上のイチゴの写真は、新聞に記載されていたもので、クリスマスシーズンを迎え
出荷されるつやつやの美味しそうなイチゴとして紹介されていた。
この写真を見て「うわー!おいしそう」と思われる方は完熟のイチゴの味を
知らない方だ。
私はイチゴハウスで完熟したイチゴのおいしさを、亡き妻と一緒に度々味わっていたので
よく知っている。
で写真のイチゴを見て「やっぱり青取りいちごなんだ、おいしいわけない」となる。
イチゴなどは出荷される過程で完熟ものは傷みやすいからどうしてもこうなるのは
仕方がない。トマトも似たようなものだ。
自宅近くの農家が、朝取りの完熟トマトを自前の直販店で1日おきに直売するが、
2時間くらいですぐ売り切れになる。知っている人が待ち構えているのだ。
傷みやすい完熟ものが通常ルートに乗せにくい果物として私が知るのはこの2種類だが
東京など大都市近郊で農業をする農家のねらい目だと思うのだ。
青野原は広い農地はないがどちらもハウス栽培もの、東京圏からドライブ圏内にある。
しかし、青野原では若者が離れ、「こんなところは若い人に魅力がないからだめだよ」
といって嘆いているばかりで何もしようという意欲がない。
結果、青根小は来年3月で廃校、統合先の青野原小も新入生が10人を切り昨年は6人とか
”旅の人”たる私がこのことを地元の人に言っても、「そうだねー」で全く動かない
かくして青根、青野原も消滅して、猪、鹿、山蛭の世界になるのだろう。それもいいか!