乙姫の気まぐれ日記

アメリカのおせち

座談会

2010年01月17日 09時28分00秒 | 日記
今日は日本人コミュニテイの新年座談会に浦島殿と出席した。

この近郊には色々な名目で沢山の日本人ソサイテイがあり、あらゆる部門の教室がバランテアで開かれている。
年会費$30.00、夫婦だと$50.00。
普通は余り出席しないのだが退屈なので行ってみる。

出席者は殆どリタイヤ族、若い方がお世話役で一生懸命だ。

一人ひとりの自己紹介、新年のホープ、
心に残った事、日々の在り方、何でも良しである。
なんだかみなさんリタイヤだけに新年のホープどころか活気が無く、病気のお話、薬の事、昔の苦労話とで輝きが足りない。

中にはご主人は京都大学の教授で奥様は何かの博士と言って居たが何の博士だったのか聞き取れなかった。数学の博士と言う方も居た。でも、そんな面影は微塵だに感じれれないほど寂しそうな老人に見えた。

赤ちゃんは生まれた時には学歴も、地位も、肩書きも一切無く一様に只の赤ちゃんである。
そして今日の会合で感じた事はああ、人はどんな肩書きがあったにせよ最後は一様に只の老人、みんな同じく色褪せて行く姿を目の当たりにして寂しさを感じたのである。

生老病死避けがたい事実である。