ケイシロウとトークアバウト

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屋根裏のおばさん

2022-10-26 01:43:00 | 日記




またケイシロウが泊まりに来てたので、
書き込みが遅くなったけど、
G-CEO当人とのダベりからのことやから、
今からでいいとのこと。

本題や。

ハギモトというオトコが子供時代に体験した出来事。

ハギモトは、
両親を交通事故で早くに亡くし、
親戚の叔父さんに引き取られた。
この叔父さんは親切でやさしくハギモトに接してくれた。
叔父さんの家は大きく、
屋根裏があったが、
叔父さんからは、
絶対に入るなと言われていた。
そして、
そんな叔父さんも、
仕事関係での出張が多く、
ハギモトは、
一人で留守番するのが常やった。

その日も、
叔父さんが出張したので、
退屈🥱のあまり、
叔父さんの言いつけに背くことにした。
ズバリ、
屋根裏散策や!

ハギモトが恐る恐る屋根裏に初登りした時、
ドアが開いていた。
そして、
室内からは、
陽気な音楽が流れていたので、
ハギモトは中を覗いた。

すると、
叔父さん似のおばさんが、
テーブルに腰掛けて、
紅茶を飲んでいる光景が目に入った。
おばさんがハギモトの存在に気付くと、
笑みを浮かべて手招きした。
ハギモトが中に入ると、
このおばさんもすごく親切でやさしかった。
ただひと言、
ここに来たことを叔父さんには言うなという条件を出し、
ハギモトは従った。

こうして、
ハギモトの二重生活が始まった。
叔父さんがいる時は、
屋根裏には行かずに、
叔父さんがいない時は、
屋根裏でおばさんと過ごした。

時が大きく流れた。

ハギモトは、
留学することになり、
そのまま外国で暮らすことになった。
そんなハギモトの耳に、
親戚から、
叔父さんの死を知らされたので、
帰国することにした。

懐かしい叔父さんの大きな家での法要の際、
ハギモトの、
叔父さんの友人の一人に挨拶した。
ハギモトは、
子供時代のいろいろな思い出話しをした。
その際、
初めて、
公に、
屋根裏のおばさんのことを話し、
その後の行方を問うた。

その時、
叔父さんの友人から、
屋根裏のおばさんは叔父さんやったことを聞かされた。
つまり、
叔父さんが出張していなくなると、
屋根裏のおばさんになって生活してたということやった。
ハギモトは訳がわからず、
「なんで😦❓」と問うた。
叔父さんの友人は答えた。
「人の精神ほど謎に満ちたものはないんやさかい」、と。




夜ギレ😡の波止場

2022-10-24 21:49:00 | 日記




マルイという40代オトコが、
夜の埠頭で、
自転車を横に置き、
目の前の真下に広がる海を見つめていた。
会社が倒産して以来、
アルバイトをして暮らしていたが、
長続きしたためしがなかった。
マルイは、
自分は不能だと、
真剣に悩み落ち込んでいた。

そこに、
未成年のくせに酔い潰れたレフティが、
埠頭に千鳥足でやってきた。
レフティの背後からノブミツが、
「お前酔い過ぎ。マジ大丈夫⁉️」と声をかけると、
レフティは、
「潮風に当たれば良くなるんだよ!バ~か😛❗️」と言ったので、
ノブミツはキレて、
そのまま帰った!

レフティは、
目を閉じて、
潮風に吹かれながら歩いた。
風が気持ち良かったので、
レフティはクスッと笑って、
そのまま足早になり、
駆け出した!
その為、
前方にいるマルイに気づかずに、
マルイの背中にぶつかってしまった。
マルイは、
自転車とともに、
海に落下した。

夜の埠頭、
「レフティ❗️」という、
マルイの怒声が響き渡った!



冷たいうちにどうぞ😡

2022-10-23 20:36:00 | 日記




サクマという30代前半の網戸張替え業者がいた。
七転びくまモンの網戸が破れたので、
張替え出張に来た。

常日頃からツンツンしている意地悪メタボの七転びくまモンは、
サクマが来た日は、
特にツンツンしていた。
サクマが、
「今から作業させていただきますがよろしいですか?」と問うと、
七転びくまモンはムスっと、
「作業していただくために呼んだんですけど、ナニかそれ以上のものを求めておられると言うことなんですか😠❓」と、
答えた。

