ウッデイクン残日録   日残りて昏るるに今だ遠し   

歳だからという固定観念を捨て、残りの人生、やりたいことをやりたい

選挙に思うこと

2024-10-28 | 政治


衆院選は自民の大減、立民大増となったが
私の見解も書いておきたい。(やめろ??)
そもそも期待していた石破総理が就任以来
なんとも期待外れな言動ばかり。
彼の立ち位置を考えれば、周囲に味方は
なく、何も言えなくなるのかも。
早期解散も周囲の圧力なのか、
取り巻く旧安部派勢力を除去するための
手段だったのか?
かなり裏金議員が粛清されたが、
残念だったのは麻生、萩生田が残ったこと。
統一教会ズブズブの山際まで、単独落選、
比例復活当選とは!
(私の選挙区では甘利明落選だよ)
単独過半割れで今後の政治がどうなるか不明
だが、安部派勢力が弱まっただけでも良しと
しよう。
意外だったのは国民の躍進で、解説では
ユーチューブを使った選挙戦術が効を奏し
先の都知事選の石丸現象と同じものとか。
今後の選挙の新しい動きになってくるかも
しれず、特に若者がこれを支持したらしい。
若者の選挙離れを引き戻す手段となり、
従来の古い金権政治と違った方向転換が
進むのであれば、歓迎すべきかもしれない。
ただし、維新のぺらぺら音喜多議員のような
ものが、国民を煙に巻くのは困るけどね。

もう勝手にすれば!

2024-09-07 | 政治


またまた政治と言われそうで、書きたくない
が、書かなければ腹が膨れる。
小泉進次郎が自民党総裁選に名乗りをあげ
マスコミの取り上げを見ると、最有力?
確かに若さを前面に出し、これまでの長老
麻生、菅などと比べて人気の出るのは当然
だと思われるが、若さだけで中身がない。
一番がっかりは、方針演説で行ったこと。
1,企業の従業員解雇規制を緩和する
2,残業規制を緩和する
2つともサラリーマンの敵対政策だ。
父親のやった派遣社員制度も今や
4割のサラリーマンが派遣社員となり、
低賃金と身分不安定な生活を強いられ
結婚もできない少子化を生んでいる。
これに追加してサラリーマンいじめの
政策を進めようというのだ。
でもムード的には、こわーい顔の石破
より女性には人気があるでしょうね。
もう勝手にすれば!


土地相続の義務化法案は効果疑問

2024-09-05 | 政治


所有権登記されてない農地が全農地の17.7%
になるそうだ。
農業離れした若者が農地を相続しない傾向が
増えている結果である。
こうしたことを無くすため、相続の義務化を
促す法改正がなされ、今年の4月から実施さ
れるようになったが、内容的に全くお粗末。
義務化されても相続しない場合、10万以下
の罰則を課すというものだが、
仮に相続権利者が10人いた場合、全員に
罰則を課すそうだ。
地権者がなくなって長年放置された土地に
対し、子供、孫と広がっている場合、
その所在確認だけでも大変な作業になり
無理だろう。
また、土地に古い家が残っている場合は
始末に悪い。
壊すには200-300万円の費用が
かかり、撤去後の土地を売っても、田舎
の場合、撤去費用を下回り赤字となる。
もっと強力な法改正が必要だ。つまり、
1,登記されない土地は公有とする
2,空き家については自治体が解体し、
 費用を相続の有無を問わず、権利者
 全員に請求する。
効力のある法改正がなされない限り
今の問題は解決しないが、こんなこと
に真面目に取り組む政治家は
票にならないからいないだろう。
荒れ行く国土をなんともできない日本







原発は廃止できるのか

2024-08-12 | 政治


カフェの休日、暑いので外出もできず、
ネットで原発について調べてみた。
2022年の発電方式の割合は上のグラフ
化石燃料(石炭、ガス、石油)・72.7%
再エネ。・・・・・・・・・・・22.7%
原発・・・・・・・・・・・・・4.8%

化石燃料は石油だと思っていたが、
ガス(33.7)石炭(30.9)石油(8.2)
依然として石炭が多くなっている。
地球温暖化に逆行する形で国際的な
批判を浴びるわけだ。

各発電方式の価格比較は次の通り

太陽光の価格は石炭と同等であり、
2030年には一番安くなると予測。

こうした状況の中、立民も含め各政党は
エネルギー不測の中で、すぐ原発廃止は
現実的ではないとしている。
将来的には水素発電が有力らしいが、
4.8%の原発に頼らなくても、太陽光で
カバーできると思うのだが。
立民の中には原発ゼロというと
現在ある使用済み核廃棄物の捨て場が
困るの言いだせないという人も。
つまり使用済み核は完成不可能な
高速増殖炉で燃やすという事にして、
処理を将来に先送りしている事情が。
誰がやっても簡単にやめられないのが
原発だとなる。
「廃止はすぐできないが稼働はしない」
でいいではないか?
こんなことを書くと、訳知りの方から
「エネルギーのことをわかってないネ」
と言われそうだ。



ジイサンのつぶやき

2024-08-08 | 政治


米国大統領候補が、バイデンからハリスに
変わったことで、投票する米国民にとっては
やれやれだろう。
たとえ負けてもバイデンではね。
では日本はどうか?
直接選択はできず、議員を選ぶことしか
できないが、自民党優位は変わらないだろう。
本来なら裏金問題で、自民党転覆だろうが、
野党がバラバラ、立民の泉さん?ではねー
魅力がないんだよ!
せめて野田さんくらいが出てきてくれると
少しは期待できるけど。
自民も石破さんを選ぶようであればいいが

暑い中、ジイサンだって政治のことを心配
して考えているのに、
今の若いもんは何考えてるんだ!





