歳。
今は19歳の最後の10代を迎えた。
あれから4年。
ホクトはナニを覚えていたか😠⁉️
ズバリ、
父親の復讐をすることやった。

ホクトはサユリとメイコが、
スナック経営していることを突き止め、
閉店間近に店に入り、
ナイフを出して、
「父の無念を晴らします!」と言った。
サユリとメイコは狼狽しながらも、
ホクトに、
「あなたは選ばないといけないわ!あたしたちがお客様からいただいた夕張メロンを持ってだまって帰るか?それとも警察に通報されるか?」と問いかけた。
ホクトはしばらく考えて、
「もう失った時は取り戻せない」と呟き、
夕張メロンを選んだ。
サユリとメイコは、
「これもナニかの縁。これからはこのお店の常連客になるのよ」と言ったので、
ホクトは頷き、
この翌日から、
サユリとメイコのお店の常連客になった。

ホクトの復讐の旅は、
夕張メロンを美味しく食って、
飲んで歌って楽しめる自分の居場所スナックを見つけることによって、
終わりを告げた。