イチニチずつ、上がっては下がり〜上がっては下がり〜を繰り返しております。
いつも遊んでるわけじゃないのに、なんでこんなにやることが溜まっているのだろう…💦
今日、猛ダッシュでひとつの業務をやり切りますっ!!!
9月7日。
スティールパンで童謡唱歌(250)
『夕日(ゆうひ)』
作詞:葛原しげる
作曲:室崎琴月
♪ぎんぎん ぎらぎら 夕日がしずむ…
…でお馴染みの童謡です。
…といっても、実は、ワタシ、↑この歌詞までしか知らなかったのですが…(^_^;)
童謡詩人の葛原しげるサンの詩に、1921年(大正10年)、室崎琴月サンが曲を付け、同年11月に中央音楽会の演奏会で発表。
レコード発売もされて、全国的に有名になったそうです。
葛原しげるサンが「ぎんぎんぎらぎら・・・」と詠んだ詩は、児童雑誌「白鳩」に掲載されたもので、それを偶然手に取り読んだ室崎琴月サンが、面識のなかった葛原しげるサンの元を訪ねたそうです。
雑誌に掲載されている詩は、詩の終りが「・・・お顔もまっかっか」で終わっていますが、物足りないので、最後に「ぎんぎんぎらぎら日が沈む」と付け加えれば良いのではないかと室崎サンが葛原サンに話して…。
葛原サンは「君に任せるので曲を付けてほしい」と言い、室崎サンは、東京の谷中から本郷への散歩中、生まれ育った富山県高岡市の高岡古城公園で眺めた夕日を思い描きながら曲の構想を練ったということでした。
また、「夕日」の詩は当初、「きんきんきらきら」だったそうですが、当時小学2年生の長女に「『きんきんきらきら』は朝日で、夕日は『ぎんぎんぎらぎら』でしょう」と言われて変更されたとのこと。
こういうエピソード、あたたかくていいですね!
【歌詞引用】
1.
ぎんぎんぎらぎら
夕日が沈む
ぎんぎんぎらぎら
日が沈む
まっかっかっか
空の雲
みんなのお顔も
まっかっか
ぎんぎんぎらぎら
日が沈む
2.
ぎんぎんぎらぎら
夕日が沈む
ぎんぎんぎらぎら
日が沈む
カラスよ お日を追っかけて
真っ赤に染まって
舞って来い
ぎんぎんぎらぎら
日が沈む
◎葛原 しげるサン
1886-1961、広島県生まれ。
日本の童謡詩人、童謡作詞家、童話作家、教育者。
◎室崎 琴月(むろざき きんげつ)サン
1891-1977、富山県生まれ。
日本の作曲家。