Steel Pan 珠(たまき)

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もう9月10日〜!Σ(・□・;)

2023-09-10 07:40:00 | スティールパンで童謡唱歌
おはようございますっ!!!
ねむいねむい。
でも、朝が涼しくてなって幸せ🎶

金曜日からスティールパン漬けの日々を送っております❣️
"仕事"として毎日スティールパンがいいなぁ…🥺
それを目指すっ!!!!!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ




さて、本日の曲も『遠足』!
これはご存知でしょうか?


前回から3日間、『遠足』シリーズです。

きっかけは、幼児のうた150曲選で「遠足」という曲。
その後、どんな曲?とYouTubeで検索したら、あれ?違う曲…。
また、「遠足 楽譜」と検索したら、これまた違う『遠足』が登場。

前回の"えほん唱歌の『遠足』"の次、
新訂尋常小学唱歌の『遠足』です。
この曲が3曲の中では1番有名?なのかな?という感じがしました。

9月10日。
スティールパンで童謡唱歌(253)
『遠足』
作詞:佐野保太郎
作曲:信時潔


新訂尋常小学唱歌(6学年)
1933年(昭和8年)の曲です。
前回の「えほん唱歌」は、1931〜1933年(昭和6年〜8年)だったので、今回の『遠足』3日間(3曲目)のうちの2曲目です!

さて。まず。
◎新訂尋常小学唱歌(しんていじんじょうしょうがくしょうか)は、1932年に文部省が発行した唱歌の教科書です。

第一学年用から第六学年用まで全6冊で1冊の収録曲は27曲、全162曲あったそうです。

1910年代に発行された『尋常小学唱歌』の中から評判の悪い曲を削り、「ラヂオ」(ラジオ)、「動物園」など社会の進展に合わせた曲を追加したとのこと。

一部には軍国主義、超国家主義の時流に合わせたと言われていますが、変更内容を見る限りその色彩は薄いのだそう。

新しい曲の作詞は井上赳サン、作曲は信時潔サンなどが担当したそうです。
新しく作曲された曲は『尋常小学唱歌』の頃とは異なって、合議制ではなく、個々の作者がそれぞれ別々の曲をつくったということでした。

全体的に部分的な改訂でしたが、伴奏譜付きの教材が初めて出版されたのは画期的だったんですって。

【歌詞】
1.
鳴くやひばりの 声うららかに
かげろうもえて 野は晴れわたる
いざや 我が友 うち連れ行かん
今日はうれしき 遠足の日よ

2.
右に見ゆるは 名高き御寺(みてら)
左に遠く かすむは古城
春は絵のごと 我等をめぐる
今日はたのしき 遠足の日よ

3.
たどりつきたる 峠の上に
菜の花におう里 見下(おろ)して
笑いさざめく ひるげのむしろ
今日はうれしき 遠足の日よ

4.
風は音なく やなぎをわたり
船は静かに 我等をのせて
行くは何処(いずこ)ぞ 桃さく村へ
今日はたのしき 遠足の日



◎佐野保太郎(さの やすたろう)サン
1887-1949、兵庫県生まれ。
国文学者。
東京帝国大学を卒業後、文部省に勤務。


◎信時潔(のぶとき きよし)サン
1887-1965、大阪府生まれ。
作曲家。
大伴家持の古歌をもちいた「海ゆかば」が有名…だそうですが…し…知らない…(後で調べます)
コメント
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