サクマは不愉快になって、
仕事に取りかかった。
そんなサクマの後ろ姿に、
七転びくまモンは、
「あんまり変なことを言うと許しませんよ!」と大声出して、
部屋から出て行った。
サクマはぶつぶつと、
「デブが😡」「クジラ🐳が😡」と小声で罵った。

時は九月なんやけど、
めちゃ暑かった。
それでサクマが、
休憩して水分補給しようと思った。
するとそこに、
七転びくまモンがツンツンしながら、
三日月型に切ったメロンを皿に乗せて持って来た。
サクマはそれを見て、
うれしくなった。
「メロン🍈や😋」と心に喜んだ。
七転びくまモンはツンツンしながら出て行き、
再び麦茶が入ったコップを持って、
メロン🍈の横に置いた。
そして、
「冷たいうちに召し上がってください」とツンツン口調で言った。

サクマが、
道具を片付けて休憩しようとした時、
七転びくまモンは、
持ってきた三日月型メロンにかぶりつき、
むしゃむしゃ食いまくった。
サクマがあ然としてると、
口元に、
メロン果汁たっぷり付けた七転びくまモンが、
ツンツン口調で、
「冷たいうちに召し上がってください。麦茶。とても冷えてますから」と言って、
メロンの皮を持って出て行った。

サクマは黙ギレしながら、
「デブが😡」「クジラ🐳が😡」と小声で罵りながら、
コップ一杯の麦茶を飲んだ。


食べていく為に------

2022-10-22 21:10:00 | 日記




とある大手コンビニに、
フクシマという男が雇われた。
フクシマは、
メタボ体系なんやけど、
生活苦に喘いでいた。
(スマホゲームの課金ガチャのしすぎという噂やけど)
それで、
猫🐱が食うツナ缶さえ、
食いたいと思っていた。

ここに、
大手コンビニのオーナーがいた。
常に神と人とを敬っていた。
(先日缶コーヒーいただいたので特別美化カキコ😃)
このオーナーがフクシマを哀れに思った。
店にはたくさんの食品の売れ残りが生じている。
なのに、
これをお持ち帰りさせたら、
本社の激怒をいただく😩
当然ながら、
如何なる理由があれ、
売れ残りは捨てなければならなかった。
オーナー側の経費で。

そんな時、
劇団四季マニアの知恵のある外人店員が、
ナニゴトかをオーナーに話し、
オーナーはそれをフクシマに伝えた。

その夜、
捨てられた商品のところに、
猫の着ぐるみ姿のフクシマが四つん這いでやって来て、
ぎこちなく「ニャー、ニャー」鳴いた。
そして、
破棄商品が入った大袋を口で咥えて、
そのまま引きずって行った。
そこに、
店内から、
バットを持ったオーナーが現れ、
猫の着ぐるみのフクシマを叩こうとしたが、
膝を着いて、
バットを地に転がした。
フクシマは背中見せたまま、
ぎこちなく「ニャー、ニャー」鳴いて、
商品破棄袋を引きずって、
姿を消した。
こういうことが連日続けられた。

ある日、
コンビニ本社から社員が来て、
オーナーに、
猫に破棄商品を渡すなと言ったが、
オーナーは、
「では私にあのバットで猫を極楽浄土に送れと言われるんですね」と言い返した。
本社社員はナニも言えず、
そのまま帰った。
それでこの件は解決した。

かつて、
コンビニバイトを長くしてたケイシロウ(FK)によると、
かつてはやかましかった商品破棄問題やけど、
今では、
自己責任というカタチで、
店員の持ち帰りが認められる店舗が増えたという。

商品破棄にやかましく冷たい、
本社介入の、
コンビニ悲話として、
このフクシマの話は、
伝えられているとのこと。



こんにちわはサヨナラのはじまり😬

2022-10-21 18:53:00 | 日記




数年前のこと。

ケイザブロウは、
久しぶりに、
佐渡島に住む、
大好きないとこのお姉さんのところに遊びに来た。
3泊したいことを事前に伝えていた。
それで、
港からタクシー飛ばして、
やって来た。


ケイザブロウは、
タクシーをそのままにして、
自分に微笑みかけている大好きなお姉さんに、
「ここに来る時は幸せでいっぱいです。けれど、ここから帰る時は、凄く辛くなります。どうせ辛い思いするのなら、今したいので、帰りますね」と言って、
タクシーに乗り込み、
フェリー乗り場へとタクシー走らせた。
いとこのお姉さんは、
走り去るタクシーに、
「ざけんなよ🤬❗️❗️」と叫んだ!