少子化について

2024-06-29 | 政治


少子化が問題となっている。
東京都の出生率は1以下、沖縄1.86
島根1.69となっている現状も考えると
子供手当てが少子化対策に有効な手段で
はない。
東京圏に集中する企業の地方分散を計る
ことと、派遣社員制度を見直すことが
必要だと思う。

子供の数が減ると、高齢者の生活を
少ない働き手で支えなければならなくなる
という事が問題視されている。
しかし、考えてみれば私も含めて
高齢者の勝手な言い分かもしれない。
バブルのころの生活を維持し続けるため
社会保障として大量の国債を発行し、
将来の世代に返済不能の負債を残して、
落ち込んだ日本の実力以上の生活を維持
しているともいえる。
高齢者を支えるために子供の数を増やそう
というのは勝手な言い分かもしれない。
現在の日本の経済状態に見合った社会保障
として、生活レベルを落とすべきかも。
地球上の人間の数が増えすぎて、食料危機が
叫ばれており、日本も現在の半分くらいの
人口になって成り立つような国策を考えて
はどうだろうか?
痛みは伴うでしょうが・・・


抜け穴法治国家・日本

2024-06-22 | 政治


自由か専制か?
今回の都知事選について、民主主義の限界を
感じる。
香港の選挙は愛国心の資格審査に合致しない
と立候補できず、体制側の人間に限定される
が、その対極が今回の都知事選のように、
誰でも自由に立候補でき、選挙の妨害が
可能になる。
どちらが良いと問われても、自由がよいと
ばかり言っていられない。
現在の法律は、あまりにも自由をはき違えた
ものになっており、知恵がなさすぎる。
原因として、規制しようとするときに
必ず出てくる有識者先生の意見である。
理屈をこねまわすだけで、彼らから改善した
意見が出てこないことだ。
批判している私も意見を言う必要がありますね

立候補者選別について、10ー20人くらいの
審査委員を選び、20%程度以上の賛成がない
人は立候補を認めないとする。

法律を作っても、今回の政治資金規制法のよう
な抜け穴法しか作らない日本ではだめかな。

イタリアに学べ!

2024-06-20 | 政治


政治家の施政方針に必ず出てくるテーマが、
災害に強い防災に取り組むというもの。
最近TVで見ていたら、日本同様の地震国
イタリアの場合、市民保護局という
国家機関があり、
T(トイレ)
K(キッチン)
B(ベッド)
を48時間以内に届けられる体制を作って
いるそうだ。
欧州、アジアの国々は国家機関として防災
の組織を作っているが、日本はそれがなく、
内閣防災担当が90名いるだけ。
これまで、私のイタリアのイメージは
マフィアがのさばるEUの問題国、
でもやるべきことをちゃんとやっている。
日本は全くできていない。
日本の行政は、自治体も国も掛け声だけの
防災をうたい、ことがあれば作業服を着て
現場視察をして、リーダーが先頭に立って
取り組んでますという姿を見せるだけ。
自民党の長老(麻生、森)が本気に取り
組むことなど想像できないよね。
野党はやるかねー?

で、地震が起きれば毎度毎度となる。

ボケ防止策はこれ!

2024-06-13 | 政治




政策活動費の公開は10年先だという。
理由は、政治活動の中にはすぐに知られたく
ないものがあるからとか。
政治活動の中には機密に属するものもあり、
政府として非公開の機密費が別枠である。
個人の活動に機密活動があるとすれば、
後ろ暗い活動ではないか?
10年後の公開について、内容はこれから
検討するとは、国民をバカにするのも
いい加減にしろと言いたい。
裏金問題でさんざんたたかれながら
出てきた自民党の改善策がこれだ。

立民、共産以外の野党も半ば認めており
これで選挙となれば、野党共倒れで、
自民党安泰が続くのかと思うと、
頭に血がのぼり、倒れそうだ。

ま、ま、高齢なんだから少し冷静に!
でも時々、高齢者のボケ防止に必要なの

民主主義とは?

2024-05-07 | 政治


憲法を考えるということが選挙がらみで話題
になる。
最近読んだ数学者の藤原正彦の本に民主主義
について書かれていた。
民主主義とは国民が国の運営を選ぶことだが
その国民の意思はほとんどマスコミによって
成り立っているから、民主国家において
国の方向を左右しているのはマスコミの力だ
という。
第二次大戦において、日本のマスコミの多く
は戦争を肯定し、国民の大多数も戦争賛成と
なっていた。
すなわちマスコミを操るものが、民主国家を
操ることになる。
そして最近は生成AIの登場で、人心を操る
手法がますます巧妙になってきている。
考える力のない国民大衆の選択より
優れたエリートに任せた方がよい場合も。
しかし、優れたエリートが独裁者となれば
これも困る。
民主主義の前提条件となる成熟した国民など
永久に存在しないというのが藤原氏の結論。
さてどうする??