小さいお子さんのレッスンでは、予定していた内容がレッスンができないことがあります。
私の力量の無さもあるのでしょうが、しょっちゅうです。
さて、3才の女の子のプレピアノ。
レッスン前にいろいろと気持ちが揺れ動くことがあったのか、なかなかレッスンに乗れません。
じーっと座って、
ずーっと黙って、
きっと心の中は自分で折り合いがつけられない気持ちでぐちゃぐちゃなんだろうな・・・
と、私もずーっと様子を見ます。
「やってみよう」と誘いかけては、断られ、
「先生がするから見てて」と言っては、こっちを見てくれず。
さて・・どないしようかな・・
と、たまたまあった絵本でひらめいた。
これまた、たまたまあった色紙を敷いて、鉛筆で枠を型どり
色を塗って
と、いうのを生徒ちゃんにしてほしかったのですが、反応がない・・・。
はさみで切って、スケッチブックに糊つけ。
でも生徒ちゃんは黙ったまま、座ったまま。
「くじらだね~ 波を描いちゃおうかな~」
と、色鉛筆で波描きながら、ひらめいた!
『ここに色シールを貼って、楽譜にしちゃおう』
ウチのプレピアノレッスンでは左手はドは赤、レは黄色、と色のシールで表しています。
波を描きながら
『波の長さを変えて、フレーズの長さも変えようかな・・・いやいや、そんな思惑を考えてはいけない』
子どもって、こちらが「何かをさせよう」と意識下に思うだけで、すぐに感じ取るものなのです。
無心に波を描いて
「あぶくを貼ろうかな」と波の線上に色シールを貼る。
生徒ちゃんも少し興味が出てきました。
やっとこさ色シールを手に取り、長い時間かかって一つ貼れました。
「あ~、あぶくだね」と褒めずに、さらりと流す。
生徒ちゃんに聞く。「もう一つ、貼る?」
調子にのった生徒ちゃん、次々にシールを貼ります。
最後には自分で波を描いて、たくさんのシールを貼ってくれました。
私はよっこらせと、カラーのミュージックベルを出してくる。
「このあぶく、水色だね。(と、ベルを鳴らす)」
次のあぶくを指差し、「これ、同じ色のベルどれ?」と聞くと、生徒ちゃん、嬉しそうにベルを鳴らす。
「ああ、いいね。じゃあ次のあぶくは?」
と、ベルで「波の楽譜」を奏でていきます。
一通り、鳴らし終えたら次はキーボード。
海の中っぽい音を探し、同じように色の音符を弾いていきます。
生徒ちゃん、すごい集中力で長いフレーズも弾きました。
これが、実際に作った「波の楽譜」です。
私の力量の無さもあるのでしょうが、しょっちゅうです。
さて、3才の女の子のプレピアノ。
レッスン前にいろいろと気持ちが揺れ動くことがあったのか、なかなかレッスンに乗れません。
じーっと座って、
ずーっと黙って、
きっと心の中は自分で折り合いがつけられない気持ちでぐちゃぐちゃなんだろうな・・・
と、私もずーっと様子を見ます。
「やってみよう」と誘いかけては、断られ、
「先生がするから見てて」と言っては、こっちを見てくれず。
さて・・どないしようかな・・
と、たまたまあった絵本でひらめいた。
これまた、たまたまあった色紙を敷いて、鉛筆で枠を型どり
色を塗って
と、いうのを生徒ちゃんにしてほしかったのですが、反応がない・・・。
はさみで切って、スケッチブックに糊つけ。
でも生徒ちゃんは黙ったまま、座ったまま。
「くじらだね~ 波を描いちゃおうかな~」
と、色鉛筆で波描きながら、ひらめいた!
『ここに色シールを貼って、楽譜にしちゃおう』
ウチのプレピアノレッスンでは左手はドは赤、レは黄色、と色のシールで表しています。
波を描きながら
『波の長さを変えて、フレーズの長さも変えようかな・・・いやいや、そんな思惑を考えてはいけない』
子どもって、こちらが「何かをさせよう」と意識下に思うだけで、すぐに感じ取るものなのです。
無心に波を描いて
「あぶくを貼ろうかな」と波の線上に色シールを貼る。
生徒ちゃんも少し興味が出てきました。
やっとこさ色シールを手に取り、長い時間かかって一つ貼れました。
「あ~、あぶくだね」と褒めずに、さらりと流す。
生徒ちゃんに聞く。「もう一つ、貼る?」
調子にのった生徒ちゃん、次々にシールを貼ります。
最後には自分で波を描いて、たくさんのシールを貼ってくれました。
私はよっこらせと、カラーのミュージックベルを出してくる。
「このあぶく、水色だね。(と、ベルを鳴らす)」
次のあぶくを指差し、「これ、同じ色のベルどれ?」と聞くと、生徒ちゃん、嬉しそうにベルを鳴らす。
「ああ、いいね。じゃあ次のあぶくは?」
と、ベルで「波の楽譜」を奏でていきます。
一通り、鳴らし終えたら次はキーボード。
海の中っぽい音を探し、同じように色の音符を弾いていきます。
生徒ちゃん、すごい集中力で長いフレーズも弾きました。
これが、実際に作った「波の楽譜」です。