おはようございます!
昨晩、とある締め切り迫る宿題をしていて、終わらなきゃ寝られない!!!と思っていたのに、気づいたら座ったまま寝てて、ソファに10分!と思ったら朝になってて、あ…😱ってなりました。ハハハ😅
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ということで、急ぎ童謡唱歌アップしておきます!
3日間の『遠足』シリーズ、ラスト!
きっかけ→幼児のうた150曲選で「遠足」という曲あり。
どんな曲?とYouTubeで検索したら、あれ?違う曲…。
楽譜を探そうと「遠足 楽譜」と検索したら、これまた違う『遠足』が登場。
1回目が"えほん唱歌の『遠足』"
2回目が"新訂尋常小学唱歌の『遠足』"
ラストの本日は、"ウタノホン(上)『遠足』"です。
9月11日。
スティールパンで童謡唱歌(254)
『遠足』ウタノホン(上)
作詞:林柳波
作曲:弘田龍太郎
ウタノホン(上巻の表記)およびうたのほん(下巻の表記)は、1941年に文部省が発行した国民学校初等科1、2年生用の芸能科音楽の教科書だそうです。
小学校から国民学校へまた唱歌から音楽への移行にともなって編集されたとのこと。
従来の文部省著作教科書と検定教科書の並立から国定教科書一本となったものだそうです。
上(1年生)、下(2年生)の全2冊で、編集委員は、
◎作曲関係に
小松耕輔サン、松島つねサン、井上武士サン、橋本國彦サン、城多又兵衛サン、下総皖一サン。
◎作詞関係に、林柳波サン、小林愛雄サン。
…だったそうです。
編集関係以外の作者の欄に、弘田龍太郎サンや中山晋平サンのお名前がありました!
★今まで知らなかったけど、今年、童謡唱歌を毎日やっていて、知ってる名前が多くなったなぁーって、↑これを見て思いました。
◎先に編集された『新訂尋常小学唱歌』からは大きな変更点があったということです。
①明治以来あまり変更がなかった収録曲が一部の曲を除いて新作にかえられた。
②再録曲についても「日の丸の旗」が「ヒノマル」に改題されたり歌詞や曲が改変された。
③ト長調・ヘ長調の曲は派生音の出ないものが選ばれている。
(※派生音とは、♯、♭などの変化記号がついた音のこと)
④カラー印刷の挿絵がついた。
⑤和音の練習題も巻末についている。
⑥楽譜では調号が省かれ、拍子記号も分母の記号が省かれている。
⑦児童用のほかに個々の教材の解説や指導の手引き、伴奏譜などを載せた教師用も刊行された。
◎しかし、その後…
1944年度からは物資の欠乏のためカラー印刷は中止とり、1945年の敗戦にともない、一部の曲が削除されて墨塗り教科書となったということでした。
翌年、暫定教科書が発行されて1947年まで発行されたそうです。
★…なんだか、ふと選んだ曲だったけれど、以前小学校で非常勤講師として音楽を教えていたので、音楽教育の歴史?を学んだような感じがしました。
深く調べてはいないけれど、なるほどな〜…と。
◎今回の『遠足』の曲の流れ的にまとめると、えほん唱歌→新訂尋常小学唱歌→ウタノホン…という流れでした。
…もう少し調べたくなってしまったー!!!笑。
【歌詞】
そらはあおぞら よいてんき
みんなげんきに あるきましょう
きょうはえんそく うれしいな
かぜはそよかぜ よいきもち
みんなげんきに うたいましょう
きょうはえんそく たのしいな
(調べていたYouTubeで若干歌詞が違う現象が起きました…が…?本当のところは?ハテ?)