「「ペットに風邪はうつるか？」
風邪がはやっていますね。犬や猫にも人間と同様の風邪があります。犬の場合はケンネルコフ（伝染性気管支炎）、猫の場合は猫風邪（上部気道感染症ー猫鼻気管炎クアミジア・フエリス）のような病気で、どちらもウイルスや細菌によるもので、抵抗力や体力のない子犬や子猫多い病気です
犬の場合は咳や発熱などの症状が主で、ひどい場合には食欲や元気がなくなります。高熱や膿(うみ)のような鼻汁を出す事、肺炎をを起こして死に至る事もあります。不衛生な飼育環境や集団で飼育している場合などは感染する危険が高くなります。空気が乾燥していると感染しやすくなるために、これからの季節は注意が必要です。
猫の場合はくしゃみ、鼻水、発熱など典型的な風邪の症状に加え、目やに、涙、口内炎などを起こす事もあります。野良猫で目やにが多い子がいますが、それは猫風邪に感染しているのでしょう。一度感染すると回復してもウイルスが体内に潜伏するために、体調が悪かったらり、免疫力が落ちてきたりすると再発することもあります。出来るだけ早急に適切な治療をすることが重要です。
人間から犬や猫に感染する細菌やウイルスはほとんどありません。ですから犬同士、猫同士の感染に気をつければいいのですがフエレットは人のインフルエンザに感染する事も有ります。フエレットの飼い主はインフルエンザに特に注意した方がいいでしょう．（アニコム損保 獣医師 井上舞さん）
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