今から数年前のこと。
50代後半の中小企業経営者のアイバ丈二は、
妻のアツコが売れっ子ホストの横須賀彗星と常時にわたって情事している事実を知った。
本来なら、
探偵を雇うところをケチって、
甥である当時12歳のエイジを誘い、
2人で現場をおさえることにした。
アツコが夜家を出るとともに、
会社の仕事を部下に丸投げした丈二は、
エイジとともに、
アツコと横須賀彗星が待ち合わせしている広場に先回りして、
以下の変装をしながら見張ろうとした。
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丈二は鳩さんマスクして、
エイジが投げる餌をつつくふりをしていた。
エイジは鳩マスクの丈二に、
「叔父さん。絶対にバレますよ」とアドバイスしたが、
鳩マスクこと丈二は、
「やかましいポッポ😡綿密に計画したもんがバレるはずはないポッポ😡」とキレた!
そこにアツコと横須賀彗星がやってきた。
アツコはすぐに鳩マスクの丈二に気付き横須賀彗星に、
「嫌だわ!主人よ!」と言った。
横須賀彗星は餌をつつく鳩マスクを見ながら、
「俺なら離婚しますね」と冷ややかに言った。
そして2人は歩き去った。
丈二は鳩マスクを脱いでエイジに、
「アイツら狭い路地に入る。そこで現場を押さえてやる!」と息巻いた。
狭い路地には以下のものが道路に描かれていた。
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丈二は三つ編みかつらして、
幼稚園児のコスプレしながら、
けんけんパーをしながらアツコと横須賀彗星を待ち構えていた。
エイジが丈二に、
「叔父さん。モロバレですよ。絶対」とアドバイスしたが、
丈二は怒って、
「やかまちい😡❗️きちんと綿密に計画ちてるのでちゅよ😡❗️」と怒鳴った!
そこにアツコと横須賀彗星がやって来ようとしたが、
アツコはすぐに丈二だと気付き横須賀彗星に、
「主人だわ!別のルートにしましょう!」と言った。
横須賀彗星はけんけんパーしている丈二を見て、
「俺とあんたのお付き合い以前に夫の権威ないね」と冷ややかに言った。
そして2人は路地を歩くことをやめて別ルートの方へ歩を進めた。
2人が別ルートに向きを変えると、
丈二はけんけんパーをやめてエイジに、
「見破られたか⁉️たいした奴らだ!」と言うと、
エイジは呆れたように、
「誰でもわかると思いますよ」と答えた。
丈二はニヤりとして、
「俺を甘く見るなよ。アイつらが行くホテルを知ってるんだから先回りして現場を押さえてやる」と息巻いた。
とあるホテル前で丈二は、
クリシュナ教徒に変装した。
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丈二はクリシュナ教徒達に混じって、
「🎤ハレクリシュナ!ハレクリシュナ!ハレラマ」と歌い踊りながらアツコと横須賀彗星が現れるのを待ち受けた。
エイジは丈二のそばで、
「叔父さん!みっともないですよ!」と注意した。
丈二はエイジに、
「このガキが❗️ガキフライにするぞ❗️」と怒鳴ると、
別のクリシュナ教徒が来て、
「そのような言葉はハレ神を悲しませますぞ!」と注意した。
このどさくさに紛れて、
アツコと横須賀彗星はホテル内に駆け込んだ!
丈二は遅れながらもクリシュナ教徒の格好のままエイジを連れて、
ホテル内に入った。
ホテル内では、
アツコがみすぼらしい格好をして床を雑巾掛けしていた。
そこに編みシャツと編みタイツにハイヒール履いたブルーライトはこざきが来て、
アツコに、
「なんだい!その磨き方は⁉️ちっとも汚れがとれてないじゃないか❗️このブルーライトはこざきを甘く見るんじゃないよ❗️」と、怒鳴った!
アツコが弱々しく「すみません」と言うと、
ブルーライトはこざきは、
「悪かったと反省してるのかい⁉️それならこのブルーライトはこざきのかかとをお舐め❗️」と怒鳴りつけたところに、
カッコよく正装した横須賀彗星が現れ、
アツコに驚きの眼差しを投げかけ、
「ナンて綺麗な女性なんだろう?ブルーライトはこざき、この娘にドレス着せてぼくとディナーの席に着かせてやってくれ」と言った。
ブルーライトはこざきは、
「なりません坊っちゃま❗️こんな卑しいオンナをお誘いするなんて」と反論したが、
横須賀彗星は、
「黙れ❗️キンタマにスタンガン当てるぞ❗️」と怒鳴ったので、
ブルーライトはこざきは土下座して、
「お坊っちゃま!申し訳ございませんでした!」と詫びた。
そして数人の使用人が現れ、
アツコと横須賀彗星を手厚く奥の広間まで連れて行った。
このホテルは、
太客(ふときゃく。ホストクラブの常連)を貧しい境遇に置き、
そこにホストが王子様役をしてサービスするところやった。
けど、
丈二にはまだそのシステムがわかっていなかった。
それでそのままアツコを追いかけようとすると、
ブルーライトはこざきが、
「こら❗️ここは男女同伴なのよ❗️ルールを守らないならば鞭を打ってくれるわ❗️」と怒鳴った!
そこで丈二とエイジは一旦引き返した。
そして女装した丈二が現れ、
ホテルの床を雑巾掛けした。
そこにブルーライトはこざきが来て、
「なんだい!その磨き方は⁉️ちっとも汚れがとれてないじゃないか❗️」と怒鳴った!
丈二はか弱く「すみません」と言うと、
ブルーライトはこざきは、
「悪かったと思うならこのブルーライトはこざきのかかとをお舐め❗️」と怒鳴りあげた!
そこにカッコよく正装したエイジが現れ丈二をじっと見て、
「ナンてブサイクなオンナなんだろう⁉️ブルーライトはこざき!賞味期限切れのおむすびをこいつに食べさせてやってくれ。ぼくにはステーキを頼む!」と言うと、
ブルーライトはこざきはぎょうぎょうしく頭を垂れて、
「御意に」と言った。
エイジが丈二を連れて、
物置小屋に連れて行く姿を見ながら、
ブルーライトはこざきは、
「下手な女装してホスト雇わずに節約して小学生の甥を王子にするなんてケチ臭い男だわ。こっちも商売でしてるけど、あれほどしみったれた男なら女は逃げるわね」と呟いた。